グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season2)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html


第9話 感謝祭の夜に・・・ Thanks for the Memories


監督/Michael Dinner 脚本/Shonda Rhimes
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今日は感謝祭。イジーは朝から料理本を読んでみんなのために
感謝祭のパーティー料理を作ろうとする。しかしメレディスは
そんな祝いの席に現在の自分は場違いだとして出ていこうとす
る。イジーに気がつかれてしまうが隙を付いて逃げるメレディ
ス。イジーからは6時にパーティーを開くのでそれまでに戻って
来いと言われる。
一方ジョージの下宿先かと訪ねてくるものが居た。三人の男性
はジョージの事をジョージィと呼び、寝ていた彼を起こして
有無を言わさず連れ去っていく。どうやら彼らは親兄弟で有り
毎年恒例の七面鳥の狩りに出掛けようとしていた。ジョージは
激しく嫌がるが、家族のペースに巻き込まれてしまう。
一方デレクはアディソンから、今日の休みは久しぶりに仲直りの
Hをしないかと誘われる。未だに彼女の浮気を許せないデレクは
その対応に迷う。

この日、病院では休みのハズの医師達が多数来ていた。
デレクも病院へと赴き、リチャード医師も妻のアデルの妹のこと
が苦手でつい病院まで出てきてしまった一人。バーク医師も
手術をしないと一日が始まった気がしないとばかりに、病院に
来ていた。メレディスもまた行くところ無く、病院にやってきた。
ベイリー医師からは、休日なのに誰を呼び出そうかと迷っていた
所だとして、メレディスの休日出勤を喜ぶ。そんなベイリー医師
から今日はケント医師がヘルプとしてやってくる事を聞かさせ
れる。
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アメリカ一年のスケジュールとして欠かせない感謝祭の話。
当然ながらドラマの中でもよく取り上げられる定番のネタ。
家族の大切さを知らしめる反面、必ず家族と会わなければなら
ないとするプレッシャーもまた存在するようだ。
なんとか理由を付けては病院に居座ろうとする部長リチャード
の姿がなんとも可愛らしい感じだったね。
それにしても感謝祭ってナイフで刺しあう事が多いのだろうか。

それはそうとジョーってゲイだったのね。
ウォルターという名の男性とパーティーにやってきた。
ただ準備段階の時に来たので何をするわけでもなかったけれど。
最後にジョーの店で飲むメレディスに男性の影。果たして恋に
発展するのだろうか。

ナチ先生とケント医師の話も面白かったね。
最初にケントがナチは男性だと勘違いしている所から、ずっと
そのまま訂正せず。

メレディスの場合。
16年前に植物状態になった消防士のホールデン・マッキーが
施設から運ばれてくる。ベッドが無防備な状態で落ちてしまった
事で検査の為に運ばれてきたが、メレディスの事を目で追うよう
な仕草を見せ彼女は戸惑ってしまう。
バーク医師にコンサルしてもらうが、カルテを見る限りでは
意識を取り戻すのは有り得ないとするが、メレディスが言うこと
だから信じない訳にもいかない。実際に状態を調べていくと
確かに意識が有った。アンフェタミンの投与で脳神経を活性化さ
せ意識を取り戻させる作業を行う。家族に知らせて感動の対面
になるかと思いきや、妻・シェリルは再婚したばかりで妊娠中。
息子のコービーは1歳の頃に父親が事故にあったことで、親との
記憶など存在していないという無情なものだった。
目が覚める事を望まれていないという寂しげなエピソード。
最後に収まりよく展開するために手術で亡くなるんだろうなと
思っていたらまさに術中に死亡。
最近メレディスは悩みの相談にアレックスが関わってくる事が
多くなったな。アレックスって信用ならない人物だったのに、
シーズン2で随分更生してしまった。

クリスティーナの場合。
バークと一緒に感謝祭を過ごすことになる。クリスティーナと
しては彼と過ごしたくはない感じだし、まさかイジーのパーティ
ーに出席するとは思わなかっただろう。
同じく家族と狩りになど行きたくないジョージと電話で語り合う
ところは、面白く共鳴していた感じ。
酒がなければやってられないというクリスティーナは、早々に
パーティーの準備会場から抜けだし、病院へ行く。
クリスティーナってなんで他人のプライベートに立ち入ろうとは
しないのだろうか。
バーク先生は親がアラバマで料理店を開いているだけ有って
料理がとてもうまい。七面鳥を相手にオペしている辺りが笑えた
し、イジーを助手にして料理をしている姿はとても面白かった。

イジーの場合。
なんとか日頃の血生臭い現場から離れて感謝祭を祝いたいと
思っていた彼女は自ら率先してパーティーを催す。
料理が出来ないのに料理本だけで作れると思っている所が
凄い。アメリカ人恒例の七面鳥の料理だけど、今回ジョージも
言っていたけど、買ってきてしまえば良いのにね。
付け合わせだけ作るのでは駄目なのか?と思ってしまう。
バーク先生と最初は何を話して良いか分からなかったけど、
料理で意気投合。最後はアレックスも来たし、最悪な日にならなく
て良かった。

ジョージの場合。
家族から連れ出されて家族団らんの日。
ジョージが男になるために七面鳥の狩り。
そして毎年恒例の車の車種の語り合い。
ジョージは嫌そうにするけど、一年に一度か二度のことなんだし
快く付き合ってあげればいいのに。
兄さんたちが馬鹿にしているというけれど実際に馬鹿にして距離
を置いているのはジョージだという父だった。


メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードをトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主

ホールデン・マッキー (Brian Kerwin) 16年間植物状態の患者
ジェリー・オマリー (Greg Pitts) ドライクリーニングで働く
ロニー・オマリー (Tim Griffin) 郵便局員
ハロルド・オマリー (George Dzundza) 父、トラック運転手
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
コービー・マッキー (Andrew James Allen) ホームデンの息子
ケント (Michael Matthys) 医師。休日だけのヘルプ
シェリル・レナード (Dee Nelson) ホームデンの元妻
ハル・レナード (Peter Howard) シェリルの夫
ウォルター (Jack Yang) ジョーの彼氏
レヴィ・ジョンソン (Gregor Manns) ウィッシュボーン飲み込む

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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