グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html





Nov. 2, 2006
第6話 身を捧げる覚悟 Let the Angels Commit

監督/Jessica Yu
脚本/Stacy McKee
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やり遂げる事。外科医の場合、身を捧げることが必要。
躊躇わずにメスを手に取り切開をする。その覚悟がなければ
メスを扱う資格は無い。

ヤンはバークのスケジュールを管理していた。
どの手術を行うのか。ヤンはスケジュールを管理するスタッフ
に事細かに指示する。バークの手術に於いて器具は必ず左側
に置く事やスペースを確保すること。そして手術を見学するのは
禁止だと。ヤンがバークのスケジュールを管理しているのを
メレディス、ジョージ、アレックスが見つめていた。バークを
フォローしているだけだとするメレディスに対して、アレックス
は旨い汁をすすろうとしているのだという。それを証拠に
レジデント相手に威張っていると。俺もバークと寝るかと
アレックス。
メレディスはヤンに話しかけ、
フィンと別れたのにデレクが電話
をくれない事を告げるが、ヤンはオペの予習をするからと言って
素っ気ない態度を見せる。

ジョージはカリーに声を掛けるが無視されてしまう。

デレクの元には4人の姉妹のウチの姉・ナンシーが来ていた。
トレーラーハウスに住み、アディソンと別れた事を心配して来た
彼女も
コネチカット産婦人科医をしていた。デレクはなんで
来たのか?と姉に告げると、
ふしだらインターンに引っかかり、
クリスマスにも帰らず、トレーラーに住んで離婚をしたからだ
と語る。裸で居るところにメレディスが現れ、ナンシーと一緒の
所を見てしまう。

翌日、イジーは
復帰初日だった。
イジーは気分爽快だと自分で言い聞かせる中、一緒にエレベータ
ーに乗っているジョージとメレディスは気分が落ち込む。イジー
は人事課にいくとしてエレベーターから下りると、ジョージは
メレディスにイジー役を演じてくれと頼み、僕はヤンの変わりを
するという。そこで二人は互いの悩みを語り合う。
イジーやヤン
のモノマネ
をして、如何にも彼らが返答しそうな答えを語るが・・
僕たちヤバイ人になっているねとジョージは語る。今後は
キャリアを第一に考え、恋愛を禁止すると誓い合おうとメレディス
と約束
する。二人は死んだものと思えばいいと。

心臓外科医のバークの噂を聞きつけて、バード夫妻がやってくる。
妻・エステルは夫・プルイット
原発性心腫瘍にかかっている
為に高度な手術が必要だった。腫瘍を取り除いた後に心臓移植
する、
ハンプティダンプティ手術と呼ばれるものが必要だった
のである。リスクが高いとするバークだが、エステルはだから
こそ名医に治療を求めに来たのだという。

リチャードベイリーを呼び出すと、今日からイジーが復帰する
のでベイリーの下で指導しろという。ベイリーは彼女のせいで
自分が責任に問われたことに未だに違和感を持って居た。
リチャードもまた
死亡症例検討会の余波は続いていて、院内の
医師の中には気味の判断力に疑問を持っている人が多く、確か
にあの件ではベイリーのミスだと語る。そういう疑念を払うため
にもイジーの面倒を見ろと言われる。

一方
マーシーウェストから転院されて妊婦がやってくる。
ノエル・ラバートグレッグ・スタントン。二人は恋人で
妊娠を機会に結構を考えていた。32週目の双子の妊婦、正常な
バイタルなのに何故転院してきたのか?とアディソンが尋ねると、
カルテを見たジョージは妊婦には
二つの子宮があると語る。

イジーはベイリーの元へ。
ベイリーはやる気が無さそうにイジーに事務的に色々と話す。
現在のイジーは謹慎中の身である為に規制が多数あること。
イジーは法務課で聞いたので理解しているという。しかしベイリー
は、カウンセリングと移植患者へのボランティア活動以外に、
私の下に付く際には、患者と一切関わらず、話をすることも
患者と二人きりで会うのも治療行為もオペ室への立ち入りも
全て禁止だと語る。やって良い事は有るのか?と問うイジーに
対してあなたが
やるべき事は信頼を取り戻すことだと語る。
ベイリーはイジーに対して、今日から色々な医師の下でアシスタ
ントをしてもらうと告げ、今日はメレディスの下につけと命令
する。

イジーとメレディスが話し合っていると、バークとナンシーと
バッタリ遭遇する。バークから姉のナンシーを紹介され、5兄弟
の一人でコネチカットで勤務医をしている事を言われる。

バークは今の状態ではリスクが高いので
ヒューストンの病院に
転院させようという。バークはヤンに対してなんで勝手に受け入
れるのか?と憤怒する。そもそもハンプティがどんな手術なのか
知っているのかと。
そんな中バークの元にベイリーがやってくる。
ベイリーはバークに対して私の判断力に疑問を持っているか?
と尋ねると、持って居ない事を告げ彼女を安心させるが・・

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■メレディスの場合

デレクとの関係は相変わらずグダグダ続き。
自分から勇気を出して彼のトレーラーハウスにノックもせず
入り込む姿に何者だと思わせるものがある。
私、お姉さん(ナンシー)に嫌われているみたいとの事ですが、
視聴者みんなに嫌われてますから、めげることはない。

イジーのボスとなり、ボス風を吹かすとまでは行かなかった
けど、彼女のボスだと言われた際のニヤリとしていたメレディ
スの姿が印象的。

"ふしだらなインターン"とナンシーに呼ばれ、下着の掲示板
貼り付け事件まで知られているというトンデモな状態。
シェパード家は4人も女性姉妹がいるとの事なので、その輪
に入るのは厳しいぞ。

■クリスティーナの場合

シーズン3に入って一番嫌いなキャラがヤン。
バークに早く復帰してもらいたい気持ちは分かるけど、常に
コントロールしすぎている感じ。デリカシーの無い愛情は
如何にも韓国系っぽい役所だけど、愛が伝わっていれば良いん
だけど、果たしてそんな意図をバークはくんでくれるのか。

ただ見たこともないような手術を見事インターンの彼女が
こなしてしまったとする事実は凄い。努力の人ヤンだね。

ベイリー先生とバークの仲を壊してしまい、星飛雄馬の姉の
如く柱から顔を覗いて二人のやりとりを聞いている彼女だけど
ベイリー先生もヤンの仕業だと気がついたみたい。
次の懲罰房入りはヤンで決定なのか。

■ジョージの場合

人の性格は移る物なのか。
完全にメレディス化しているジョージだけど、カリーに
ぶつかる姿が有る。今更遅いと言われ、私の気持ちを受け止め
るつもりがなければこんな行動はしないでくれと言われ、
難しい局面にさしかかっている。

今回はアレックスとの絡みも有った。
アレックスが産婦人科から形成外科のマークの下に付いた為
のものだけど、ジョージがさりげなくアレックスを誘惑して
上司受けを悪くしようとする意図が有るのではないかと思わせる
行動に出ていた。患者はXX号室ですよと聞こえるように語る
辺りなんとも言えないね。

メレディスとの空しいコントは面白かった。
あなたはジョージなんだから間違いない。確かに・・・

■イジーの場合

いよいよ復帰初日。
イジーが居ないとやっぱり寂しい。
ジョージとメレディスが秘密の契約を交わしたことで、ちょっ
ぴり嫉妬心を持ちつつも、相変わらず患者に感情移入していく
姿。イジーの場合、外科医ではなく内科医の方向で検討して
いくのが良いのかも知れないね。
見事家庭の問題、そして受験に落ちる不安な女性の心を救った
感じ。経験は語る。立ち直るまで誰かの助けが必要なことは
有るのだと。

■その他

・リチャード先生、ボタンが外れる

デレクママがボタンを縫ってあげました。

・アレックス、ピンチの後にチャンス有り。

マークに自動車免許の訂正作業を求められ完全に無視し、
産婦人科の執刀に立ち会ったことで整形外科医としての
道はないといわれた。しかし最後カリーとの関係を密かに
リンゴをかじって聞いている姿が有った。

・ベイリー先生、院内の評判を気にする

そんなに気にすることないと思う。ベイリーらしくガツガツ
行って欲しい。



●入院患者

プルイット・バード
原発性心腫瘍・腫瘍除去後に自家心臓移植手術が必要な患者。
バークとヤンが担当。

ノエル・ラバット
32週目になる双子を妊娠した妊婦。
マーシーウェスト病院から転院。子宮が二つあるのいう珍しい症例。
アディソンとジョージが担当。

グレッチェン
司法試験を金曜日に控えて火傷してきた患者。5回も試験に落ちて
いる。火傷が深い為に不自然だと判明。
イジーとメレディスが担当。


■使用された曲

・Teddy Bears featuring Mad Cobraの"Cobrastyle"
・Jim Noirの"My Patch"
・Peter Bjorn & Johnの"Young Folks"
・Gomezの"Notice"
・Vega4の"Life Is Beautiful"
・The Album Leafの"Writings On The Wall"


■検索用キーワード

・ニワトリなのかブタなのか ジョージはニワトリからブタへ
・ハムとタマゴ
・私には色んな技術がある ボタンが食道破裂したら声を掛けて (by
ベイリー)
・ドン・マクニール リッドツインズ
・双子の大きさが違う 出産予定日が違う。男が女よりも6週間早かっ
た。
・長老の部屋 休憩室
・看護師 ジンジャー エステルからクレーム 薬の投与
・夫の為に守ろうとするのは酷い事ではない (by ヤン)
・相手はマーク 女ならば一度や二度そうなる 通過儀礼だ
・帝王切開
・生合性 包帯 皮膚移植はしなくて済む
・心室中隔 グラフトで修復 プロリン
・1974年 10月30日 ジャングルの闘い ボクシング ヘビー級
・ジョージ・フォアマン モハメド・アリ ロープアドープ アリの戦術
・キャスリーン 精神科医
・掴み損ねた他人の一途な思いに時に驚く時が有る
・身を捧げれば厄介なことになる
・自分の捧げようとしている一途な思いに驚く
・身を捧げる努力が必要 経験によって学ぶしかない
・身を捧げる対象を慎重に選ぶしかない

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
フィン・ダンドリッチ (Chris O'Donnell) 獣医。メレディスの彼
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) s4 #6

グレッチェン (Jillian Bach) 司法試験が近くて意図的に火傷
グレッグ・スタントン (Edwin Hodge) ノエルの彼氏
ノエル・ラベット (Liza Lapira) 子宮が二つある妊婦
エステル・バード (Francesca P. Roberts) プルイットの妻
--- (Jeremy Rabb) ER Resident
--- (Yvette Cruise) Scrub Nurse
--- (Martin Yu) Resident
--- (Paula Weston Solano) OB Nurse
--- (Jack Axelrod) Really Old Guy
ナンシー・シェパード (Embeth Davidtz) 産婦人科医、バークの姉

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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