グレイズ・アナトミー Grey's Anatomy (Season3) http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/grey2/index.html

Feb. 15, 2007
第16話 生と死 Drowning on Dry Land

監督／Rob Corn
脚本／Shonda Rhimes
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私が言ったとおり消滅は起きる。痛みは幻となり出血はピタリ
をやむ。そして人は姿を消す。メレディスは現場での治療の最中
に冷たい海の中に落ちてしまう。少女以外にそれを見ている
ものは居なかった。言い残したことが沢山有る。でも私は消えた。

ヤンはフェリーとタンカー船の衝突で忙しい中、看護師のケイト
やタイラーから治療方針を尋ねられる。ヤンは彼らにメレディス
の姿を見たか?と尋ねるが朝から誰も見ていなかった。

ハイトは息子のクリスを捜しておりジョージに見つけてくれる
までは手術は受けないと宣言する。ジョージは一通り捜した
結果クリスは見つからず手術室へと向かう。ハイトから見つか
ったのか?と問われ、クリスは無事だと思わず言ってしまう。
ベイリーはジョージに、幸せいっぱいの母がオペ後に子が居ない
と知ったらどうなるのかと告げると、僕のウソで命が救えるの
ならば責められても構わないと語る。ベイリーはそうならない
為にもジョージに子供を捜せと指示する。

リチャードとバークとアディソンは妊婦の患者を診ていた。
心タンポナーデであり外傷性心膿液貯留を治すのが一番である
事を告げ母親を救うことが胎児を救う事になるという意見で
一致する。

アレックスはリチャードの元に行くと、クリニックに居る家族の
人たちが、騒いでいる事を報告する。生存者確認について全く
新しい情報が回ってこないというのである。リチャードはアレッ
クスにお前が新しいシステムを作れと告げる。
そんなアレックスは妊婦の様子を見に行く。以前として妊婦の
身元は判明していなかった。アディソンはアレックスの前で
彼女は独りぼっちである事を告げ、もしも私が同様に行方不明
になれば気がついてくれる人は居るのかと呟く。

フェリーの駐車スペースで車に挟まれて重症のリック。
イジーが出血を止めるために応急措置をする中、リックの仲間
であるボー、ヴァンス、グレッグはイジーに助けを求める。
イジーは助けがくるまで持ちこたえるしかないとするが、
目の前でリックは発作を起こして今にも死にそうな状況だった。
私は実践から随分と離れていた事を告げ、これ以上は無理だと
するが、ヴァンスからはあんたは出血も上手く止めたのだとし、
きっとこの困難も切り抜けられるという。信じて諦めないでくれ
と言われる。

一方デレクはメレディスのジャケットで止血された患者の姿を
見かける。デレクはメレディスと一緒に居た少女・リサの姿を
見て声を掛けると共にメレディスは大丈夫なのか?と問う。

ジョージはクリニックで少年クリスを捜す中、アレックスは
クリニックにやってくると、家族のものから早く確認をして
欲しいと言われる。時間をくれとアレックスは訴えると、それ
を見ていたシドニーからちょっと休憩したらどうかと声を掛けら
れる。そんな中アレックスは現場にポラロイドカメラが有る
事に気がつき、ある事を思いつく。

イジーはリチャードの元に電話し、埠頭で瀕死の患者が居る事
を報告。頭蓋骨を陥没古拙していて内出血を起こしていること。
脳圧高進の症状が出ているのか?と問われると、左瞳孔散大
が起きて発作が有ったことを報告。ヘルニアを起こしているな
というリチャード。一刻も早く助けなければならないとする
イジーに冷静になるよう告げる。そこでバーボールを行う必要が
有るというリチャードは方法を電話で指示すると告げると、
ボートマンの脳神経外科学の本を読んで指示しようとしていた。
そこにマークがやってくると彼はバーボールを何度かした事が
有ると聞いて彼に指示してもらう事になる。ドリルを使って
その場で頭蓋骨を開けて脳内出血の血腫を取り除き、そして脳圧
を下げる必要が有ったのだった。
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■メレディスの場合

前回のラスト、密かに海に転落したメレディス。
冬の海なので相当寒いだろうなと思うけど、結果的にデレクが
引き上げた際には相当真っ青な状態に有った。
体温は26.7度になっていたけど、処置室でその体温だと助けた
時にはもっと低かった感じだね。

あの女の子がなかなか言う事を聞かない所がもどかしい感じ
だった。結局あり女の子は母親が言った事を忠実に守って
いたという事なのか。

生きていたとしても、これだけ長い間氷付けみたいになっていた
のだから助からないのが普通だけど、流石にこのキャラを
殺すわけにも行かないし、困ったものだ。

ダニーとか出てきて死の世界に足を踏み入れている感じだね。

■クリスティーナの場合

今回はメレディスがなかなか院内が見つからず、探し続ける
という役割だった。

今、それどころじゃないんですけど・・・みたいな雰囲気が
流れる中で、バークからも呆れられていた。
あの子は私の相方。あの子に電話し死体をリビングから運ぶのを
手伝ってもらうという訳のわからない例えを出して居たけど、
とにかく嫌みなヤンを受け止めきれるのはメレディスだけだよな。

■ジョージの場合

ジョージもまた、今、それどころじゃないんですけど・・・って
感じのエピソードだった。クリス少年を捜してひたすら彷徨い
歩く。
ベイリーからはジョージがクリスの母親に安易な嘘を付いたと
して怒られていたけど、多分誰もがそんな行動を起こしそうだけ
どね。
マーシー・クエストやシアルト長老派に問い合わせたが見つから
ないとの事だったけど、手術表を見てカリーが腰椎固定術を
7歳の子にしようとしている事を知って写真で確認していた。

喜びの余りカリー・オマリーと手術室で叫んでしまったけど、
やっぱり名前が面白いな。「スイッチ 〜運命のいたずら〜」
のシェフ・ジェフみたい。

■イジーの場合

今回一番達成感を得たのが彼女か。
現場で電話からの指示だけで、人の頭にドリルで穴を開けて、
助けた彼女。そしてリチャードからは手術室に入ることを
許可され、イジー復活!って感じ。

そんな自信感からか余裕が出て来て、メレディスが窮地に陥って
いる状況でも信じて待つという事を唱えていた。
これもヴィンスが現場で励ましてくれた事も有るんだろうね。
イジーにとっては良い出会いだったのかも。

どさくさ紛れにジョージに対してカリーと結婚したのは間違いだ
と語っていたけど、これはちょっと余計なお世話って感じも
するかな。

■その他

・アレックス

今回はなんとか生存を伝える為に病人や死人たちの写真をカメラ
に収めて、ボードに貼り付けるという作業を行う。
なんでこんなに簡単なことを思いつかなかったのかという感じ
だけど、それだけ混乱している現場だったね。

そして今回アディソンがジェーン・ドゥになるかもしれない事
を口にした際には俺が気がつくと語っていた。


●入院患者

・リック

今回彼を助けたのはイジーの功績。
ドリルに穴をあける歳には、電話で指示されていたけど、リチャード
はこんな状況でも本を持ってこいと告げ、本での知識をそのまんま
イジーに行わせようとするのだから気の毒な状況だった。ただ
マークはその手術に精通していたので、なんとか上手く出来たみたい。

・ハイト

息子の生前の安否が分からない状況の中で、ジョージがウソをついて
執刀を受けさせた患者。

・メレディス

海に長い事浸かっていたことで、低体温症によってなかなか体温が上昇せず
心肺蘇生を繰り返しながらの治療が続く。お湯につけるとかそういう方法
で対応をあげるのはダメなのかな?バークはグロッキー、アディソンは
なんとか助けて欲しいとして、かつてのライバルにもそんな気配もなく
心配している様子。デレクの隣にマークが慰めるようにして座っていたけど、
どうもマークは好きになれないな。


■使用された曲

・Butterfly Boucherの"A Bitter Song"
・Kate Havnevikの"Timeless"
・Patrick Watsonの"The Great Escape"


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