グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Nov. 22, 2007
第9話 命の現場 Part I Crash Into Me: Part 1

監督/Michael Grossman
脚本/Krista Vernoff、Shonda Rhimes
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命を救いたくて医療の道に進む。善い行いをしたくて医療の
道を進む。快感を得たくて医療の道を進む。ぶっとぶ為、

弾けるため・・・でも大抵の場合、一日の終わりに思い出すの
は失ったもの、眠れないほど心に浮かぶのはもたらした痛みや
治せなかった痛み、奪って命や救えなかった命。医療の現場で
経験することは目標とかけ離れている。殆どの場合、結果は
あべこべになるか滅茶苦茶になるかだ


ヤンは朝から音楽を流して踊り出す。メレディスにも一緒に
踊ろうとして呼びかける。メレディスは彼女を捜している男と
寝ている事を告げ、問題はシドニーの次であり、どうしても
気になるという。私に判断力が有れば別れのセックスをお別れ
したハズで、別のセックスが続く事もなかったという。

イジーはヤンとメレディスが踊っているのを見て、二人の

だらない親友ごっこにウンザリ
だとジョージに語る。本来私
たちが踊っていたはずだというイジーは、今日は私がハーン
の下で働いて心臓外科医として良い所を魅せてヤンを苛つかせ
てやるという。私は心臓外科の神になると告げる。

タッカーは妻のベイリーに対して、お前はいつも家に居ない
事を指摘する。ベイリーはそんな会話をしている際にも、病院
内での医師たちのスケジュール作りをしていた。私は家に居る
とするが、タッカーは夜中から朝の6時までだろうとし、俺は
皿洗い係になっているという。それをアナタがかって出て
くれたのではないかとするが、タッカーはそうでもしなければ
誰が赤ちゃんの面倒をみていたのか?という。タッカーは
話し合いたい事を告げると、ベイリーは
ランチの際に病院で
話し合おう
と告げる。

メレディスはデレクといつものように用具室で話をしながら
イチャ付く。メレディスはデレクにもう他の人と付き合うのは
辞めて欲しいという覚悟だった。私はザッチャーのことも
レクシーの事もどうでも良いというが、デレクは気にしていない
という割によく話をしているだろうという。それがメレディス
だという。メレディスはこれからマークのミーティングがある
ので行かねばならない事を告げ結局デレクに言いたいことも
言えなかった。

アレックスはレクシーを見かけると話しかけるが、レクシーは
アナタとは口を利かないとして無視する。するとアレックス
は彼女にキスをする。

マークは患者のニック・ハンスコムについて医師やインターン
たちに説明する。
頸動脈小体腫瘍の除去手術を受け、除去は
大成功した事を告げるが、だが首の深部のリンパ節も同時に
切除したので頸動脈と外界の間に有るのは皮一枚だけの状態
だという。ヤンは
頸動脈破裂の可能性が高いということですね
と告げると、マークはまず患者の容体が悪化して出血した際
には出血を止めて俺を呼べと全員に告げる。

救命士のスタンジェイコブ・ノルストン(47歳)を運んでくる。
二週間前に
二枚バイパス手術を受けた患者だが痛みを訴え発熱
し、切開部に圧痛が有る患者だという。レイは高速で玉突き
事故があるので患者を置いてまたすぐに救急車を走らせようと
する。ジェイコブの患者を巡ってヤンは私がこの患者につばを
つけた事を告げ手術には自分が助手として入るという。イジー
はそんなヤンに身勝手だとしてストレッチャーを奪おうとする。
すると突然新たに入って来た救急車がレイとスタンが搭乗して
いる救急車にぶつかる。救命士のメアリーが運転していた
救急車はブレーキを踏まずにそのまま突っ込んできたのである。
シェーンによると搬送中にメアリーが突然発作を起こしたの
だという。シェーン自身は腹痛を訴えるが・・・

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■メレディスの場合

デレクがメレディスから距離を置いて別の女性に声をかけて
居るのを知って辞めさせようとする。しかし決断力が彼女を
鈍らせてなかなかそれが出来ないというもの。

今回は患者の中でもよく登場する救命士のレイとスタンの対応
に追われる話だった。
スタンは倒れた救急車の中で体に思いっきり鉄が突き刺さって
いて助からない状況の中、嘘をついて励ましたり、またスタン
が亡くなった後には、レイを助けなければならず、スタンの遺体
を乗り越えてメレディスがレイを助けようとする姿が有った。


■クリスティーナの場合

ヤンはハーンとある程度和解できたということも有って冒頭
ではノリノリ。メレディスと共に踊る姿を見てイジーが
ねたましく感じていた陽だ。
患者のことを取り合うというのは相変わらずヤンのエピソード
って感じだし、ハーンの下に付くために、患者の状態を正確
に把握していて信頼を得ていくところは流石ヤンって感じだ
った。しかし途中からベイリーによって、ヤンを奪われて
しまい、ヤンは白人至上主義者の救命士・シェーンの対応を
することになる。腹にナチスの鉤十字のタトゥーを掘る辺り
趣味が悪すぎるし、よくぞその精神で救命士になれたなって
感じではあった。

■ジョージの場合

あんまり目立たなかった。
ただシェーンから手術の際に黒人は信用出来ないとされた
為に白人のジョージが立ち会いをさせられた。
またデレクからはイジーとの恋愛状況を聞かれ、普段デレク
とはそんな会話をしたこともなかったことから、デレクが
メレディスとの関係に於いて寂しいのではないか?と指摘する
姿が有った。

■イジーの場合

今回はヤンと張り合う流れだった。
患者の症状の把握に関しては、ヤンに遅れをとって、今回
はカリーの下に付くことになったけど、途中で患者に寄り添える
イジーらしい医師っぷりを発揮したのを見て、ハーンも見直した
のかな。


■その他

アレックス

エバ再びって感じでアレックスの元にエバが現れ、彼女から
手術を見学したいと言われて医者でもないのに見学室に
紛れ込ませた。レクシーとエバが完全に鉢合わせして、エバ
とアレックスが恋人関係にあると知って失望するがエバは
とりあえずまだ気がついていない様だ。
まだ今後エバの出演はあるみたいなので、こじれていきそうだ
な。

ベイリー

今回なんといっても本物のナチス敬愛している男の登場に
思わず、若手レジデントたちに"私のこと、もうナチって呼べ
ないでしょ?"的発言をしていたのは笑えるところ。
夫のタッカーと家事・育児の分担に関して話し合いをする
ことになっていたが、ベイリーは忙しく、この夫婦も暗雲
立ちこめている感じ。っていうか、夫のタッカー役って
ハート・オブ・ディキシー ドクターハートの診療日記
町長・ラヴォン役のCress Williamsだった。

●入院患者

ニック・ハンスコム

頸動脈小体腫瘍の除去手術をし、その際にリンパ節も除去して
いるので血管はいつでも破裂しそうな状況。
もっとも安静にしていなければならないのにレクシーに好意を
寄せてしまう。ニックもレクシーも互いにろくでなしの相手に
惚れて、それでもやっぱりろくでなしはろくでなしなのかが
問われ、結局アレックスがろくでなしだと知ったレクシーが
失意の先にニックを求めたが余り昇天してしまった。
死なれてしまったらレクシーも相当傷として残りそうだね。

レイ&スタン

救命士コンビ。
救急車が横転した事によるダメージ損傷が激しく、スタンは
助かる見込みはなくレイは、酸素レギュレーターが背中に
突き刺さっている状況だった。二人で話し合いをする中で、
妻のサラをナンパした時の話(ジョーの店だったらしい)を
していた。

メアリー&シェーン

メアリーの方は運転手。彼女は脳の腫瘍のために発作で運転
出来ず大事故を引き起こした。まだ彼女のせいでスタンが
死んだ事は伝わっていない。

シェーンは人種差別主義者の救命士。
黒人からの治療を拒否。
当初は女性ではなく男性医師が良いと語っていた。
ベイリーは私の手は男性よりも小さいけど脳は大きいのよと
語っていた。ベイリーはヤンの二人はそんな彼を手術しなけれ
ばならず乗り越えるべきものだとして冷静に振る舞っていた。

ジェイコブ・ノルストン

父親が体調が悪いとして家族で心配で見に来ていた患者。

■使用された曲

Roisin Murphyの"Movie Star"
・Gary Lightbodyの"Some Surprise"
・'Missy' Higginsの"Where I Stood"
・Ben's Brotherの"Let Me Out"
・Correatownの"All The World (I Tell Myself)"
・Soulsaversの"Revival"
・Psappの"Cosy In The Rocket"

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) アレックスがかつて助けた人

シェーン (Gale Harold) 鉤十字のタトゥーをした救命士
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
ジェイコブ・ノルストン (John Billingsley) 父、手術跡が痛む
スタン・ジアマッティ (Theo Rossi) 救命士、妻はサラ
メアリー・ダルトレイ (Kimberly Huie) 救命士、発作で事故る
Mrs.ノルストン (Alison La Placa) 母親
ニック・ハンスコム (Seth Green) 頸動脈付近に出来た腫瘍除去
サラ・ジアマッティ (Shanelle Workman) 放射線科の医師
--- (Roger Bridges) Firefighter
--- (Nick Hoffa) Firefighter
ルーシー・ノルストン (Emma Prescott) 次女
サンドラ・ノルストン (Suzi Hofrichter) 長女
ギャレット・ノルストン (Parker Goris) 妻
--- (Adam Graham) Emergency Room Intern
--- (Massi Furlan) Police Officer
--- (Bill Porter) Paramedic


<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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