グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/





May 3, 2007
第23話 夢を求めて Part II The Other Side of This Life: Part 2

監督/Michael Grossman
脚本/Shonda Rhimes
--------------------------------------------------------
アディソンは胎外受精をしようと考えて親友のナオミが勤める
ロサンゼルスの病院へとやってきたが、胞状卵胞が2個しかなく
て生殖能力としてはほぼ無い事を指摘される。夢が叶わなかった
ら何を夢に見れば良いのか・・・とアディソンは失意を抱える。
ナオミはこのオフィスにアディソンの部屋は開いていることを
告げいつでも向かい入れることを語る。
アディソンは例え子供が出来てもモンスターが生まれる可能性
だってあると考えて、なんとか子供が出来ない事を受け入れよう
とする。
そんな中、病院の待合室にはナオミとアディソンだけでなく
やたらと時間を気にしてやってくるバイオレットの姿が有った。
アディソンは不可解な感じがしているがその理由もすぐに判明
する。
デルは休憩時間になると、目の前の海岸でサーフィンをしにいく
為に裸でオフィスを通り抜けていくことを知っていたのである。
デルの肉体を見て癒される二人に、アディソンはこんな事をして
いて恥ずかしくはないのかと問い詰める。

一方シアトルでは、ジェーンは脳に出血している事が判明し、
デレクは出血の場所が場所なだけに覚醒したままの手術になる
事を告げる。脳はまだ未知の領域なので危険な手術になること
には間違いない事を告げると、ジェーンはその血栓を取れば
記憶が戻るのか?と問う。そういう可能性も有ることを告げると
希望を持つことに。

ベイリーとメレディスは外来で来たスーザンの診察を行う。
先日しゃっくりが止まらないとして来たスーザンだが、心
臓に
雑音のような物が聞こえる
という。内視鏡手術による合併症
なのか。細菌性心内膜炎かも知れない事を告げ、検査を受けて
もらうという。ザッチャーはとても心配するが、メレディスは
大丈夫だと安心させる。

アレックスはジェーンと話し合う。
出産した子とまだ話しかけられずにいる事を語るジェーンは
外の世界の事を思い出せないと話せないのだという。

一方ロスでは、アディソンはピートが正式な医者ではなかった
事を知り偽医者呼ばわりする。ピートはメディカルスクールに
は行った事を告げ、漢方医としての資格や中国で5年間滞在して
代替医療を学んだのだと語る。そんな彼女に横になってくれと
告げると、偽医者ではないことを証明するという。
ピートはアディソンの表情を見ると深刻な感情を抑えている
事を指摘し、針治療を行う。これで心の痛みを取り除けるのだ
というが、アディソンは自分にはそんな痛みなどないと否定する。
しかしピートが居なくなった後、彼女は一人涙ぐむのだった。

--------------------------------------------------------


■メレディスの場合

メレディスとしてはこれまでの成長過程に於いて負った心の
傷や両親とのわだかまりとは一段落つき始めていたのにまた
しても彼女の心を砕く結果が用意された。

デレクとの関係に於いてもここ最近の蟠りから解かれつつ
有り、一緒にメレディスの家でまた住む事になりそうだと
思わせつつこういう展開になるのだから辛いね。
メレディスも辛いけど見ている方としても陰鬱なメレディス
を見ていると精神衛生上かなりストレスず溜まることは確か。

雪解けの為のきっかけを作り父親との仲介役をつめていた
スーザンの死かなり辛いものがあったな。人の運命とは
本当に分からないものだ。ザッチャーのような人物こそ長生き
しちゃうんだろうね。
流石にメレディスを殴ったときには引いたな。

■クリスティーナの場合

バークとの結婚式ネタを引っ張っている彼女。
バークとヤンの両親が出てきたことでこぢんまりとした結婚式
ではなく盛大なものになりそうだということで、ヤンとしては
違和感が有るけど、バークの為にそれを無理してでもやろうと
する。しかし今回はどちらかというとバークの苦悩が描かれた
感じだった。最後にヤンとバークがベッドの上で抱き合っている
シーンは久しぶりにヤンの良さを感じるところだった。

■ジョージの場合

相変わらずどろーんとしたジョージ。
ベイリー先生が主導しているクリニックの空いたスペースで
一人自問自答している姿。
結婚歴の長いベイリーからアドバイスをもらおうとするも駄目。
同じく一人になりたいバーク先生と全く同じような立ち位置に
いるって所が笑えるけどね。
同時に二人を好きになってしまったこと。
実際には二人というよりもイジーの方が好きなんだと思うけどね。
結婚を早まるとロクな事が起こらないという典型だけど、
勢いが無いと結婚もなかなか踏ん切りが付かないというところ
だよね。


■イジーの場合

出番はあんまり多くなかったけど、ジョージがマーシーウエスト
に行くことに対して異議を唱えた彼女。
冒頭からカリーと逢った際には、カリーからブライズメイドに
なることや、ジョージのマーシーウエスト行きの件で確認を
取ったけど、いざジョージに遭うとやっぱり引き留めずには
居られない。エレベーターはホント、ドラマが起きる場所だね。

ジョージとカリーがエレベーター内でキスした後にカリーと
遭うことになるもカリーは疑いもしなかったのかな。

■その他

アレックス

相変わらずジェーンにつきっきり状態のアレックス。
ジェーンの記憶が戻るかも知れないということで期待がもたれ
たけど、結局記憶は取り戻せなかった。
このドラマだったか「Dr.ハウス」だったか忘れたけど、以前
にも覚醒した状態で脳の開頭手術をして、どの神経がどの働き
をするのかをテストするシーンがあったよなぁ。

思い出はこれから作れば良いとして夜空を見せに行く所など
アレックスっていつの間にか一番良いやつになってしまった。

アディソンinビバリーヒルズ!

相変わらずプライベート・プラクティス 迷えるオトナたち
を演じている彼女たち。
ビバヒルでは子供の件が主に扱われて、アディソンとピートの
関係に言及したり、謎のエレベーターさんの正体が判明する
ところなど面白く出来ていた。
サムは特に問題がある訳でもなくあるとき突然別れたくなった
みたいだけど、まぁよく分からない感じだね。
子供が欲しいとする人たちの姿を見てアディソン自身どう
感じたのか。自分に子供が出来ないことはカルマ的な法則が
働いた事を嘆いていたり、男性との無駄な時間を過ごしてしまっ
た事を後悔していたけど、なかなか人生はうまくいかないですね。


●入院患者

スーザン

単なる感染症かと思ったけど、みるみる内に容体が悪化。
大丈夫・大丈夫と語っていたメレディスだったけど、結局
亡くなってしまった。抗生物質が効かなかったのか。
原因は何だったのだろうか?

アディソン

顔中を鍼で刺されていたシーンは面白かったかも。

リサ

子宮と胎盤がくっついている状態だったのかな。
出産後に大量出血。
そんな状態でもキャロルを初めとして男性三人組は子供のこと
ばかりを口にしている姿を見てアディソンは憤怒していたって
感じだね。

■使用された曲

・Leslie Feistの"Sealion"
・The Mary Onettesの"Lost"
・The Broken Westの"Down In The Valley"
・Switchesの"Message From Yuz"
・The Rosewood Thievesの"Los Angeles"
Jem Griffithsの"California Sun"
・The Adoredの"Not Having It"
・Brandi Carlileの"Turpentine"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) メレディスの父
スーザン・グレイ (Mare Winningham) ザッチャーの妻

エヴァ (Elizabeth Reaser) Jane Doe
クーパー・フリードマン (Paul Adelstein) 医師、ネットで彼女捜し
バイオレット・ターナー (Amy Brenneman) 医師、アランにふられた?
ピート・ワイルダー (Tim Daly) 医師
サム・ベネット (Taye Diggs) 医師、ナオミの夫
ナオミ・ベネット (Merrin Dungey) 医師、生殖医療
ウィリアム・パーカー (Chris Lowell) "デル"、受付
アラン (D.W. Moffett) バイオレットの彼氏
キャシー (Bellamy Young) 患者、ランニングで性欲発散
ポール (Raphael Sbarge) キャシーの夫、性欲がない
キャロル (Stephanie Niznik) リックの元妻
ヘレン・ルーベンスタイン (Tsai Chin)
ジム (David Anders) キャロルの夫
リサ (Becky Wahlstrom) 代理母・妊婦
リック (Cameron Watson) ダグのパートナー
ダグ (Gary Hershberger) リックのパートナー
キャミ (Parisa Fitz-Henley) アランの妻
マヤ・ベネット (Shavon Kirksey) ナオミの娘
ジェーン・バーク (Diahann Carroll) バークの母
ティリー (Mary Joy) エレベーターの監視・声
キース (Garon Grigsby)
--- (Jane Clark) Nurse
--- (William Jackson) Old Man
--- (Robin Hines) Cute Girl

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system