グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Nov. 1, 2007
第6話 闘う女たち Kung Fu Fighting

監督/Tom Verica
脚本/Stacy McKee
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外科医に関して一つの事が言える。プライドのせいかタフで居
ようとしているのか、とにかく本物の外科医は切羽詰まったと

き以外は「助けて欲しい」とは言わない。
外科医はタフだから助けを求める必要はない。外科には恐い物
知らず。荒削りで大胆、芯が強い。少なくともそう思われた
がっている


メレディスはヤンに対して自分の問題点を吐露する。
父のこと、母のこと、そして妹の事。更には自分が一度は
死んで生き返ったこと。夜眠れないのは変な夢を見るからで、
一度はパニック発作を起こした事。それを聞いたヤンはメレデ
ィスは
深刻な見捨てられ不安が有るのだという。メレディスは
心理学なんてくだらないとしてヤンの言う事を無視しようとす
る。ヤンはデレクとの別れのセックスするなとは思わないのか?
と問うと、
私は手に届く所に居られると私は離れたくなって
しまうのだ
という。

リチャードとデレクはトレーラーハウス暮らしをしていた。
リチャードは私たちには共通点がある事を告げ、毎朝3時に起
きて釣りをして、女性の事で思い悩んでいる事を告げる。
今夜は憂さ晴らしのために
「紳士のゆうべ」を開こうと告げる。

ジョージが当直室で寝ているのを見ていたイジー。
毎晩ここで寝るのは辞めたらどうか?と告げ、そろそろカリー
との件でも時が過ぎた事を指摘し、今夜辺りセックスしない
か?というイジー。心臓外科医のハーンにも良い所を見せない
と行けないし、足のむだ毛も剃らないといけないことを告げ、
今夜激しいセックスをしようと約束する。

ハーンはバークの代わりに心臓外科部長としてシアトルグレイス
で働く事になった初日。
リチャードはデレクとマークにハーンの事を紹介すると、
二人はハーンの事を
バーク二代目と語る。ハーンはリチャード
に対してスタッフを顔で選んでいるのか?と問う。

デレクはマークにリチャードから言われた「紳士のゆうべ」に
一緒に出ないかと誘う。しかしそれは一体どういう事なのか。
マークはベイリーに対して紳士のゆうべと聞いて何を思い浮か
べるか?と問うと、「おっぱいに付けたキラキラのタッセルと
一ドル札」だという。マークはやっぱりストリッパーのこと
だという。

ヤンはメレディスに対してデレクが近づくと、
「Mr.インクレ
ディブル」
だと語る。デレクがメレディスに合図したのを
見てヤンはどういう事か?と問うと、後で当直室で遭おうとい
う合図だと語る。

病院には救急車が二台搬送されてくる。
一台目は救命士のニコールが搬送してきた患者。
ジャッキー・スコット(25歳)ヘレナ・ボイド(26歳)を搬送し
てくる。二人は店のコンテストでウェディングドレスを最後ま
で手にしているものに与えられる賞品を手にする為に争ってい
たのである。

また二台目は救命士・ジョンが運んできた患者だった。
リック・ジェイコブス(33歳)で3700mの地点からフリーフォー
ルをしたがパラシュートが開かずに地上にそのまま叩き付けら
れた患者だった。一緒に付き添ってくるサリーはそのインスト
ラクターで心配していた。損傷を受けたが一切痛みがないのだ
とすると、ベイリーはCTをするよう告げる。

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■メレディスの場合

今回もまた相変わらずデレクの件でネチネチしていた。
メレディスがネチネチしているのを見てデレクも辛抱強く
待つつもりなのか、それとも見限っているのか。
ヤンに色々相談していたけど、ヤンは逆にサバサバしすぎてい
てイマイチ相談相手になってないような感じもする。
今回はヤンとメレディス、一緒に布団で眠るようだ。

そして今回メレディスは3700mから落下して殆ど傷一つ
追わなかった奇跡の男を通して、自分の姿を見たらしい。

ベイリーは落下した男性が何故わざわざリスクを犯してまで
そのような事をするのか理解出来ないような感じだけど、
メレディスは「一線を越えるとハッキリする事は有る。あらゆる
事が消えて大胆になる」のだとし「その気分を味わいたくなる
のが分かる」と語っていた。

■クリスティーナの場合

何とかして心臓外科的患者を扱いたいヤン。
不謹慎にも程があるって感じの下品さは有るのだけど、どん
欲と言えば聞こえが良いのか。

ハーン医師はバークと別れたヤンを未だに受け入れようとせず
イジーばかりに肩入れする姿。

相変わらずインターン・レキシーの事をネチネチとイジメる
為にレキシーは備品室を安全地帯として逃げ込む姿が有った。

デレクからメレディスは僕に面倒をみさせてくれない、僕の
役割ではないと嘆いた際に、メレディスは私が面倒をみると
言ったところが印象的だった。

■ジョージの場合

カリーとはかなり距離を置かれ、カリーはジョージになんとか
仕返ししたいと考える。マークがインターンいびりの方法
を教えるとして、今回の患者のウェディングドレスを持った
まま立たせる役を与えられて、バンビはブライドメイドがと思
わずからかわれる始末。更に今回担当する患者が結婚して
いない人に気持ちはわからないと言われた際に、ジョージは
結婚して居るぞと言われ、相当ばつの悪さを発揮していた。

パンチドランカーと化したジョージだけど、リチャードから
は芯の強さというものを指摘された。

忙しい日だったけど最後はイジーとHするかと思えば、イジー
もジョージもお疲れさんって感じで残念ながらHには至らず。
それでもイジーと肌を寄せ合って寝ているのだからそれだけ
で十分だよね。

■イジーの場合

ハーン医師に気に入られる彼女。
ヤンから患者の交換を求められるが、イジーとしては
今回の患者を担当したいだけの感情移入をしてしまった様だ。
麻酔にもアレルギーが有りカテーテルも使えないという患者に
対して処置の施し様がないと思われたけど、ヤンがインドで
行われたとする覚醒下での執刀の方法を見つけ出したことで
患者の手術が行われることになった。しかしヤンが発見した
にも関わらず助手はイジーとなる。

イジーらしく患者に付き添える医療ということで、手術室の
ベッドに寝そべり患者の気持ちに経って色々と配置換えを
したり、患者の希望が絶滅危惧種のハシジロキツツを見ることに
有ると知って元気づける姿。

■その他

アレックス

今回は研修医のレキシーを助ける彼。
俺は良いヤツじゃない。本気の彼女を捜していない。
気に掛けている女性もいると言ったのに、ベッドイン。
しかもメレディスの家で寝るというのだからとんでもない。

デレク&マーク

シーズン4は完全に、この二人の関係復活って感じ。
女性が絡むとなかなか上手く行かないけど、男性二人だと
また仲が良くなるね。フェロモンコンビにハーンはカップル
なのか?と疑いの目を向けるシーンも有ったけど当然それを
否定。

紳士のゆうべ

リチャードが提案した「紳士のゆうべ」とは一体何の事なのか。
映画「いまを生きる」で、ロバート・ショーン・レナード
(Dr.ハウスのウィルソン先生)ら生徒達が"死せる詩人の会"
というものを開いたシーンを彷彿とさせる。
ただ単純に男性たちで集まるという趣旨だったみたいだけど
ハーン先生は男性アテンディングたちばかりが集まっていると
して、差別を訴えて強引に参加していた。

●入院患者

ジャッキー・スコット & ヘレナ・ボイド

ウェディングドレスを巡って最後までショーウィンドで
握っていたものが賞品を貰えるということで、二人が争うと
いうもの。二人の婚約者たちが見守っていたけど、男性達は
こういう時無力だと思わされるな。
神父が立ち会いの下で、治療するジャッキーの代理人として
ジョージがドレスを持つ係になった。
ヘレナはジャッキーと争った際に頭皮を捲られたようで凄い
事になっていた。ヘレナは結婚に掛ける思いというものを
説いて母親に恩返ししたい事を訴える。
ジャッキーは完全にビッチ化していて、相手のことなどお構い
なしって感じで勝敗だけを気にしていた。結局ジョージが
患者のヘレナを助ける為に手を話してしまったことで
ジャッキーは敗退。その流れでジョージとカリーは会話すること
が出来た。

アーノルド

心臓に疾患がある患者。手術しないと死を待つばかりなのに、
麻酔にアレルギーが有り、カテーテルでの処置も出来ないと
来た事でお手上げ。しかし胸部硬膜外麻酔を使って胸から下
だけを麻酔下に置くことで手術が出来るという。全身麻酔では
ないので覚醒下での手術。ドリルの音が聞こえるわ、電熱の
メスの臭いが漂うわで患者は不安。
イジーが患者を落ち着かせる為に、見ている医師達を鳥に
例えさせた。

ヤン=ムラサキハマシギ (タフな鳥)
デレク=ズグロチャッツグミ (悲しそうな目)
リチャード=オオアオサギ (全体を見ている)

リック・ジェイコブズ

3700mの空中からフリーフォールで落ちるがパラシュートが
開かずにそのまんま地上に叩き付けられたらしい。
それでも調べると衝撃とは関係のない虫垂炎だけが見つかり
執刀して終わり。
落下する時の映像が残っていて、レジデントたちが楽しそうな
鑑賞会。サリーの事が好きみたいだけど告白することは出来た
のか。

■使用された曲

Imani Coppolaの"Raindrops From The Sun"
・Miss Liの"Don't Try To Fool Me"
・Buddyの"Say A Lot"
・New Buffaloの"Cheer Me Up Thank You"
・The Magic Numbersの"Let Somebody In"
・Kate Nashの"Merry Happy"
・Psappの"Cosy In The Rocket"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医

エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師

リック・ジェイコブ (David Denman) 33歳、フリーフォールで落下
Mr.アーノルド (Cullen Douglas) 肝動脈バイパス手術が必要
サリー (Marina Black) フリーフォールインストラクター
マイク (Tommy Dewey) ジャッキーの婚約者
ジャッキー・エスコット (Amanda Loncar) 25歳、肩が脱臼
ジェイソン (Steve Sandvoss) ヘレナの婚約者
ヘレナ・ボイド (Chryssie Whitehead) 26歳、鼻孔骨折
--- (John Balma) Contest Judge

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レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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