グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season2)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html


第5話 “痛み”の処方箋
Bring the Pain

監督/Mark Tinker 脚本/Shonda Rhimes
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イジーはアレックスとのデートの為に気合いしてオシャレし、
念入りにむだ毛の処理までしたのに、肝心のアレックスはデー
トの場で関係を深入りしようとはせずに、お休みのキスさえ
しようとしない。一方メレディスはデレクが離婚の書類にサイ
ンしていない事に激怒する。
寝ていたジョージのベッドに潜り込んでくるメレディスとイジ
ーは一晩中許せないとして、ジョージに愚痴をこぼす。
クリスティーナもまたバークが妊娠・卵管切除した彼女を気づ
かい関係を戻そうと言ってくる中で、彼女は一刻も早く職場に
復帰して気を紛らわしたい一心だった。
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今回はデレクと共に脊柱管に腫瘍が見つかった患者・アンナの
担当。しかしこのアンナのルーツは東南アジア系のモン族の出
で、父親は手術に必要な魂が欠けているとして手術を認めよう
とはしない。デレクは進行性の早い腫瘍なので24時間以内に
手術しないと麻痺が残るとして対立する。
西洋と東洋の考え方の違いが明らかになる話だった。
当然ながらどちらもなかなか歩み寄ることは出来ない。
アンナは成人なので父親の同意無しでも手術は出来るが、父親
の決定は絶対だとして手術を諦める。
殆どメレディスは見守るばかりで奔走していたのはデレクって
感じもするエピソードだった。
取りあえず800km離れた場所からヘリコプターでシャーマンを
連れてきて儀式を行い無事に手術を行った。
メレディスはデレクとの関係を辞めるとするが、当然ながら
そう簡単に断ちきれるものでもない。最後の望みとばかりに
離婚届にサインしたらジョーの店に来てと選択を迫る。
デレクにしても11年の結婚生活はなかなか気持ちに切り替えを
することが出来ないらしい。一途なのか。アディソン自身は
嫌いではないけど、不貞行為をした彼女に許せないという所
なのだろうか。
アンナ役のMichelle Krusiecさん、私の見たドラマの中だと
他に「CSI:NYのシーズン6の2話、リナ・キム役」、「FBI失踪者を
追え!」ではシーズン1の17話、シーズン3の22話でコールガール役
、「コールドケース」のシーズン2の5話に出演。
アンナのお父さん役のFrancois Chauさんは、「LOST」での
Dr. Pierre Chang役、「24」ではシーズン4のKoo Yin、
「エイリアス」ではシーズン3の12話でMr. Cho役で登場。

クリスティーナの場合。
今回は椎間板ヘルニア患者で、麻酔にアレルギーを持つ患者
ヘンリー・ラモットを担当。なんと凄いことに麻酔が効かないの
で変わりにポルノを見て気を紛らわしている。
女性にとってはなんだこれって感じだろうけど、男性から見ても
人前でポルノなんて見たいとも思わない訳で、ちょっと可愛そうな
感じ。こういう患者ってどうやって手術するんだろうね。
クリスティーナがエロ話をしてあげる所が笑えたが、予想では
彼女が患者のために胸でもさらけ出すのかと思ってヒヤヒヤした。
夫人にとって見れば微妙な夫かと思ったけれど、彼は私の痛みを
癒してくれるとして、目を瞑るところは瞑るといった所なの
だろうか。
バーク先生とはヨリが戻る感じだね。

イジーの場合。
今回は心臓発作の患者・バーナ・ブラッドリーの対応。
徐々にストレス性の心筋症であり、毎年決まった時期に病状が
出てくる事が分かる。今回は魂とか夫婦の不思議な絆なんかが
描かれたな。隣人のテッドとは27年間の心の友だったようだ。
夫のルゥがそれを知ったらたまらない物が有るだろうな。
今までの人生が全て否定されてしまうような感じだからね。

ジョージの場合。
今回はアレックスと共に新人警察官で胸を銃で撃たれたピート
を担当する。
エレベーターで手術室に運ぶ中で突然の停電。病院には当然な
がら停電に左右されない為の装備が整っているハズだが、
外科部長のリチャードが新しいMRIを購入したために、発電装置
は老朽化して使い物にならないというとんでもない病院だ。
ジョージが震えながらエレベーター内で手術。処置室ではアレッ
クスとジョージでどちらが患者を扱うかで争っていたのに、
急にアレックスは及び腰になってしまった。
ジョージが執刀し最後には心臓を手で掴むという事で一皮剥けた
感じのするジョージだった。
女性陣に愚痴を聞かされる役だけど、有る意味では役得だな。

リチャードとエリスは不倫関係だったようだね。
リチャードにはアデルという女性、エリスは夫が居た様子。
結局リチャードはアデルと別れられず、エリスはボストンの病院
へと写ったらしい。

そしてナチ先生。もの凄いドレスアップ姿。
結婚丸10年間の間柄らしいね。

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードをトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ヘレン・ルーベンスタイン (Tsai Chin) クリスティーナの母
ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
バーナ・ブラッドリー (Mimi Kennedy) ストレス性心筋症
ルゥ・ブラッドリー (Sean Moran) 夫
Mr.チュウ (Francois Chau) アンナの父・モン族
ヘンリー・ラモット (Brent Briscoe) 椎間板ヘルニア。ポルノ
マリー・ラモット (Sally Ann Brooks) 妻
アンナ・チュウ (Michelle Krusiec) 脊柱管に腫瘍
ピート・ウゥロビー (Daniel Bess) 刑事。胸部に銃創

--- (Bashir Salahuddin) ベイリーの夫
--- (Jeremy Rabb) ERレジデント

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