グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html





Oct. 5, 2006
第3話 夢と現実 Sometimes a Fantasy

監督/Adam Arkin
脚本/Debora Cahn
--------------------------------------------------------
メレディスはこの日夢を見る。
ベッドの左右にデレクフィンが居て共にベッドで朝を迎える
というもの。しかしジョージが廊下でもの凄い音を立てて騒い
でいた為に、メレディスは夢から覚めてしまう。ジョージは
カリーは二、三日居るだけだと言ったのに、彼女の荷物で
溢れているとして、発狂状態。メレディスに対してジョージは
カリーに追い出すと話して欲しいと語る。カリーが僕のバスタ
オルを使っていると指摘すると、カリーは目の前でバスタオル
を取りジョージに返す姿が有った。
イジーは復帰について部長と話すとして、今日から病院に行く
事を告げる。

マークアディソンも同じベッドで朝を迎える。
ニューヨークの病院に勤務しているマークの事をアディソンが
セックスの為だけに呼び出した格好だった。アディソンは昨夜
とは逆に冷静になり、まともな人生を送らないといけないと感じ
てマークにニューヨーク行きの飛行機に乗るよう告げる。

ヤンはバークと一緒の部屋に居るが、バークが無気力な朝を
迎えている事に業を煮やす。ボールを壁に叩き付けている事も
目障りな為にヤンは、せめて怪我している方の手でボールを使って
リハビリするよう告げるが、バークは意図的にヤンが用意する
コーヒーに向かってそれを投げつける。

みんなで病院に向かう一行。
カリーは仕事の関係で帰宅する時間が変わるのでジョージに
対して
合い鍵が欲しいと語る。しかしジョージは一緒に帰宅しよ
うと告げ合い鍵を渡すのを拒む。
イジーは病院へと向かう中で、
病院の入り口の前で病院を凝視
し、立ち止まる
ベイリーもみんなも待っているので心配は無い
と告げるが、イジーは先にみんなに中に入っていて欲しいと
頼む。

ベイリーは今日やってくるイジーの処分についてスティーブ
掛け合う。きちんと彼女と話して欲しい事を告げ、
ダレでもミス
は犯すモノで、忍耐力と思いやりを持って寛大な措置を求める

決して彼女は医療ミスを犯したわけでも犯罪者でもないのだと
語る。部長も若い頃にミスくらい犯しているでしょと。

ヤンはメレディスに逢うと、バークの事で愚痴を漏らす。
バークは怪我をして以来甘えているという。まるで私を犬扱い
にでもしているようだという。しかしメレディスはオペした
患者の回復と鬱の関係は周知の事実でしょとして、ヤンに寛大な
目でバークを見守るよう告げる。
そんな中デレクがメレディスの前に現れると、今夜8時にデート
しようと告げる。メレディスはもちろんオーケーを出す。
一方フィンもまた来る途中の店でコーヒーケーキを買ったとして
メレディスの元に持ってくる。今夜デートに誘うと、それを聞いて
いたヤンは用事があるみたいよと嫌な口調で語るが、メレディス
はランチならば開いているとして、病院食の不味いランチを
一緒に食べる約束をする。

アレックスは遅刻しそうな中、イジーが病院の前に立ち尽くして
いる姿を見て声を掛ける。復帰できて良かったなと告げる。

研修医たちはベイリーから今日の仕事の割り振りを行われる。
ジョージはカリーからご指名だという。ジョージが悩んでいる
のを見たメレディスは、カリーに対してまだ一緒に住む気になれ
ない事を彼女に言うべきではないかと告げる。
一方アレックスはアディソンの元にいくと、アディソンの元に
マークから電話が鳴る。

--------------------------------------------------------

■メレディスの場合

両手に花状態の彼女。
ランチはフィンと、ディナーはデレクと、公認とは言え御盛ん
な様子。こうなることは火を見るよりも明らかなのに、戦わせて
置いて私の事を見ていないと発するメレディスのふてぶてしさ。
先制攻撃をしたデレクはランチ中のメレディスをオペという
餌で誘き出し、ディナーデートの終わりの余韻に浸る二人の
元にフィンがストロベリーシェイクを持って現れる。

自分の事を見てくれないと気が済まないメレディスの横柄な
態度。このドラマはダレが好きなのか?と論じるドラマでは
なく、ダレが嫌いじゃないキャラクターか?を論じるドラマに
なっているよね。

■クリスティーナの場合

バーク先生が負傷したことで、ヤンとしては一刻も早く立ち直って
欲しいところだけど、逆にバークはこの手の病気の後遺症なりの
現実を知っているだけに、未来の事を考えすぎて不安になって
いる部分が有るんだろうな。ヤンは相当せっかちな性格をしている
し、努力で何でもカバー出来ると感じる性格なので、バークが
何もせずにボーっとしている姿に納得がいかない様子。
ただもう少し見守ることも必要なのではないかという感じがする。

■ジョージの場合

カリーとの関係に未だに踏ん切りが付かない彼。
シーズン2の頃まではジョージはカワイイヤツの一言で事足りたが
最近は、ジョージもまたメレディス病にかかってなんだかいけ好
かない人物に変わりつつ有る。
カリーがヤン同様に急ぎすぎるきらいは有ったとしても、4度も
断るチャンスが有ったのに、またジョージ得意の傷つけたくない
性格によって、遠回しな言い方で拒否しつつも同居を認めてしま
ったという所なのだろう。

カリーとジョージは関節の移植手術を担当する事になるが、
カリーの見解とは違い、ジョージはその移植手術を認めず、
患者側から断るよう仕向ける流れが有った。

■イジーの場合

未だに病院に立ち入る事が出来ない彼女。
シーズン3の1話の段階ではバスルームから出られない状態だった
事を考えれば、お天道様が昇っている内に外に出られて病院に
行こうと決心できただけでも前向きな感じを受ける。
一歩ずつ前進していければそれだけで良いと思う。
アレックスが声を掛ける姿が有り、ベイリーも窓からイジーが
外でずっと立ち尽くす姿を目にしていた。
途中洋服が替わっていた感じなので、一日だけではないのだろうか?

彼女の脳裏からウェディングドレス姿を消すこと何て出来ないよな。


■その他

・アディソンの涙が凄かった。
ミーガン捜索している際に、用具室で涙するアディソンの姿を
メレディスが見てしまうというシチュエーション。
もう頭の中はメレディスの事ばかりで、夫のポケットからパン
ティーが見つかりあなたがそこら中に居るとのこと。

・同じホテルに宿泊
あのホテル、病院の医師達が多すぎるだろうという事で、
どういう事になってしまうのだろうか。


■病院の患者たち

◆少女ミーガン

この二ヶ月で4度病院に訪れた少女。
虐待の可能性が示唆される中で、彼女は無痛症である事が判明。
自分の事をスーパーヒーローだと思っている感じで、アレックス
が彼女を担当していたけど、オタク気質のジョージに助けを求め
る姿が有った。

アメコミのグリーンランタンの指輪を引き合いに出して、ヒーロー
に対する説明をしているジョージの姿が有った。

◆夫・テイラー

痙攣発作で息子のジェイクの子育てが出来ない状況の彼。
左右の大脳半球の連絡線を断ち切る手術をして、発作の波を
止めようとする。ただ脳にメスを入れるという事で、物事は理解
しているものの、記憶を呼び覚ます作業が難しくなってしまう。

デレクが脳りゅう離脱術をやるので見に来るか?とメレディス
を誘き出すために使用された。

◆ジャスパー

かかとの骨移植を行おうとしている患者。
カリーは移植してでも夢を追うこと、目標に向かうことの素晴ら
しさを実感させようとしていた感じ。ただ年甲斐もないことを
させるべきではないとするジョージにとっては反対的な立場だった。


■使用された曲

・Outkastの"Idlewild Blues"
・Lily Allenの"Take What You Take"
・The Pipettesの"Dirty Mind"
・The Bamboosの"Step It Up"
・The Poemsの"Ballad of a Bitter End"
・Joseph Purdyの"Can't Get It Right Today"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
フィン・ダンドリッチ (Chris O'Donnell) 獣医。メレディスの彼

ミーガン・クローバー (Abigail Breslin) 里子、染色体異常痛み無し
ジャスパー・ホビイ (Jack Conley) トライアスロンの為移植手術
テイラー・トレッセルト (Gabriel Casseus) 夫、脳神経・発作
リアン・トレッセルト (Lanei Chapman) テイラーの妻
Mrs.ガントリー (Stephanie Erb) ミーガンの里親
レン・ガントリー (Kevin Will) ミーガンの里親
--- (Linda Eve Miller) E.R. Nurse
--- (Daniel Tatar) Clerk
--- (Julie Granata) Clerk
--- (Mo Hines) Hospital Patient

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system