グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season2)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html


第2話 私は底なしのグラス
Enough Is Enough

監督/Peter Horton 脚本/James D. Parriott
--------------------------------------------------------
デレクからアディソンとの事を聞かされる。
アディソンが親友と寝ていた事。それ以来離婚こそしていない
が疎遠な関係にあること。
しかしメレディスは嘘を付いていた彼を許すことが出来ず、
クリスティーナと共にテキーラをがぶ飲み。クリスティーナも
またバーク医師から別れを宣告され荒れていた。
帰宅するとクリスティーナと愚痴を言い合いながら便所で吐き
続けるメレディスだった。
--------------------------------------------------------

それにしても今回腸閉塞の患者に対して、腸全体を引っ張り出
してそれで処理していた。なんかとてもグロいな。

シーズン2ではアレックスがどんどん良い人になっていく。
患者の一人で父親から母親が暴力を受けているスコット君に
かつての自分とダブらせ適切なアドバイス。アレックスの良い人
っぷりなんて見たくない。冒頭でメレディスらの会話に割り込ん
で"サイズ測ってきてやろうか?"なんて言っている彼は役割と
して最高なんだけどね。食堂でも顔のない人形を置いておく
マメさが素敵だ。

そしてナチ先生。
ジュディ人形に詳しい。顔を見たいだけでどんな人形なのか
言い当ててしまう。意外なところで人形好きだった過去を知る。
で、結局患者がジュディ人形を飲み込んだのは何故だったの
だろうか?

冒頭で日本版の「アグリー・ベティ」で使われている曲、
KT TunstallのSuddenly I Seeが流れているのが良かった。
米大統領選の時にヒラリーがキャンペーンソングとして利用
していたくらいメジャーな曲だね。

メレディスの場合。
今回は冒頭では55歳の交通事故患者を担当。そしてジュディ
人形の頭だけを飲み込んだ患者・ハッブルを担当する。
アディソンはなんとかメレディスとデレクを引き離そうとして
いるのか。自分の浮気の理由をデレクの気を引く為だとした
彼女。なんとも便利な言い訳だな。
彼女に対して仕事以外の話はしたくないというメレディス。
デレクとはもうきっぱりと縁を切ることにしたのかどうかは
分からないが、デレク自身がジョージに彼女を託したところを
見ると当分はデレクと関係を持つことは無さそうだな。
まぁ恋愛ばかりで最近医療関係が疎かになっているのでこの辺
で本業に戻っていただこう。
それよりもテキーラをあれだけ飲んで二日酔いしないところは
流石医師なのか?

クリスティーナの場合。
やたらとエストロゲンのせいよ!と呟いていた彼女。
今回は運ばれてきた患者のリーが、夫から虐待を受けている事
を知って複雑な心境になる。
そんな夫の肝臓は事故によりボロボロ。彼を生還させるために
は息子・スコットの肝臓の移植が必要だという。
クリスティーナとしては移植は拒否すべき立場。バーク先生から
は外科的な立場からモノを言えと怒られたけれど心情的には
分かるエピソードだった。

イジーの場合。
あんまり目立った行動には出なかったが、食堂でみんなと会話
していた時に、ジョージがメレディスの事を好きなために
オリビアとはよりが戻せない事を言いそうになっていた。
確かにイジーとジョージっていじめっ子といじめられっ子って
感じがするよな。

ジョージの場合。
今回はナチ先生から生存はほぼ絶望視されている患者の対応に
当たらされる。ジョージにしてはそんな患者に時間を割く必要は
無いと感じているが、全力を尽くすようナチは告げる。
それは何故なのかが今回ジョージに与えられた課題だった。
結局ジョージっていつも損な役回りで遺族への対応を任されて
しまうのね。
オリビアの件では、梅毒の事、そしてアレックスと付き合って
いた事を知りどうしても許せないようだ。でも別に同時に付き合
っていた訳でもないし、病気の件は故意ではないのだろうから
オリビアに責任の非は無い感じだね。結局きっぱりとオリビア
とは別れる様子。なんか良いカップルにも見えたけどな。

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードをトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ハッブル (Scott Michael Campbell) ジュディ人形を飲み込む患者
リー・シーバート (Romy Rosemont) 虐待される妻
スコット・シーバート (Lukas Behnken) 息子
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) ジョージと関係
パトリシア (Robin Pearson Rose) 医師
ドムナー (Jim Gleason) 医師。メガネの人
オルセン (Peter Birkenhead) 医師
リンダ (Linda Klein) 看護師

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system