ゴシップガール
Gossip Girl シーズン3

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第20話 おかしなおかしなおかしなパパ It's a Dad, Dad, Dad, Dad World

脚本/Amanda Lasher
監督/Jeremiah S. Chechik
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ネイトとセリーナは危うくジェニーの策略で二人の関係が引き
離されそうになるも、それがジェニーの仕業だと判明し、仲良
く朝を迎える。セリーナは朝食は家族と共に食事がしたいとし
てネイトのアパートから出て行く。特に
セリーナは父のウィリ
アムとの関係を修復したい
と考えていた。
一方ダンとバネッサはそれとは正反対に違和感の有る朝を迎え
る。ダンが切望していた芸術学部の脚本家コースにダンではな
くバネッサが合格してしまった為だった。
チャックは朝から娼婦と過ごしていた。

ダンの荷物の中にバネッサの芸術学部の履修案内が紛れ込んで
おり、よりピリピリムードに。バネッサはここのところ互いに
避けている事を告げると、ダンは
話題にはしていけないリスト
でも作ろうかとして、
Rumsfeld's Rulesの適用の受け売りを
口にする。職業やインターンシップの事はNG、話題に出来るのは
政治やリアリティドラマくらいしかないかと呟く。バネッサ
は用事があるとして出かけようとすると、その理由を聞こうと
するが、NGリストに入っている事を聞いてダンも深くは聞こう
としなかった。

ヴァンダーウッドセン家にみんな朝食のために集まってくる。
珍しくセリーナまでもが顔を出すことに驚く。しかしチャック
がこの場に来ないことを残念がるリリーたち。しかしリリーは
ウィリアムの治療のお陰で食欲は全く落ちていないという。
そんな中、ウィリアムも食事の席にやってくる。
名目的にはリリーの診察との事だが、ルーファスには違和感が
有った。ウィリアムは今夜
国境無き医師団のパーティー
招待したいとみんなに告げ、そのパーティーで自分が表彰され
る事になっていると告げる。セリーナは真っ先にもちろん出席
する事を告げる。リリーはルーファスと一緒に出るという。
エリックは二歳の頃僕を捨てていったヤツであり父親のことは
絶対に許さないと語る。

アッパーイーストサイドもすっかり雪景色。
ブレアはネイトに電話すると、ネイトが出場するラクロスの
試合を見に行くので特等席を用意して置いてと語る。
NYU(ニューヨーク大学)を脱出したい事をネイトに吐露する。
もうすぐ寮の更新の時期だが、戦後に建てられたビルで通り
の名前が数字じゃないところに住める訳が無いとし、
ファラフ
ェル屋
が一番の売りのアパートなどもってのほかだという。
そんなブレアの元に、先日のエレノアのファッションショーで
出会った、ゾーイアマリアがブレアに声を掛ける。
二人はブレアのファンだという
コロンビア大学の学生だった。
ブレアに対して、住むところは決まったのか?と問い、良かった
らコロンビア大に編入して一緒のアパートに来ないかと告げられ
る。
フォションが近くにオープンした場所だと告げる。ブレア
はNYUの環境をそれとなく話してみると、ファラフェル屋なんて
パラリーガルの食べるものなのではないのかと酷評し、プレア
と意見が合う事を知る。ブレアに対してコロンビア大に是非
編入して欲しいと告げると、ブレアは自分の居場所がそこには
有るような気がしていた。

ウィリアムとセリーナは今まで二人が離れていたときの話を
互いに語って聞かせる。セリーナはウィリアムがパーティーで
表彰される事を賞賛。自分が寄宿舎時代にはココアの飲み比べ
で表彰されたことくらいだという。それを聞いていたジェニー
はセリーナに敵意を出して、そんな事は初耳だと告げ、セリーナ
が先生とよくお泊まりしていた事を聞いたと口にする。
セリーナはそんな事はしないと否定し、ジェニーを激しく牽制
する。そしてセリーナは自分はこの家に戻ってくる事を告げる
と、ジェニーに私の部屋から出て行くよう告げる。元々は私の
部屋だと、
ウィリアムもこのアパートの下の階に引っ越してくる
予定
だという。ただし、アパートの入居委員が承認してくれば
の話だと告げる。

ダンとルーファスは電話で会話する。
ダンはルーファスが気まずい思いをして居るであろう事を
察する中、ルーファスは先日バネッサの為に、CNNでのインター
ンの件で署名した事を告げる。
バネッサはインターンとして三ヶ月
ハイチに行くらしい
と告げる。ダンは初耳である事を告げると
バネッサとよく話し合った方が良いと言われる。

ウィリアムはエリックの元に行くと、明日のパーティーには
是非彼女でも連れて来てくれないかと声を掛ける。僕はゲイ
だから連れて行くならば彼氏のエリオットだと告げ、今更
父親ぶるなという。全て過去に父親との事は絶ちきったのだと
告げ、自殺未遂した事を語る。今ではようやく父親は必要無い
と思えたのだと語る。例え父親と認められなくても互いの事を
よく知りたいと思っている事を告げると、セリーナは父を欲し
がっているようだが僕は違うと語る。

セリーナはジェニーの荷物を部屋から出そうとする。
リリーたちはセリーナにチェックの部屋を使ったらどうかと
言うが、あんな堕落部屋はお断りだという。ルーファスに対して
セリーナは
諸悪の根源がジェニーである事にいつ気がつくのか?
と語る。

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■セリーナvsジェニー

今回の二人の争いは可愛いものが有ったかな。
父親に正直に話すことの必要性を訴えるモノで、ジェニーは
私は正直に話しているとしてセリーナを非難する。セリーナ
は過去の自分をさらけ出した後でも、父親が受け入れてくれる
か心配。いつの間にか父親との立場は逆転してしまった感じ。
ジェニーは自分に正直だとしているが、麻薬の売人をしていた
過去は当然話せずにいた。

■バネッサとダン

相変わらずライバル意識の強い二人。
同じ道を進もうとしている所も有るので、ライバル意識が出て
しまうのは仕方が無いのだろうか。
バネッサがCNNのスタッフ、インターンとしてハイチに三ヶ月
行くかどうかで葛藤が起きる。僅か三ヶ月なのにそんなに悩む
事なのか?って感じもするけどね。

■ブレアとチャック

チャックはブレアと別れて売春婦と現実逃避。
ブレアはNYUでは全く相手にされていないのか、場違いな雰囲気
が有るのか、入る余地もないのでコロンビア大学への編入を
考えていく。
アッパーイーストサイドのブレアだったけど、いよいよアッパー
ウエストサイドへと転身し、NYUスタイルからコロンビアスタイル
へと変わっていくブレア。ネイトはファッションに敏感なのか、
ブレアの服装をみてすぐにその傾向を言い当てたところは凄い。

ブレアはチャックとリリーを引き合わせることにしたし、チャ
ックはお返しとばかりにブレアをコロンビア大に編入させる
手続きをする。

■ブレアは本当にコロンビア大に行きたいのか?

単なる現実逃避かと思っていたけど、本当に編入して行くみた
い。ブレアのファンだという二人のビッチな女性が、ブレア
を挑発するような行動を取っていたけど、ブレアがコロンビア
大に来るとは思っていなかったのでそれだけデカイ態度に
出られたのだろうか?当初ブレアに虐められた過去が有って
仕返しでもしているのかと思った。
NYUとコロンビア大の違いはよく分からないけど、展開としては
面白くなるのだろうか?

■複雑なエリックとウィリアムの関係

ウィリアムが少しずつリリーを始めとしてヴァンダーウッドセン
家に潜り込んできた。
セリーナもエリックもウィリアムの血を引いた親子なので
捨てられた過去が有ろうとも究極の選択を強いる時には、
ルーファスではなくウィリアムをとっていくのも仕方が無いの
だろうか。
リリーは散々ルーファスに迷惑を掛けて起きつつ、ここに来て
も相手の気持ちも全く考えない行動の数々。ビッチの産みの親
であるリリーこそ実はアッパーイーストの元凶ではないか。

■ジェニーとチャックはウィリアムの不正に気づく?

とりあえず、この二人は一応はヴァンダーウッドセン家の
家族ではあるけど、血のつながりがない二人。
そんな二人が結託してウィリアム排除へと動いていくのかな。
ただジェニーは今回、麻薬ディーラーの過去をルーファス
に知られてしまったことで、相変わらず失望される状況。
身から出た錆だけどね。

■ホランドはルーファンの件で何を吹き込んだ?

ウィリアムを追い出そうとして画策したことをセリーナに
話したのだろうか?それともリリーとケンカしている際に
彼女と関係を持ちそうになった事をタレコミしたのか?
この人もウィリアムに買収されてそう。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (バネッサの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (チャックの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー・ヴァンダーウッドセン (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス・ハンフリー (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア・ウォルドーフ (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック・ヴァンダーウッドセン (Connor Paolo) セリーナの弟

ウィリアム (James Naughton) ネイトの祖父
スコット・ロッソン (Chris Riggi) リリーとルーファスの子
サイラス・ローズ (Wallace Shawn) 弁護士、エレノアの妻
カーター・ベイゼン (Sebastian Stan) セリーナの父を見つける?
ジョージーナ・スパークス (Michelle Trachtenberg) ブレアライバル
ドロータ (Zuzanna Szadkowski) ブレアの家政婦
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン、ドロータと結婚

セレステ (Sarah Marable) コンスタンス・黒人
ジェーン (Meg McCrossen) コンスタンス
アマリア (Benita Robledo) ブレアの元右腕
ソフィー (Sonya Harum) ブレアの新しい右腕
ジョナサン・ホイットニー (Matt Doyle) ゲイ、エリックの友人
モーリーン・ヴァンダーベルト (Holley Fain) トリップの妻
トリップ・ヴァンダーベルト (Aaron Tveit) 政治家へ
セリア・ローデス (Caroline Lagerfelt) "シシー"、リリー祖母
ガブリエラ・エイブラムズ (Gina Torres) バネッサの母
バーニャ (Aaron Schwartz) ドアマン

エリザベス・フィッシャー (Laura Harring) チャックの母
ダミアン・ダールガード (Kevin Zegers) 麻薬販売、ジェニーと。
ジャック・バス (Desmond Harrington) チャックの親戚
エリオット・ライヒター (Luke Kleintank) エレックと出会う
ウィリアム・ヴァンダーウッドセン (William Baldwin) Sの父・医者

ホランド・キンブル (Sherri Saum) 隣人
--- (Rachel Brosnahan) Girl
ジェシカ (Alice Callahan)
ゾーイ (Melissa Fumero) コロンビア大
ディーン (Clark Jackson)
リチャード・ウェリングス (Asa Somers)
--- (Ali Khan) Columbia University Medical Student
--- (John Mitchell) Professor at Cocktail Party
ソニア (Aija Terauda)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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