ゴシップガール
Gossip Girl シーズン3

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第8話 グランドファーザー PARTII The Grandfather: Part II

脚本/Lenn K. Rosenfeld
監督/Mark Piznarski
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クラブを経営しようとしていたチャックだが、全資産をはたいて
ホテル自体を購入。一方トリップはクーガー議員の辞めた後の

議席を巡って選挙戦に出馬。妻のモリーンは、そんな夫をサポー
トする。ネイトはトリップを勝たせるためにカーターを犠牲に
した事を知りセリーナから呆れられる。セリーナはK.Cから
パトリックの恋人役としてこれからもマスコミの前で話題作り
をさせられる事になる。


パトリックの元にマイケル・マン監督の政治スリラーの脚本の
話が舞い込む。K.Cはこの役をパトリックにさせたいと考える。
現在主役候補として挙がっているのは、パトリック以外に
Ryan Phillippeが居たが、付き合っていたReese Witherspoon
映画「Rendition」で共演したJake Gyllenhaalと付き合った事
で府抜けた状況に有った。この役を掴むためにも、K.Cはセリーナ
に対して、ヴァンダービルド家の政治パーティーに出席して、
パトリックが議員と一緒に写真に写る姿を取ってこいと命令
される。現在ネイトとは関係が上手く行っていないと告げるが、
K.Cはセリーナを雇っている目的の一つは人脈の広さを買っての
事だと言われる。

ダンはオリビアと一晩を過ごしていた。
オリビアは昨夜、Jimmy Fallonのトークショウに出演しており
それをみたいとダンは語る。しかし
オリビアはそのトークショウ
でダンを傷つける発言をしていた
為に、何とかしてそれを目に
触れさせないようにしたかった。オリビアは後でK.Cからダビン
グしたテープを渡すよう話しておくと言うが・・・ダンは
部屋から出ると、行き交う男から突然
"トイレ男様"と呼ばれる。
一体何のことなのか?と疑問に思う。

トリップの政治パーティーをチャックのホテルで行う事になる。
チャックは最新の設備を取りそろえて改装しており、ネイトに
もその機能を披露する。バネッサはトリップに頼んで、選挙戦
の密着ドキュメンタリーを撮影させてもらっていた。
トリップはマイク・サリヴァン候補と得票を競い合うが、現時点
ではトリップには不利な状況だった。バックリー陣営がが汚い
手を使っていることは明らかだが、セリーナな邪魔されたとして
ネイトはウィリアムに報告するが、ウィリアムは今となっては
吉報を待つしかないと告げる。

セリーナはオリビアの元に、昨晩のトークショウのVTRを届ける。
しかしオリビアは何とかダンを孤立させてメディアから遠ざけ
なければならないと考えていた。
セリーナはオリビアにパトリックの件を語る。
パトリックは誰も見ないような、Gus Van Santの映画に出て
以降おかしくなっているという。今は何とか軌道を修正すべく
事務所側でも台本を選別していることを語る。

セリーナはその帰りにブレアと偶然出会う。
ブレアはセリーナに裏切られたことで、あんたは友達よりも
仕事が大事なんでしょと告げる。セリーナは今ならばブレアの
した事を水に流してもいいと告げるが、自分は今からチャック
と会うという。選挙パーティーに出席するが、セリーナの名前
が無いのはネイトに嫌われているからなのか?と嫌みを告げる。
しかしブレアは親友を失ったことで、新たな友人が欲しいと
考えていた。

セリーナは何とか政治パーティーに出席するためにネイトに
電話してリストに入れてもらおうとするが電話は通じなかった。

一方ネイトはトリップに対して現在サリヴァンと接戦している
のであれば、お爺ちゃんの力を借りないか?と告げる。しかし
トリップは汚い手は使いたくないと告げる。
そんな中、トリップたちの前に流れる
ハドソン川に一人の青年
が溺れているのを目にする。トリップは迷わず川に飛び込んで
男を救出すると、その件が
ニューヨークONEの昼のニュースで
取り上げられる。選挙の締め切りまで10時間、夜のニュース
に出演出来れば勝利は確定するとして、どうやらツキが回って
来たとヴァンダービルト家はほくそ笑むが・・・

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■裏切りの連鎖が激しくなってきた

流石に大人の世界なのか、なんだかやり方も規模も徐々に
エグさを感じる作りになってきた。それと共にこのドラマとして
の面白さが徐々に浮上してくる。シーズン3になって終わりかな
と思ったけど、ここに来てまたどの流れも例外なく裏切り
に発展するので楽しくなってきた。

■ヴァンダービルト家の事情

選挙戦に出馬したトリップ。
ネイトがあれほど嫌がっていた選挙に力を入れ込んでいるのも
唯一ヴァンダードルト家では、トリップが信用出来ると思って
いる人物だからなのか。

票集めのためにトリップに見せ場を用意。
溺れているという状況を意図的に作りトリップに救出させること
で、一気に形勢を逆転させる。
祖父による仕業なのかと思わせたが、実際には何と妻がこの
一件を仕掛けた様子。

しかもそれだけに留まらずに、祖父にくってかかる辺りが凄い。
ネイトがダークサイドに落ちたのかと思ったけど、実際には
ネイトは何処までその流れを把握しているんだろうね。

■ブレアvsセリーナ

互いにつぶし合っている所がとても悲しい。
ただブレアvsセリーナの構図は、このドラマに於ける原点の
ようなものだと思う。結局親友で有りライバルである二人が
仲良くするには、どちらかが身を引かねばならない場面が色んな
所で出てきてしまう。

今回も実際には互いにかばい合っている部分が有ったけど、
結果的には信用出来ないと考えて、相手に敵意をむき出しにする
一面が有った。

■ダンとオリビア

オリビアの事情をリリーやジェニーは知っていて今回サポート
していたのだろうか。
オリビアもすっかりハンフリー家の一員かと思わせたけど、
ハンフリー家を演じているのは、ダンとルーファスだけっぽい。
特に天然のルーファスはなんとも笑える。

ダンはオリビアの行きすぎた発言に怒っているのかと思ったけど
実際には器の大きさを見せた。セリーナと付き合っている時
にその器の大きさを見せろと小一時間だったけど、元彼が
偽彼がとややこしい関係について言及しているダンが珍しく
憎めない所が有った。

■チャックは上から戦況を眺める?

今のチャックにはホテル経営が上手く行くのを頑張るのみ。
選挙戦やらスキャンダルに乗じて人が集まるのが一番だけど
その最中でもブレアやセリーナの事を気に掛けている所が
良い感じだね。チャックはもう達観したポジションに居る事が
多くなってしまったね。社会人として経営者として、随分と
成長してしまった。

■セリーナの嫉妬?

ブレアがセリーナの件で指摘するまで分からなかった。
今までブレアが知っているセリーナはNO.1だったが、今では
ブレアと違い目標も失っているセリーナが迷走している事が
伺える。ただブレアもセリーナに誇れるような状況ではない
と思うんだよね。

■パトリックが痛すぎる

パーティー会場で泥酔して植木でおしっこしている辺り、パトリック
は相当病んでいるなと思わせた。ハリウッドウィークの
Paula Abdul以上だというブレア。先週見たシークレット・
アイドル ハンナ・モンタナ
16話「禁じられたゾンビの恋
の中でもPaula Abdulネタを語っていたのを聞いたばかりだぞ。

■パトリックはリービングラスベガスのリメイク作品へ

「リービング・ラスベガス」はニコラス・ケイジ演じた
アルコール依存症の男性と、エリザベス・シュー演じた娼婦
の物語。ニコラス・ケイジがアカデミー主演男優賞を受賞
した作品であり、原作者自身がアルコール依存症で、映画化
決定と同時に自殺したという壮絶なもの。
この映画で、エリザベス・シュー役をマイリー・スチュワート
が演じるとか言っていたな。アルコール中毒のパトリックに
はピッタリの役柄なのか?

■セリーナの反撃

ブレアがケーキを食べたいと言った直後にケーキに顔を突っ込
ませる辺り、コントとしか思えない物が有ったぞ。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

ウィリアム (James Naughton) ネイトの祖父
スコット・ロッソン (Chris Riggi) リリーとルーファスの子
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) 弁護士、エレノアの妻
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの父を見つける?
ブリー・バックリー (JoAnna Garcia) ジェド上院議員の娘
ジョージーナ・スパークス (Michelle Trachtenberg) ブレアライバル
ドロータ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの家政婦

オリビア・バーク (Hilary Duff) 女優、NYU
カルメン・フォーティア (Valentina de Angelis) コンスタンス
キム・ゴードン (Kim Gordon)
セレステ (Sarah Marable) コンスタンス・黒人
ジェーン (Meg McCrossen) コンスタンス
K.C.カニンガム (Deanna Russo) 広報

アマリア (Benita Robledo) ブレアの元右腕
ソフィー (Sonya Harum) ブレアの新しい右腕

ジョナサン・ホイットニー (Matt Doyle) ゲイ、エリックの友人
パトリック・ロジャーズ (Simon Miller) 俳優、元オリビアと恋人
モーリーン・ヴァンダーベルト (Holley Fain) トリップの妻
トリップ・ヴァンダーベルト (Aaron Tveit) 政治家へ
ブランダイス (Bree Williamson) 売春婦
--- (Chip Brooks) Strategist
本人 (Jimmy Fallon) トークショウの司会
--- (Christopher Durham) Congressman Wade
キャロライン・ロウ (Amber Bela Muse) TV"ニューヨークONE"
--- (Guy Olivieri) Ballroom Reporter
--- (Kamahl Naiqui) Student
--- (Annika Pergament) Newscaster
--- (Eugene Osborne Smith) Older Man Bystandar
--- (Evans Forlidas) Parent
--- (Scott Friend) K.C.'s Assistant
--- (Kate Gorney) Bleecker Inn Barista
--- (Maura Ruth Hashman) Campaign Party Girl
--- (David Kneeream)
--- (Jacob Salas) Interviewee
--- (Kristen Schiano) Political Guest

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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