グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season2)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html


第14話 嘘は心のバリケード
Tell Me Sweet Little Lies

監督/Adam Davidson
脚本/Tony Phelan、Joan Rater
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医者は患者に対して常に懐疑的であれと言われる。

回診前に良い患者を物色しに行かないメレディスとクリスティ
ーナはお互いの事を不審に思う。メレディスがバークの事を
未だに"色男"と呼んでいること。クリスティーナはバークを
避けている事に疑問を持ちつつも自分のことを言われると立場
が無い。

メレディスは血液検査をデレクに頼む。

一方イジーとジョージはメレディスに対して、犬を追い出すか
自分が出て行くかであると発奮する。どちらか選んで欲しいと
メレディスに告げるも考え込む姿にジョージは怒り心頭。

そんな中、リックという患者が運ばれてくる。機材を車に積ん
でいた際にドアに指を挟んで指三本を切断したという。また
ギターリストとして活躍できるか心配している様子だった。

ジョージは突然隣の病室から歌声が聞こえることに気がつく。
尋ねていくと78歳の女性が陽気に歌を歌っている。ジョージを
見てアイリッシュだと気がついた彼女。もうここには用事は
無いはずなので、退院してシュガーメイプルの老人ホームに
移って欲しい事を告げるが、彼女は娘の家の改装が終わるまで
はここに居させて欲しいと頼む。

アレックスは試験の結果をリチャードから受け取るも封筒を
なかなか開けることが出来ないで居た。

一方シャックリが止まらないという患者・ユミ・ミヤザキが
運ばれてくる。隣にいるのコーチのカマジだという。何のコ
ーチをしているのか尋ねると、早食い選手だと知る。アレック
スは彼女のことをテレビで見たことが有るという。病気を診断
するナチはシャックリは深刻な病気の兆候かも知れないと告げ
る。
そんな中、ナチは突然産気づくのだった。
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メレディスの場合。

未だデレクが忘れられず、処分されそうな犬を引き取り気を紛
らわせようとするも効果無し。
今回はクリスティーナと対になって互いのウソを指摘し合う
関係だった。
担当する患者は、ナオミ・クラインという33歳の患者。
陽気な患者は結婚したとして指輪を見せびらかすも、徐々に
その陽気さが異常だと分かり、薬を打っているのではないか
と疑いの目を持つ。
バークと偽り検査の書類にサインする。それがバーク本人に
見つかるも、メレディスはクリスティーナとの関係に於ける
重要な立場の人間と言うこともあって怒られることはない。
今回は食事まで誘われたものね。

クリスティーナの場合。

バークから一緒に住むため引っ越ししてこいとされるが、やっ
ぱり踏ん切りが付かない。それでも表面的にはアパートを解約
した事にして彼の部屋で生活する様になるも、彼女にも自分
だけの居場所が欲しいと言うところなのか。
メレディスとバークの展開上の絡みが有るのとは逆に、クリス
ティーナもデレクとエレベーター内で激しいやりとりがある。
友達思いの彼女は彼に対してもウソを付くのは辞めたらどうか
と一喝。

それより食堂でのホットドッグの早食いの件が笑えたな。

イジーの場合。

あんまり印象に残るエピは無かったけれど、彼女の髪型がまた
異常に可愛らしい。
ジョージと共にメレディスに犬を追い出せ運動。
チラシまで自ら作って医師達のロッカーに多数貼り出していた。
ジョージが居なくなったら嫌だという事で、メレディスに突っ
かかっていたね。

そういえばアレックスの合格通知を開けたのも彼女。
なんだかんだ言って再び良い関係に戻ってきたな。

ジョージの場合。

今回の主役は彼じゃないかというくらい美味しいエピが回って
きた。患者から相変わらず"アイリッシュ"と愛称で呼ばれる
ジョージ。最初はリモコン取ってこいだの、患者を別の科に
放り込むだの悲しい役目だったが、最後に患者の付いていた
ウソを知り、優しく諭した。
そんな患者がジョージを心配して、犬に負けるなと後押しして
くれる所も良かったな。短い間だけど、患者との関係を作るの
が上手いキャラクターだね。やっぱりカウンセラーへの道を
進むのが一番最適なのかも知れない。

で、犬騒動に関しては、メレディスに強く出る。
メレディスの調子が悪いのは分かるが僕より犬を選ぶのは無し。
無視されないだけの権利は有るとして、出て行かない事を告げる
時のジョージがまた格好良かったけど、犬と存在感を争い闘って
いる所がなんとも笑える。


看護師たち、ストライキを起こす。

冒頭からリチャードに何度となくクレームが付いていたけど、
最後はストに入るとして逆襲。一体どんな事になるのか。

ナチ先生出産まで自宅待機に・・・

暫くお休みって事なのだろうか。
去るときの彼女のセリフと存在感が凄かった。
私はあんた達のことをずっと見てるわよ。必ず帰ってくると。
Chandra Wilsonさんってこの時本当に妊娠していたというの
だから驚きだね。

珍しく日本人役に日本人が登場。

ユミ役を演じたナタリー・オカモトさん。日系の方かと思えば
日本の方みたいだね。
blogも書いている様で、このドラマに出演している時のblog
を見ると興味深い。
http://www.okamo-chan.com/mt3/archives/2005/11/index.html
大抵日本人役は、韓国系の俳優が我が物顔で奪っていくのが
定番なので、日本人又は日系の方が演じてくれるのが嬉しいな。

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードをトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師

ソフィア・ラーソン (Carole Cook) 歌を歌う患者
リック・フリアート (Donovan Leitch) 指を切断するギターリスト
--- (Nancy Linari) ソフィーの娘
パトリシア (Robin Pearson Rose)
ナオミ・クライン (Jill Holden) ハイテンションな患者
トム・クライン (Christopher Boyer) ナオミの夫
ジェフリー (John O'Brien)
スタン (Rigo Sanchez) 麻酔医
ユミ・ミヤザキ (Natalie N. Okamoto) 早食い選手
カマジ (Yutaka Takeuchi) ユミのコーチ

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