ゴシップガール
Gossip Girl シーズン3

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第14話 レディ・バニッシュ The Lady Vanished

脚本/Amanda Lasher、Robert Hull
監督/Andrew McCarthy
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早朝、ジェニーの元にダミアンがやってくる。
ジェニーは正式なデートを申し込みに来たのかと考えるが、
ダミアンはDVDを手にしていた。折角の週末なのだから何処か
に遊びに行こうというジェニーだが、DVDの中には多数のドラ
ッグが入っており、
パーティーをはしごしてブツを届けよう
告げる。それまではDVDを預かって置いて欲しいという。
ジェニーはガッカリするも、現在両親がケンカ中なので、干渉
されないので大丈夫だという。そんな中、ダミアンの元には
父親から電話がなる。ダミアンは先約があるので行けないと
父親に断る。相手は恋人なのかを問われ、
ダミアンはジェニー
の事をただの友達
だと語る。

ネイトとセリーナは一晩を共に過ごした後、一緒に朝食を取ろ
うとする。しかし朝食の際にも二人は盛り上がり、食事を取り
ながらイチャつき食べ物を口で受け渡ししあう。隣の部屋で
過ごしているブレアとチャックからも愛し合う大きな声が聞こ
えると、セリーナはブレアの事を相変わらず負けず嫌いだと
語る。しかしネイトの元にはチャックから電話が鳴る。
チャックは現在打ち合わせ中だと語り、携帯を部屋に忘れて
来たのでブレアに見られないようにしてくれという。
チャックは
アルゴンキンホテルに来ていて、母親であろう人物
エリザベス・フィッシャーが部屋から出かけるのを見計らい、
金で従業員を買収してルームキーを受け取るのだった。

セリーナはブレアの部屋に訪れる。
ブレアは
"チャック良いわ〜"と大声で張り上げるも、実際には
ベッドに一人で寝そべりヴィトンの新作カタログを見ていた
だけだった。セリーナはブレアと共にベッドに入ると、彼女
に何が有ったのか話してと語る。ブレアは最近チャックと繋が
っていないのだと告げ、性的なモノではなく精神的にも距離が
有る事を語る。チャックが私を避けているとし、いつもならば
放って置けば済むことだけど、先週にある事が有ったので、
多分その事を気にしているのだろうという。私には何でも話して
欲しいのにチャックは一人で行動を起こしていることを不満に
感じていた。

ダンはバネッサと全く連絡が取れない為に、彼女の居る学生寮
へといく。するとバネッサの近くに住むメリッサから、
サウス
ビーチパーティー
があるので行かないか?と誘われる。ダンは
断りバネッサの部屋に行く。バネッサはばつの悪そうな顔を
すると、ダンは病院で好きだと言った意味は、友達としてなの
で気にしないで良いので元の関係に戻ろうと語る。しかしバネ
ッサにはとても重い事のように受け止めていた。友達として
出かけないか?と問うと、バネッサはポールとパーティーに出か
けると告げると、ダンはポールが一緒でも良いので出かけよう
と告げる。自分にも新しい恋人・メリッサを連れて行くと語る。
一時間後に待ち合わせする事に・・・ダンとバネッサは急いで
メリッサとポールに電話するのだった。

アルゴンキンホテルの903号室。
チャックは買収して受け取ったルームキーで、エリザベスの部屋
に入り、彼女の持ち物を調べていく。そこでチャックは改めて
彼女が自分の母親であるものを見つける。

ネイトはセリーナとブレアが居る部屋にさり気なく入っていくと
チャックから頼まれた携帯電話を密かに取りに行く。しかし
ブレアはその違和感有る行動に対して、ネイトを問い詰める。
セリーナは先ほどの電話でチャックから頼まれたのか?と問う
とネイトは仕方なくそれを認め、ブレアにチャックの携帯電話
を手渡す。ブレアは携帯電話の着信履歴を見ると、見た事の
無い電話番号からここ最近何度か通話している事が分かる。
そして留守電に伝言が入っている事を知るが、チャックとの関係
を壊したくなくて、その内容を聞くかどうかで迷うのだった。

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■ダンとバネッサの関係

なんか凄く面倒な感じだけど、積極的な一面も有れば本命相手
には臆する姿も有ったりして、なかなか面倒くさい展開になっ
ている。探り探り互いに近づく。思わずキスしてしまった時には
モヒートのせいだと誤魔化したりするも、最終的にはやはり
二人は関係を持っていく。
ダンとバネッサもこういう関係になれば二人の事だから、卒業
してすぐに結婚しかねないと考えている様で、早まった関係
に少々警戒心を現している感じ。

しかし大学生活を満喫しているようで、パーティーとか嫌い
だった二人もいつの間にか当たり前のように出席している
感じ。こういうラフな学生パーティーならば良いのかな。
それより学生寮でみんな水着になっていたけど、何処でパーテ
ィーしていたのだろうか?

■ジェニーとダミアン

ジェニーがだんだんとダークサイドに落ちていく様子が描かれ
る。今までは高校の枠内で嫌な性格を振りまいていた感じだけ
ど、既にそんな枠を超えて、立派な犯罪者に成り下がっている
感じがする。
驚くのがルーファスがジェニーにかける言葉もまたドキツイ
ものが有り、お前を見ているともう自分の娘とは見えないと
言われてしまう。
ジェニーの中にある不満は一体何なのか。

■セリーナとブレア

相変わらず二人は仲良くしながらも張り合っている様で、
ブレアが大声をあげてチャックとの仲を見せつけようとする
辺りが笑えた。でもシーズン3に入り、ブレアが一番マトモに
見えて来るから不思議で、一番可愛く見える。

ブレアもチャックにとって一番どうすることが良いのかを
考えて、行動を起こさず見守ることが大事だと考えるも、父親
を求めているセリーナとしては、逆にここで母親を手放しては
ダメだと考えている様子。

■リリーとルーファス

この二人も長年求め合っていたのに、崩れるとなると一瞬だね。
こうも簡単にくっついたり別れたりしていると、バネッサが
ダンとの関係に臆する姿がある意味良く分かる。
リリーもシシーが死にそうで不安だったとはいえ、なんで
ルーファスを頼らずに元夫にすがってしまったのだろうね。

■親は子供を、子供は親を求めるモノ

しかしその構図は必ずもしも当てはまらない事が有るという。
セリーナの派手なスキャンダルの影には、別れてしまった父親
に対して自分の居場所を知らせる為のアクションだった。
しかし実際にはセリーナの存在を認知しつつも、意図的に連絡
を取ってこず、リリーには手紙で連絡を取り合っていたという
ことで、相当ショックを受けていた。
チャックの母親から事実を聞かされ、必ずしも親は子供に対して
無条件の愛情を持っているものではない事を知る。

■チャックと母・エリザベス

エリザベスの近づいた意図はちょっと怪しい。
チャックは金の為に近づいたのではないか?と疑い、巨額の
小切手を切ることになる。当然金目的で近づいたのではないか
と疑った為の行動で、内心では受け取らないで欲しいと考えた
様だ。一度は受けるも結局は彼に返してきたことで信頼を寄せ
るも、やっぱりバス産業の金を目当てに近づいている様な気が
する。

話によるとチャックを19歳の時に産み、その時は親の覚悟も
なく、そしてバートの事を全く愛していなかったという事情も
有ってチャックを養子に出そうと自分の方から言ったようで、
バートの方がチャックに対する愛情が有った事が分かる。

■リリーのクスリ

ジェニーは家出してダミアンの元に。
クスリは全て捨てられてしまったので、ジェニーはリリー
ご愛用のオピオイド性の鎮痛剤・オキシコドンを大量に
くすねてきた。アメリカのドラマを見ているとオキシコドン
はよく出てくるね。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

ウィリアム (James Naughton) ネイトの祖父
スコット・ロッソン (Chris Riggi) リリーとルーファスの子
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) 弁護士、エレノアの妻
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの父を見つける?
ジョージーナ・スパークス (Michelle Trachtenberg) ブレアライ
バル
ドロータ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの家政婦

オリビア・バーク (Hilary Duff) 女優、NYU
カルメン・フォーティア (Valentina de Angelis) コンスタンス
キム・ゴードン (Kim Gordon)
セレステ (Sarah Marable) コンスタンス・黒人
ジェーン (Meg McCrossen) コンスタンス

アマリア (Benita Robledo) ブレアの元右腕
ソフィー (Sonya Harum) ブレアの新しい右腕

ジョナサン・ホイットニー (Matt Doyle) ゲイ、エリックの友人
モーリーン・ヴァンダーベルト (Holley Fain) トリップの妻
トリップ・ヴァンダーベルト (Aaron Tveit) 政治家へ

ポール・ホフマン (Erich Bergen) 演劇部
セリア・ローデス (Caroline Lagerfelt) "シシー"、リリー祖母
ガブリエラ・エイブラムズ (Gina Torres) バネッサの母
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン

エリザベス・フィッシャー (Laura Harring) チャックの母
キラ・アバーナシー (Sarah Steele) エリックの友達
ダミアン・ダールガード (Kevin Zegers) 麻薬販売、ジェニーと。
カルメン・フォルティエ (Valentina de Angelis) ジェニー取巻き
ジェーン・トラップ (Meg McCrossen) ジェニーの取巻き
ホランド・キンブル (Sherri Saum) アパート住民、24階に住む
ポール・ホフマン (Erich Bergen) 演劇部、バネッサと
メリッサ (Carrie MacLemore) 学生、ダンがデートに誘う。
--- (Courtney Cooper) Bikini Model / Young Socialite
--- (Jeremy Frutkin) Beach Party Goer
--- (James Schram) Algonquin Concierge

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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