グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Oct. 4, 2007
第2話 泥沼な私たち Love/Addiction

監督/James Frawley
脚本/Debora Cahn
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病院では常に中毒を目にする。この代には呆れるほど色んな
中毒が有る。麻薬やお酒、たばこの中毒はそれ程苦労はしない。

習慣から抜け出すのは難しい。なかなかその気になれない。
っいうのも中毒になるには理由が有るからだ。よくある事だ
けで日常の一部として始めた事が有る時から一線を越え、
付きまとうようになる。否応なしに振り回す。人は高揚感を
求める。そのせいで他のことは全て吹き飛んでしまう。


メレディスはデレクと別れを決意したが、セックスだけの
関係になる。デレクはHが終わるとこのまま家に泊まって行こ
うかと告げるが、メレディスは別れたのだからダメだという。
そういえば君はイビキをかくし、僕は君の事を見下すのが好き
だと語るデレク。

ジョージはイジーの元に行くと、
僕もイジーの事を愛している
と告白する。そして
明日カリーに別れを告げる事を語る。
一方ヤンはバークが居なくなった部屋で、結婚祝いに贈られて
来たプレゼントに埋もれていた。

病院では・・・
リチャードは妻との時間を作る為にスケジュール管理などは
他の医師に分散してやってもらう事にしたとして、デレクに
語る。しかしデレクはなかなかそれを出来ないリチャードに
対して貴方は仕事中毒だと指摘する。

そんなデレクの元にマークがやってくると、メレディスとは
よりを戻して一晩中Hしていたのだろうと問い、今ではセック
スフレンドなのだろうと語る。それも別れられない為だと言われ
回復の第一ステップは認める事だぞと言われるデレク。

ヤンは結婚祝いに贈られたものを病院に持ってくると、何か
対価のある人にはプレゼントを好きに持って行って良いと
語る。これは
ワイロとして使用させてもらうとヤンは堂々と
宣言。マークはカプチーノマシーンが欲しい事を告げると、
モース手術で皮弁移植をやらせてくれたら挙げるという。
イジーはミキサーを頂戴というが、あんたは対価が無いから
ダメだと語る。

そんな中、
アパートでガス管爆発事故が起きたとの連絡が入る。
ヤンは新米インターンのレクシーなどを引き連れて、回診より
も修羅場の方が優先されるのだと告げる。

ジョージはカリーを見つけると話がしたい事を告げるが、
カリーはチーフレジデントとして働き通しで疲れているので
時間が有る時に話して欲しいと告げる。

救命士のジルは女性患者を運んでくる。
マーラ・クリストラー(34歳)、腹部が破裂し頭蓋骨の骨折を
している重傷者だった。
救命士のレイは、1歳半の少年ブライアンを連れて来る。
打撲が有り危険な状態だという。ブライアンの父・デーヴ
子供を助けて欲しいという。
また60歳の患者・アーチー・ローチーが熱傷と外傷で運ばれ
てくる。彼はマーラと子供を優先して助けて挙げて欲しいと
語る。
クラークもまた運ばれてくると、爆発は恐らくガスレンジ
からだと語る。内出血が有るのでCTを取るという。
カリーはベイリーに対して一人レジデントを貸して欲しいと
するが、ERがこんな状態の時に貸せるはずはないと語る。

ヤンが持って居たワッフルメーカーか欲しいタイラーは、
ヤンに情報と交換にそれが欲しい事を求める。バーク医師の
母・ジェーン・バークがこれからここにやってくるのだと
いう。ジェーンがやってくるとヤンは思わず隠れる。タイラ
ーと取引すると、タイラーは現在ヤンは手術中なので席を外して
いる事を語る。

ヤンはメレディスに相談する。
なんとかジェーンを追い払って欲しいというのである。
イジーはメレディスたちの元にやってくるとジョージの事を
捜しているというが、メレディスたちはまるでイジーを
相手にする余裕が無かった。
看護師のローラは少年ブライアンのCTの結果をアレックスに
持ってくる。ブライアンは深刻な状態ではないとして、
抱っこすると、臭いに異変が有る事に気がつく。ローラに
頼んで急いで
薬物の血液検査をするよう語る。
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■メレディスの場合

デレクとの関係は相変わらず。
メレディスがイビキをかく事を指摘された。
デレクとはあくまでセックスだけの関係だとして割り切ろう
とする姿が有るが、同時に求める気持ちも強く、忙しい仕事
の後にも約束してHしようとする姿が有った。
デレクがランチにメレディスを誘うも私たちはSとMだけの
関係だと語る。
最後にデレクは今の関係に問題が有る事を認めつつも、
やはりメレディスとは離れられないということを描いた。

また今回は何と言ってもレクシーとの関係についてメレディス
が現在の心境を語るシーンがインパクトが有った。
レクシーはメレディスと話をしたくて仕方がないという感じ
で、クリニックを担当することになったメレディスとレクシー
に対して、レクシーはずっとメレディスを観察する姿がある。
その視線の撮り方がまた上手い感じで、メレディスも背中に
目が有るのか?というくらいに、レクシーの視線に気がついて
疎ましく感じていた。

レクシーから同じ父親であり義姉妹だとするが、同じ父では
無いとするメレディスは自分の父は5歳の時に出て行ったの
だとし、貴方の父はそういう人物か?と問う。私が男性を
受け入れられないでいるのはそんな父親のせいであり、
父は私ではなく貴方を選んだのだとして、それを察するよう
求める。まぁ確かにレクシーに責任は無いしメレディスの
気持ちもわかるのだけど、レクシーがジェーンの様に関わって
いるウチに蟠りは解けてくれそうな気がするけどね。

■クリスティーナの場合

ヤンはバークが何も言わずに出て行ったことに未だに放心
状態。そんな状況の中でバークの母・ジェーンが会いに来た
ことで困惑する。
プレゼントに囲まれている時にはまだバークの存在を感じて
居られたのだろうけど、全てが部屋から無くなった最後は
いよいよ現実を知ったというところなのかな。

ジェーンに関してはジョージが上手い事フォローしていた。
メレディスが最初にジェーンと対峙した際には、
式場でメレディスが"終わりです、終わりです、本当に終わり
です"と語った意味について問われて、ベストマンの希望を
打ち砕いたのか、それともその場を利用して自分の彼にメッセ
ージを送ったのかとして、マナー違反か自分勝手な奴なのか
と問われる姿が有った。

ジェーンはヤンと似たような性格をしているようで、バーク
と別れた事に許さないオーラを出しつつ、外科医としての
ヤンの姿にも理解を示していた。しかし心臓外科医を目指す
中でバークの近くに入ればこそ最高の外科医になれた事を
語られる辺り、真理だったような感じだね。


■ジョージの場合

今回は何と言ってもカリーと別れを言おうと決意するも、
残念ながらカリーがチーフレジデントとして大変な思いを
している事を知って話せずにいる。この辺の変な優しさが
より人を傷つけているんだけどね。

ジェーンに対して、自分はバークの友人であり愛弟子だと
言って近づく。結婚に踏み切ったら終わりだとして、自分と
カリーの件を上手くバークとヤンの関係に当てはめて説明
した感じだったな。

■イジーの場合

イジーの存在感が急に減ってしまった感じ。
カリーとイジーが同じ手術室になるというシチュエーションは
とても酷なモノが有るよね。
カリーはイジーとジョージが浮気して居ることを悟っている
感じだけど、ジョージとはまだ向き合えずにいるようだ。

イジーはジョージがカリーに真実を話したのか、中盤までは
気になって仕方がなかったみたいだったけど、結局言えずに
いることでお預け状態。

■その他

アレックス

1歳児の患者を扱う事になる。
アディソンの下に付いていただけ有って小児科に進んでいく
ことになるのかな。子供の扱いが上手くなったし、異変にも
気がつくところは良い医者になったかんじ。

デレク

今回バークの母・ジェーンにデレクが話しかけるシーンが
有った。ジェーンはデレクはバークと同じく高潔な人だとし、
対等じゃない関係の引き際を分かっているのならば高潔だと
言われるも、今やデレクはマークレベルの男性のような感じ。
ただ人は変わる。アレックスの様に言い風に変わって欲しい。

ベイリー

メレディスにあんたの命を救ったんだから、今その恩を返して
と告げクリニック担当させていた。

時と場合によっては言わなくて良いことも有ると語る姿も有った。

●入院患者

クリストラー一家

妻・マーラ、夫・デーヴ、子供・ブライアン。
この一家は麻薬の精製・販売をしていたとのことで、子供が
メタンフェタミン/麻薬中毒になっている事を指摘される。
アレックスを殴って子供を連れて逃げようとしていたけど、
子供が危険な状態なのに、逃げることなど出来ないハズだ。

クラーク

クリストラー家から麻薬を購入していたジャンキー。
30歳から軽い気持ちでやったドラッグに今ではドップリ。
結局命を落とすことになる。

アーチー・ローチー

60歳で独身患者。
クリストラー家と懇親にしていて、ブライアンの子守もよく
行っていたが、実際にはクリストラー家が麻薬販売をして
いた事を知って愕然とする。


■使用された曲

・Amy Obenskiの"Carousel"
・Chris Garneauの"Castle Time"
・Laura Iziborの"From My Heart To Yours"
・The Rentalsの"Little Bit of You in Everything"
・Gomezの"Moon and Sun"
Trolle Siebenhaarの"The Yard"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ライアン・マクマリー (Sean Morelli) 医師

アーチー・ローチー (Ben Vereen) 60歳、独身、クリストラー家と懇親
デーヴ・クリストラー (Brennan Elliott) 父、患者、麻薬精製
クラーク・ウエスト (Nicholas Gonzalez) 麻薬中毒、患者
ジェーン・バーク (Diahann Carroll) バークの母
マーラ・クリスラー (Amy Landers) 34歳、妻、患者
ジェニファー (Tanya Linette Smith) クリニックに居る医者

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レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
ブラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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