グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/





May 3, 2007
第22話 夢を求めて Part I The Other Side of This Life: Part 1

監督/Michael Grossman
脚本/Shonda Rhimes
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一つの夢、目標にたどり着けばきっと幸せになれる。良い人と
めぐり逢い、インターン期間を終える。夢が叶ったとする。

普通の人ならば叶った途端に他の夢を持ち始める。もしこれが
夢だったなら目覚めたいと思う。今すぐに・・・


夜中の三時、メレディスは眠れずにテレビを見ていると、イジー
とアレックスも眠れずに起きてくる。

一方バークとヤンが結婚する事を知って、それぞれの母親の
ヘレンジェーンがバークたちの元にやってくると、結婚式の
準備には時間がかかるものだとして母親達が気をはいていた。

リチャードとデレクは妊婦の件で未だに警察も身元がわからない
と言っている事を語り、とりあえず身体的にはもう問題は無い
事を告げる。
そんな中マークは病院に居るはずのアディソンを捜して回る。
リチャードは彼女は時間が欲しいとして休暇を取ったことを
語り、幸せと目的を手に入れる為と言っていた事を語る。

アディソンは一人車に乗って
シアトルからロサンゼルスへと
向かっていた。そしてアディソンが到着するのは、
OCEANSIDE
Wellness Group
と書かれた総合医療施設だった。
エレベーターに乗ると、たまたまピートという男性が乗り込ん
でくる。アディソンは突然笑い始めると、いつもエレベーター
は性的促進剤的な役割を果たしていたのだと呟く。なんの事
だか分からないピートはアディソンを不審な感じで眺める中、
アディソン自身も
イッチャっている女になりかけていると
自覚する。

ヤンはカリーの元を尋ねる。
すると突然ヤンの後ろにはヘレンとジェーンの姿が有った。
ヤンはカリーに
ブライズメイドになって欲しいという。

デレクの元にメレディスがやってくると、昨夜は眠れたのか?
とデレクに語りかける。私が溺れたときにあなたは違う思いを
味わったであろう理解し、あの時の私はいつもの私じゃなかった
事を語る。今はあの時とは全く違い前向きに貴方を受け入れて
いる事を告げ、
今私の事を諦めないで欲しいと語る。

アディソンが尋ねたのは親友のナオミ夫婦が働く総合病院だ
った。受付にはイケメンのデル、そして施設にはナオミの娘
マヤが居た。アディソンはナオミの姿を見つけると久しぶり
として声を掛けるが、ナオミは怪訝な顔をして私に何の用なの
かと問う。一年以上貴方は音信不通にしていたのだとし、私は
何度も連絡を取ったのにアディソンが出なかった事を指摘される。
アディソンは離婚したりなんやかんやで忙しかった事を告げる
が、ナオミもまたサムとは別れた事を告げる。サムは現在
ボディランゲージという本を出版し、大衆を導く医学の教祖の
様な存在になっていた。サムがやってくると、ここには様々
な個人医師たちが集まる共同医療施設である事を告げる。職場
には、精神科医のバイオレットを始め、クーパー、ピートなど
が働いていた。ナオミは夫のサムと別れても同じ職場で働いて
いる事に驚くが、離婚したけど良い友達関係でいるのだという。
アディソンはナオミにここに来た
目的は生殖医療の名医である
ナオミに診察して欲しい
のだとし、子供が欲しいのだという。

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■メレディスの場合

出世か恋愛かに悩んでいるデレクに対して、メレディスは
自分の性格なりこれまでの突拍子もない言動に問題があって
デレクがトーンダウンしたのかと感じて、今この関係を諦め
ないで欲しいと告げる。

スーザンに付き添ってやってきたザッチャーとのコミュニケー
ションは不格好な物が有ったけど、それでも前向きになった
メレディスは相手の言葉に耳を傾ける体勢が整っていること
もあって円滑な関係になってきたかな。

ザッチャーとスーザンの娘のレクシーもインターンの道に
進んでいるみたい。モリーには手を焼いているみたいな
話まで出来るようになっていた。

結婚式を控えているヤンのことを

■クリスティーナの場合

ヤンはこじんまりとした式ならばやっても良いとバークに
つげ市庁舎でメレディスとデレクだけを呼んでひっそりと
式をやろうとしていたがバークは盛大な式を望んでいるようだ。
というかバークは完全に母親に顔が上がらない感じで結婚式
の主導権もほぼ母親が握っている感じ。

友達の少ないヤンとしてはブライドメイドをカリーに頼む
始末。メレディス、イジー、カリーの三人に担当してもらう
様だ。


■ジョージの場合

今回は殆ど登場無し。
イジーとエレベーターで逢った際に、マーシーウエスト病院
に移ることを模索している事を改めて語っていた。
相変わらずドロ〜ンとしたキャラクターで、ジョージらしさ
はまるでなし。

■イジーの場合

少しずつ本来のイジーを取り戻しつつあるけどやはり気になる
のはジョージとの関係か。
カリーと顔を合わせるごとに気まずい雰囲気が流れている。

■その他

アレックスとマーク

アディソンを巡った争いに於いて、マークはアレックスが
アディソンと寝た事を知ってアレックスに辛く当たっていた。
マークは早く居なくなってくれって感じ。
でもマークなりにアディソンとの関係は真剣に考えていた
様で、今回は何故ロスに行ったのかを気にしていた。
デレクに相談し、アディソンが別人と寝た事を語るマークを
見てデレクとしてはざまぁみろと心の中で叫んだに違いない。

アディソンinビバリーヒルズ!

突然休暇を楽しむのかなと思っていたけど、なんと目的は
子供が欲しいという事のためにメディカルスクール時代
からの親友のナオミの元を尋ねる。生殖医療に携わっている
様で、ナオミはサムと幸せそうに暮らしているのかと思った
けど、離婚していた事実を初めて知る。しかしアディソンに
取っては子供の居る生活を羨ましそうに眺めていた。
ただ意外にもナオミはアディソンの生き方を求めている部分
が有り互いに無いものねだりだった。

ロサンゼルスという暖かくて開放感あふれる土地柄故のこと
なのか、やたらとセックスに関係する話題ばかりで少々
ウンザリしたけど、ちょっとしたスピンオフ的感覚で見れば
そう悪くはなかったのかも。シアトルと同じく、結局ここで
もぐだぐだした恋愛関係は有りそうだ。

この病院でのアディソンのポストも有る中で、環境を変えて
ここにとどまっていくのか。

アディソンは降板ではないけど、クレジットを見る限り
シーズン3以降はメインの扱いではないね。
2007年から始まったこのドラマのスピンオフドラマ「プライベ
ート・プラクティス 迷えるオトナたち
のキャラクターたちが
登場したのが今回のロスでのエピソードだった。

●入院患者

スーザン

胸焼けがしてしゃっくりが止まらず睡眠不足と言うことで
クリニックにやってきた。
クロルプロマジンという精神安定剤を使うと一時期はしゃっくり
は止まったけれど、すぐに再発。結局内視鏡を使った手術
で胃酸の逆流を防ぐ措置をしたみたい。

アディソン

妊娠できるかどうかの検査を行う。卵胞刺激ホルモンの数値が
高く、胞状卵胞が2個しかなくて生殖能力がないと言われて
しまった。こんなオチってまさに私の人生ねと笑っていた
けど、エレベーターで語りかける天のお告げと共になんだか
アディソンは今回別の世界にいっている様だった。

リサ

ジムやキャロル、リック、ダグなどリサに関係する人物が
入り交じって現在の関係がどうなっているのかよく分からない
所が有った。ゲイカップルだったり代理出産だったり、
如何にもアメリカンっぽいネタだったけど、授かったのは
なんとリサが自然に妊娠した赤ちゃんだった。
しかし胎盤と子宮の癒着が激しいみたい。リサはアディソン
に担当医になって欲しいと語っていた。

■使用された曲

・Leslie Feistの"Sealion"
・The Mary Onettesの"Lost"
・The Broken Westの"Down In The Valley"
・Switchesの"Message From Yuz"
・The Rosewood Thievesの"Los Angeles"
Jem Griffithsの"California Sun"
・The Adoredの"Not Having It"
・Brandi Carlileの"Turpentine"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) メレディスの父
スーザン・グレイ (Mare Winningham) ザッチャーの妻

エヴァ (Elizabeth Reaser) Jane Doe
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 医師、ネットで彼女捜し
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 医師、アランにふられた?
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 医師
サム・ベネット (Taye Diggs) 医師、ナオミの夫
ナオミ・ベネット (Merrin Dungey) 医師、生殖医療
ウィリアム・パーカー (Chris Lowell) "デル"、受付
アラン (D.W. Moffett) バイオレットの彼氏
キャシー (Bellamy Young) 患者、ランニングで性欲発散
ポール (Raphael Sbarge) キャシーの夫、性欲がない
キャロル (Stephanie Niznik) リックの元妻
ヘレン・ルーベンスタイン (Tsai Chin)
ジム (David Anders) キャロルの夫
リサ (Becky Wahlstrom) 代理母・妊婦
リック (Cameron Watson) ダグのパートナー
ダグ (Gary Hershberger) リックのパートナー
キャミ (Parisa Fitz-Henley) アランの妻
マヤ・ベネット (Shavon Kirksey) ナオミの娘
ジェーン・バーク (Diahann Carroll) バークの母
ティリー (Mary Joy)
キース (Garon Grigsby)
--- (Jane Clark) Nurse
--- (William Jackson) Old Man
--- (Robin Hines) Cute Girl

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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