グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season3)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/




May 17, 2007
第25話 誓いの言葉 Didn't We Almost Have It All?

監督/Rob Corn
脚本/Tony Phelan、Joan Rater
--------------------------------------------------------
部長になれば多大な責任を負う。この病院の外科へやってくる
患者は全てキミの患者となる。例えオペを執刀しなくても

メスを持つ事は減る。家族の願いから目を反らさず、お子さん
を救う事にあらゆる手を尽くしたと言わなければならない。
あるいは自分自身、、奥さんに対しても。他人の家族の世話で
手一杯であり、しかも責任を伴う。その結果、他人の家族を見
ることばかりになり、自分の家族は放ったらかしになる。


独身最後のバチュラパーティーをする女性陣。
ヤンはカリーに頼んで、手に誓いの言葉を書いてもらう。
イジーは愛の誓いはハートで語る物だとするが、ヤンはハート
は臓器以外の何者でもないという。愛は信じているが、結婚式が
馬鹿げているのだという。しかしメレディスは何が有ろうとも
バージンロードを歩いて祭壇に行ってくれと告げ、それが
私たち
が自信を取り戻す方法
なのだという。

シアトルグレース病院では、登山で遭難した4人が運ばれ処置する。
3人だけかと思われていたが、後に1人が見つかったのである。
しかし4人目のロニーは頭部にピッケルが刺さった状態で見つかっ
たのだった。

リチャードはアデルがトイレで血を流して倒れて居るのを発見。
リチャードはアディソンに対して、妻に何が有ったのかと尋ねる
が、接触事故を起こして病院に来ていたと嘘を付く。リチャード
は別居しているが私たちはまだ夫婦なのだとして、本当の事
を話すよう要求する。するとアデルは流産の恐れがあるとし、
妊娠しているのだと語る。

バークは妊婦リーナから容体を聞く。
胸の痛みはいつ頃から起きたものなのか。リーナは確か昨日の3時
頃からだという。アディソンらは今日帝王切開することになる
事を告げると、リーナはまだ誰を親権にするか決めていないと
困惑するが、ウォータージョーは今はまだ決める事はないと
して君自身が元気になる事が先決だと声を掛ける。
リーナはCTを行うことになるが、バークによると
恐らく大動脈瘤
解離
だろうという。48時間が破裂するので、時間の猶予もあまり
無い事を告げる。

ベイリーはインターンたちに今日の割り振りを発表する。
オマリーはシェパード、スティーブンスはバーク、カレフは
アディソン、グレイはリチャードの奥さんを担当してという。
ヤンは私は何をするのか?ととうと、貴方は式をするのだから
今日は休みだと語る。患者と式の準備のどちらが大切なのかと。

リチャードは
外科部長選で一人一人の候補者と面接し、該当者
たちに一人ずつ話をする。マークに対してリチャードは、
キミが本気でこのポストを狙っているとは思えないとし、デレク
との戦いで勝ちたいから参加したのだろうと告げ、マークは
外科部長にはなれない事を語る。

一方遭難した登山者のデール、ジャック、アンディに対して
ロニーが見つかった事を語るデレク。一体山で何が有ったのか?
と尋ねると、酷い吹雪になりロニーだけが恐れを成して下山し
たいと言い出したのだとし、自分たちはみんなロープで繋がれて
いたので一人だけ下山することは出来なかったのだという。
そんな中、ピッケルを岩に引っかけようとしたらロニーの頭に
食い込んでしまったのだという。これは事故だという。

アデルが目覚めるとリチャードは目の前に居た。
アディソンはアデルのお腹を検査し、赤ちゃんがまだ動いている
事を確認する。リチャードは何故黙って居たのかとアデルに
告げる。

一方アディソンの元を尋ねて、ジェフ・ポープという男性が
やってくる。レベッカ(ジェーン・ドウ)の夫だという男性だった。

--------------------------------------------------------


■メレディスの場合

メレディスvsデレクのイライラ対決にいよいよ決着がっ・・
と感じですが、まだまだ予断を許さない感じ。
メレディスとしてはデレクに対して立ち直ったのでまた
家に遊びに来てと微笑むものの、見ていると二人のやりとりは
セックスレスの熟年カップルが久しぶりにHしましょう!的サイ
ンを送っている様で、旦那にはその気がないけど、妻からの
サインに苦悩する男を見せられているかのようだった。
驚きなのはデレクが外科部長の座を受けるチャンスを得たのに
それを蹴ったこと。今回冒頭でのナレーションはリチャード
だったけど、誰かに部長の辛さを説明しつつ引き継ぎを行って
いたようなので、それがデレクに対して発言をしていたという
ところなのか。
ただここでリチャードを辞めさせるハズもないし、どういう
流れで留まらせるのかが気になる。アデルも納得してくれるのか。

■クリスティーナの場合

愛しているけど結婚式は嫌だ。
愛するバークのためにそんな信念を曲げて譲歩するも譲歩した
と感じるのではなく、理解して欲しかったとするバークとの
間で結局別れる事になった。まぁ職場同士で結ばれると後々
面倒になるし、ヤンと付き合うと面倒臭そうだし、結局メレ
ディスもヤンもほろ苦い経験をしたということで、シーズン4から
新たな展開の為に一度関係をリセットしたというところなのかな。
結婚すると外科医ではなくなる気がするヤンの気持ちも
分からないでもないけど、やっぱり彼女、面倒臭い。
ヤンの母親が娘に対して感情面で幼すぎると語っていた
通りだったね。眉毛が無くなったヤンの姿は笑えたけど、ドレス
を着た彼女は綺麗だった。馬子にも衣装とはこのことか。
アレックスはヤンの衣装を見て胸の事を指摘していたけど、
特に胸を意識する様な衣装ではなかったよね。

■ジョージの場合

カリーが患者と関わる内に子供が欲しくなり、そのことを遠回し
に言われたジョージ。
イジーからも最後の告白とばかりに圧力をかけられるも、
結果的にカリーを選んだ。というか、ジョージはインターンの試験を
落ちていたのか。こうなってくるとカリーがどうとか言うよりも
完全にシアトルグレースに居場所が無くなる訳で、結果的に
後腐れ無く退出できるというところなのか。

ジョージが最後に次世代のインターンと会話するシーンが
有ったけど、自分も大学時代に落とした必修科目を取る際に
似たような経験をしたことがあるのであの気まずい雰囲気が
凄く良く分かったな。一年違う生徒とふれあうと温度差が
違うので、これから一年この人たちとやっていけるのかみたい
な事が気になってしまう。最後に出てきたグレイ家の人は、
いわゆるスーザンの娘さんなのか。とても綺麗な方だったね。

■イジーの場合

イジーは最後にジョージに愛の告白。
流れとしてはアレックスとジェーンのエピソードと面白い
くらいに似たような感じとして描かれていた。
最終話のイジーは殆ど存在感が無かったような感じもする。



■その他

アレックス

いよいよジェーンが退院。そしてジェーンの夫・ジェフの
登場。アレックスはジェフがなかな迎えに来なかったことに
対して憤りを感じていたけど、ジェフはジェーンと一緒に
住んでいたときにも隣にいたのに無視していたことを語って
いた。ジェーンはなんとかしてここにとどまる理由を求め
アレックスにその言葉を言わせようとしていたけど、
アレックスは自分がいい加減なヤツだと自虐し、ジェーン
はジェフと居た方が良いと語る。
今の私は以前のレベッカとしては考えられず、アナタが付けて
くれたエヴァだとする訴えにもアレックスは応えられず。
アレックスは結局どうしたいのだろうか。
ちょっぴりネタばれするとシーズン4にも彼女は登場する。
どうなるか楽しみにしよう。

チーフレジデント

チーフレジデントがベイリーではなくカリーの名前が書かれて
居たと知った時のベイリーがちょっぴり可愛そうだった。
落選者同士、ジョージとベイリーがヤンの結婚式に行かず、
寂しそうにする姿。自分に責任があったのではないかとする
ベイリーにとっては苦い思い出になったのかな。


入院患者

4人の登山者

4人の間に一体何が有ったのか。
ロニーが落下し、苦しんでいた為に安楽死させようとした
様だ。この行動を聞いたデレクはメレディスにも自分では
決断できないので、メレディスの方から解放してくれと迫る。

妊婦・リーナ

双子を出産。母胎も危なかったけど上手い事アディソンから
バークの連携で手術は無事に済んだのかな。
親権の問題はどうなるのか。

妊婦・アデル

結局リチャードの子供だったのかな?
リチャードがアデルの傍にいたことでまた元の鞘に戻りそう
だけど、シアトルグレースはそう易々とリチャードを解放
してくれなさそう。今回のテーマは明らかに解放だよね。


■使用された曲

・The Jealous Girlfriendsの"Roboxula"
・Grace Potterの"Falling Or Flying"
・Ray Lamontagneの"Hold You In My Arms"
・Coburnの"Closer"
・Ray Lamontagneの"Within You"
・The Hereafterの"Eulogy"
・The Mary Onettesの"Explosions"
・Ingrid Michaelsonの"Keep Breathing"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) メレディスの父
スーザン・グレイ (Mare Winningham)

レベッカ・ポープ / エヴァ (Elizabeth Reaser) Jane Doe
リーナ (Aasha Davis) 妊婦、酷い胸焼け
ジャック・ボーガン (Kevin Rankin) 登山者
アンディ・メルツァー (Brian Tee) 登山者
ウォルター (Jack Yang) ジョーのパートナー
デール・ウィニック (Derek Phillips) 登山者
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻、妊娠・52歳
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
ジェフ・ポープ (Jason London) レベッカの夫
ヘレン・ルーベンスタイン (Tsai Chin) バークの母
パトリシア (Robin Pearson Rose) シアトルグレース事務長
ジェーン・バーク (Diahann Carroll) ヤンの母
--- (Ajay Vidure) Intern
ローラ (Candice Afia) Intern
--- (Artie O'Daly) Intern
ピアス (Joseph Williamson) Intern
--- (Traber Burns) Andy's Lawyer
--- (Scott Broderick) Orderly
--- (Don Abernathy) Wedding Guest
--- (Marie Antoinette) Family Friend
--- (Greg Brown) Surgeon

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system