ゴシップガール
Gossip Girl シーズン3

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第19話 ヴァンダーウッドセンの異常な愛情 Dr. Estrangeloved

脚本/Robert Hull
監督/Darnell Martin
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アッパーイーストでは、新しい日に新しい始まりが有るとは
限らない。でも新しい驚きが起こることはある。

ネイトの
ジェニーは一晩をネイトの部屋で過ごすこととなる。
ジェニーの情報でセリーナはカーターと行動を共にし、昨日も
突然ネイトの前から居なくなったのを知り、少なからず不信感
を感じていた。ジェニーと夜を過ごす内にすっかり遅くなり
泊めた格好だが、ネイトはソファーで一晩を過ごす。今日は
ジェニーと出かける予定だったが、セリーナから今帰宅したと
の連絡を受け、ネイトはジェニーとの約束をキャンセルして
直接逢って話すという。ジェニーは向こうがまた電話すると
言っているのだから、行かなくても良いのではないか?と告げ
ネイトに名残惜しい気持ちを露わにする。
その頃セリーナはリリーと一緒にリムジンでアッパーイースト
サイドに向かっていた。
リリーは嘘をついていた本当の理由を
話すことが出来るか自分自身の勇気の無さを嘆く
。セリーナは
母親の手を取り、大丈夫だと安心させるが、ルーファスとリリー
とセリーナの父であるウィルとは、昔から常に三角関係に有り
ルーファスは彼の事を嫌っていたのである。

ブレアの元にドロータがやってくる。
ブレアはドロータがこそこそと様子伺いしているのを知りつつ
も、
妊娠8ヶ月のドロータが気づかれずに行動を取るなど不可能
だった。ブレアはドロータに対して
ブランチ・パーティー
開く事を告げ、ケータリングの準備をするよう告げる。独身
男性一ダースを招待したのだが、全てはチャックとの関係を絶つ
為の行動だった。ドロータはホントにこんなパーティーをして
も良い物か?と問い、
一緒に公園のアヒルに餌を与えに行かない
か?
と誘われる。しかしこのパーティーは正式にチャックと別れ
た事を公言するために行うものであり、チャックの事を引きず
っていないという事を証明するためのものだと告げる。
ブレアはチャックとの思い出の"ガラクタ箱"を捨てておくよう
ドロータに告げる。

ルーファスはリリーの家にやってくると、なんとそこに居た
のは元リリーの夫であり、医師をしているウィルの姿だった。
リリーに会いに来たという彼に対して、お前は招かれざる客
である事を告げ、夏のことは知っているが家族も十分に傷ついた
事を語る。それを聞くとウィルはリリーからは何も聞いていない
のか?と問い、話し合うことが山ほど有るので来たのだという。

チャックは二人の女性と帰宅する中で、ジェニーと顔を合わせ
る。チャックはジェニーを見るとネイトとはどうした?と問い、
セリーナとカーターが消えていこう、お前の目はネイトの
靴を見るだけで興奮していただろうという。一晩一緒に過ごし
たけれど、ネイトの事だから何も誤解される行動は起こしてい
ないと思うが、今が一番お前にとってチャンスだと言われる。
セリーナが戻って来てもチャンスとは一体どういう事なのか?
と問うと、セリーナがそんなネイトから裏切られたと知れば
すぐにネイトをお前に放りつけるだろうとし、疑惑の材料を
仕込めば良いだけだ告げる。それを聞いたジェニーは急いで
ネイトの部屋に行き、ネイトのシャツを持ってくる。

ルーファスはウィルと会話する中で、リリーはセリーナと共に
帰宅する。リリーはどうしてウィリアムがココに居来るのか?
と驚く。ルーファスは寧ろリリーに理由を尋ねると、リリー
は正直に答える。実は
今までシシーが病気で看護していたと
するが、実際には自分が病気だった
ということを。ずっと
治療してもらっていた事を告げ、その為にウィルはセリーナと
も逢えなかったのだと告げる。今回は半年後の治療の検査を
していたのだとつげ、再発していない事を祈っているという。
リリーは癌の件はここだけの話にしてとみんなに告げる。
ルーファスはウィルに対して、ここは家族だけにして欲しいと
告げ彼を家から追い出すのだった。
ウィルは出て行く際に、セリーナに対して出来ればエリック
と一緒に話し合いたい事を告げるが、現在エリックは
ディベート
チーム
の合宿で居ないという。ウィルは現在
シックスティトン
プソンホテル
に泊まっている事を告げ、一緒に出かけないか?
と誘う。

ダンはバネッサと一緒に居る中で、ダンの元に
芸術学部・脚本
家コースからの落選通知を受ける
。学内からの入部枠は一人
だけだったので仕方が無いという。バネッサは言いづらそうに
して、
実は選ばれた一人とは私の事だと語る。第一志望とは
別に脚本家コースにもダメもとでシナリオを提出していた事を
告げ、学内から一人だけだと知っていたら受けなかったという。
ダンはバネッサにおめでとうと告げ、他の人が受かるのではなく
バネッサが受かったのであれば良かったと告げる。ダンは
まだ希望が有ると思っている事を告げ、今夜芸術学部のパーティ
ーがブッシュウィックで有るので出席した方が良いと語る。

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■ブレアとチャック

またしてもチキンゲームが始まるのかに思えた二人の関係。
ブレアは彼を忘れる為に別の男性を見つけようとするし、
チャックはブレアを離すまいとして影で画策する構図。
まぁ二人の争いとしては可愛い感じのエピソードだけど、
ブレアが本気でチャックと別れようとしている事を知って
チャックは受け入れられるのか。
ブレア自身は今回無理矢理男を作って新たなスタートを切ろう
としていたけど、そういう事を無理にしていくのは辞め、
チャックは自分の一部だったという事実を受け止めつつ、
自然と忘れていく流れを作っていきそうだ。

■ブレアとドロータとダン

相変わらずブレアがダンと接近する姿が有った。
ブレアが最悪の状況が訪れると必ずダンの影が有る。
有る意味では逆療法的な意味合いが有るのかも知れないね。
ブレアがダンと付き合う中で、ブレア自身の本音やら現在の
心境というのが面白い感じにバロメータとして現れている感じ
がする。

そしてブレアとドロータ。
アヒルに餌を与えに行きましょうという二人のやりとりか有る
だけで、どうしてもブレアの我が儘を許せてしまう所が有るな。
過去にもアヒルに餌を与えにいったシーンが有ったよなぁ。

■新たな刺客・ウィリアム

セリーナの父親・ウィル。
シーズン3の19話にして初登場だ。
演じているのは、William Baldwin。
ボールドウィン家は6人兄妹だそうだが、一番の出世頭の
長男・アレック・ボールドウィンだけど、
ダニエル・ボールドウィン、スティーヴン・ボールドウィン
など俳優として活躍している。因みにドラマチャック
出ているアダム・ボールドウィンとは関係ないらしい。
ダーティ・セクシー・マネーでパトリック役で出演。

■ウィリアムはお医者さん

リリーがガンである事はなんとなく想像出来たけど、まさか
そのガンもウィリアムが何らかのウソで思い込ませている様な
感じだったね。セリーナがまた傷つくネタ、そしてルーファス
が激怒するネタが仕込まれた感じだね。

■ダンとバネッサ

もうこの二人の間にもチキンゲームが始まっている感じ。
単にライバル心を持つだけならば良い関係なのに、影でこそ
こそと行動を起こしている時点で関係は終わっている感じが
する。
恋人となることで本音が言い合えなくなるという当初の懸念
がどんどん悪い方向に現れている感じだね。

■ジェニーの画策

ジェニーがしている事はすぐにバレるネタだなぁとは思うけど
ネイトとセリーナが互いにどれだけ信用し有っている関係
なのか知る機会になっているね。

好きな人を勝ち取るために汚い事を平気でする性格ブスな所が
なんとも言えない。

ネイトがアーチボルド特製のシャツを着ている所が凄いな。

■芸術学部のウィラ

シーズン3の10話12話17話と来て今回19話が彼女の最後の
登場。ダンを慕っている様で、勝手に脚本家コースの選考委員
をしている父親の元に電話してしまうけど、ダンもそれを
知りつつ、無理に止める様な事はしなかった感じだね。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (バネッサの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (チャックの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟

ウィリアム (James Naughton) ネイトの祖父
スコット・ロッソン (Chris Riggi) リリーとルーファスの子
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) 弁護士、エレノアの妻
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの父を見つける?
ジョージーナ・スパークス (Michelle Trachtenberg) ブレアライバル
ドロータ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの家政婦
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン、ドロータと結婚

セレステ (Sarah Marable) コンスタンス・黒人
ジェーン (Meg McCrossen) コンスタンス
アマリア (Benita Robledo) ブレアの元右腕
ソフィー (Sonya Harum) ブレアの新しい右腕
ジョナサン・ホイットニー (Matt Doyle) ゲイ、エリックの友人
モーリーン・ヴァンダーベルト (Holley Fain) トリップの妻
トリップ・ヴァンダーベルト (Aaron Tveit) 政治家へ
セリア・ローデス (Caroline Lagerfelt) "シシー"、リリー祖母
ガブリエラ・エイブラムズ (Gina Torres) バネッサの母
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン

エリザベス・フィッシャー (Laura Harring) チャックの母
ダミアン・ダールガード (Kevin Zegers) 麻薬販売、ジェニーと。
ジャック・バス (Desmond Harrington) チャックの親戚
エリオット・ライヒター (Luke Kleintank) エレックと出会う
ウィリアム・ヴァンダーウッドセン (William Baldwin) Sの父・医者

キャメロン (Ben Yannette) コロンビア大学生、ブレアと・・
--- (Taylor Frey) Cater-Waiter、ブレアの家にて。
ウェラ・ウェインスタイン (Megan Guinan) 芸術学部
ソニア (Aija Terauda)
アマンダ (Jolynn Carpenter) Chuck's Fling
--- (John Mitchell) Professer at Cocktail Party

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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