グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Oct. 18, 2007
第4話 愛することと許すこと The Heart of the Matter

監督/Randall Zisk
脚本/Allan Heinberg
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人生で死と税金を除くと確実な物はただ一つ。どんなに頑張っ
てもどんなに心構えをしっかりしても誰もが過ちを犯すという

こと。人を傷つけ、傷つけられる。立ち直りたいと思うならば
言える事は一つしかない


ジョージはカリーにイジーと浮気したことを告白する。
しかしカリーは意外にも許すという。
死が二人を分かつまで
と誓ったのだから許す
のだと。
ジョージは朝、病院に行くとすぐにイジーを探す為に病院を
掛けづり回る。
デレクはメレディスを見つけると、週末に遠出しないか?と誘う。
恋人じゃないのに旅行に行くのか?というメレディスにワイン
カントリーに行こうとし、Hばかりの週末を送るのだと語る。
メレディスは賛同し、シフトを変わってくれる人を探すと語る。

ヤンはメレディスがデレクとヨロシクやっているのを見て、
私なんてERでジャンキーやギャングからインターンを守ってい
るのに何てことをしているのかと呆れる。メレディスはレクシー
はインターンの中でもまともではないか?と問う。あんた妹の
ことを嫌いじゃなかったのかと問うヤンに、
頭で考えると嫌い
だが実際には良く出来る子だ
という。ヤンがナチ二代目の様だ
という。
メレディスはアレックスを見つけるとシフトを変わって欲しい
と頼む。アレックスはインターンのノーマンを引き受けてくれる
ならばシフトを変わると言われる。

ルーシー・セイルズという女性が足を負傷して運ばれてくる。
ステップマシンでトレーニング中に転んだのだという。恋人
ウィルは近くで容体を気にする中、イブプロシンを飲んだら
足が突然腫れたのだとベイリーやカリーに説明する。コーチゾン
注射をして早いところ退院させて欲しいというが、ベイリー
は怪我した事を診断してからでないとダメだという。

ジョージはイジーを、レクシーはヤンを捜す。

一方患者のアダムスタンリーと共に病院へとやってくる。
二人はアメフトのコーチと選手であり親子でも有った。
激しいタックルを受けて倒れたのだという。ヘルメットを
とりあえず外そうとして、切断していく。

ジョージは相変わらずイジーを捜しているとリチャードから
三階のナースステーションにいた事を聞かされる。
イジーはインターンたちにカルテは綺麗に書かないと誤診に
繋がるで丁寧に書くよう求める。
そんな中、イジーの前にカリーが現れると、
食堂に12時に
来るよう告げる。1対1だ
とし、忘れないでと言われると、
インターンのレオはイジーをボコるつもりだろうという。
ジョージはイジーを見つけると、カリーから"許す"と言われた
事を語る。怒りと流血を覚悟していたのにあっさりとしていた
事を告げると、
イジーはあの人は私を殺す気だと語る。

レクシーはヤンやデレクたちと患者のアダムを担当する。
あの父親は息子が麻痺して動けない状況なのに叱っているとし
て変だという。ヤンはレクシーの事を認めず、
"3"と番号で
呼ぶ
。デレクはこの場合どういう措置を取るのが適切か?
とレクシーに尋ねると、オペ前に脊椎を整復するのだとし、
その方法はハローで牽引するのだという。デレクは正解だと
語る。デレクはレクシーに対してメレディスとはどうか?と
問う。私はまだ嫌われているみたいだと語ると、デレクは
メレディスは君を嫌っていないと語る。ヤンはレクシーに
対して患者の包帯を交換するよう指示するが、デレクはヤン
がしろと告げる。

メレディスはノーマンをマークの元に連れて行く。
するとマークからこの患者は
ホスピスに転院させることになる
ので告知する様言われる

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■メレディスの場合

デレクからH旅行に誘われて乗り気満々の彼女。
レクシーとの関係に於いてもそれなりに軌道修正されて、
限りなく問題は取り外されたかに思われた。

今回メレディスがレジデントとして指導するのはノーマン
だった。ノーマンのミスで思わずホクロの除去に来ただけの
患者に末期がんを宣告してしまい、本人は人生の終末を迎える
準備に入っていた様子。ただインターンのミスは指導担当の
レジデントの責任でもあるのでメレディスが責任を負うしかない。
ノーマンからはメレディスの医師としての資質を褒められてい
た。

しかし最後にデレクからプロポーズされるもその時には
メレディスに対していつまでも君はインターンだと言われてい
た。


■クリスティーナの場合

今回指導するのは主にレクシーだった彼女。
メレディスとデレクの関係にちょっぴり僻みっぽくなっていた
けど、デレクがあからさまにメレディスの妹であるレクシーを
贔屓していたので、ヤンとしてはとばっちりを受けていた。
ヤンがレクシーに命令するのを見て、デレクがヤンにそれを
やらせようとすること。指導医の立場も考えずにデレクが
またやたらと口を挟んでくるところに違和感を覚えつつも、
ヤンがインターンを人扱いせず教育病院である事を忘れて
自分の利益に必死になっている姿もまた違和感が有るので
どっちもどっちって感じだったな。


■ジョージの場合

相変わらずカリーを傷つけるジョージを好きになれない。
ただ恋愛・心は誰にも支配できないので、好きになってしまった
のだから仕方が無いとは言えなくもないのだけど、急いで
イジーに報告したい気持ちがありありと見えていたので、
なんだか彼が滑稽に振る舞う度に、嫌な感じに見えてきてし
まう。ただこのドラマ、彼以上に嫌な人物が多いので、ジョージは
比較的マシに見えるところが凄い。

■イジーの場合

カリーから一対一で話があるといわれたイジーは周りからの
焚き付けもあって、完全に一人戦闘モード。
イジーばトレーラーハウス暮らしをしていた際にケンカも
覚えている事を告げ、雑草魂感を露わにしていたけど、
彼女の完全に早とちり。
周りが他人事のように二人の戦いを興味深く見守っている辺り
悪趣味だなと思うけど、カリーとの体格差を考えるとガチンコ
で戦うとイジーも殺されてしまうかも。
痴情の縺れとはいえ、チーフレジデントに楯突いたことで
処罰の対象になってしまうのだろうか?

■その他

アレックス

デニーとイジーが恋愛・結婚、そして死去した際にイジーは
アレックスの問いかけにも応じずに恋愛も敬遠してた状況に
有ったのに、ジョージとHしている事を知ったアレックスは
相当違和感を持っていたようだ。相手はオマリーだぞと何度
も信じられないそぶりを見せていたので相当彼の事を下に
見ていたんだろうな。イジーが泣いているのを見て深夜に
ティッシュを渡しに言った際にまた変な情事が始まってしまう
のではないかと思ってヒヤヒヤさせられたけど、それはなくて
ホッとした。

デレク

いよいよメレディスにプロポーズしたけど、プロポーズしつつ
メレディスの気持ちが整うまで待つと言いつつ、条件に合う
女性が現れたら・・・みたいな変な言い回し方をしていたな。
メレディスが何故男性を愛せないのかはある程度シーズン3
でも分かる作りになっていたので、まぁ仕方が無い部分もある
のだけど、それにしては野暮ったい関係だ。

ベイリー&カリー

今回は二人が過度のダイエットをしているルーシーの対応に
当たった。もう少し早くカリーが対応していればもしかしたら
助けられたのかも。骨粗鬆症だけでなく、十二指腸潰瘍による
出血になってしまった。
目の前の患者とそれを見守る男性を見て、
人は馬鹿だから。そして愛されたい。理由はそれしかないと
語る姿が印象的だった。

またカリーはイジーとの絡みで、ジョージを奪っただけでなく
恥をかかせた事に対して、恥ずべきはアナタなのに・・と
憤る姿が有った。

入院患者

ルーシー・セイルズ

恋人のウィルからダイエットを薦められて過度のダイエット
を行った結果栄養失調により倒れてしまった。
何の責任も感じていないウィルに対して、カリーが自分のこと
のようにしてウィルにくってかかり、危うくキャリアを潰す
ことになりそうなところまで行ってしまった。

アダム

アメフトでの練習での怪我で運ばれた患者。脊椎損傷で麻痺して
いるのに父親は文句ばかり。親子にも色んな形があるけど、
メレディスの様に捨てられるよりはマシなのか。

カミール・トーレス

リチャードの姪御さんで、卵巣がんから転移し、体中をガンで
蝕まれた18歳の患者だった。治療することを拒否した彼女。
治療の辛さから解放されたいとする彼女の悲痛な訴えに、
リチャードとしてはそれ以上何もいえねーって感じだった。
アデルからは家族より仕事を優先してきたのに、今度はいざ
家族のために仕事をしてという事は無理な頼みなのかと皮肉
られてしまった。リチャードとしてはこちらの希望を押しつけ
ることは出来ないとの事だが・・

ビッツァー

ホクロの除去手術の為に来た患者だったが末期がんを宣告され
る。しかし本当は隣のジョエル・ハンソンが該当者だと判明する。
結局病院側から賠償としてレイキャビクに家を購入したとの
こと。

■使用された曲

・Northern Stateの"Better Already"
・Prince Fattyの"Milk And Honey"
・Kim Richeyの"The Absence Of Your Company"
・Yeah Yeah Yeahsの"Rockers To Swallow"
・Meikoの"Hawaii"
・John Legendの"Sun Comes Up"
・Psappの"Cosy In The Rocket"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻 *s3まで

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる

ライアン・マクマリー (Sean Morelli) 医師
ノーマン・シェールズ (Edward Herrmann) 医師

スタンリー・シンガー (Michael McGrady) アメフトコーチ、父親
アダム・シンガー (Matt Lanter) スタンリーの息子、脊椎を損傷
ルーシー・セイルス (Maggie Siff) 過度のダイエット
グレッチェン・ビッツァー (Miriam Flynn) 間違って末期ガン告知
カミール・トーレス (Camille Winbush) アーリーンの娘、ガン
ウィル (Ron Melendez) ルーシーの彼氏
アーリーン・トーレス (Shelley Robertson) アデルの妹、カミールの母
--- (Jeremy Rabb) ER Resident
--- (Maile Flanagan) Lab Tech
--- (Cassandra Braden) Housekeeping Staffer
--- (Nicole Cummins) Paramedic

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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