グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Dec. 6, 2007
第10話 命の現場 Part II Crash Into Me: Part 1I

監督/Jessica Yu
脚本/Shonda Rhimes、Krista Vernoff
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結局医療現場で経験することは理想と大きくかけ離れている。
命を救いたくて医療の道に進む。より良い行いがしたくて

医療の道に進み、快感を得たくて医療の道を進む。ぶっ飛ぶ
為、弾ける為に。でも大抵一日の終わりに思い出すのは失っ
たもの、眠れない夜、心に浮かぶのはもたらした痛みや
治せなかった痛み、奪って命や救えなかった命だ。救えなかっ
た命は結局の所現実は願っていたものと全く違う。結局の所、
現実はたいていの場合、裏目に出て滅茶苦茶になる。


レクシーはニックの動脈が破裂した事を受けて、急いで
圧迫止血をする。

脳をプローブを使って繊細な手術をしていたデレクだが、
計器が突然シャットダウンして医療システムが動かない状態
だった。ローズは修理担当者に電話するが、現在
スポーケン
に居るので数時間は来られないということだった。プローブ
を抜いて通常の開頭手術に切り替えられないのか?とするが、
インターンの一人・スティーブ ("2")は主要部に入って居るので
抜くのは難しい事を語る。デレクはスティーブにナースステー
ションに行って館内放送を使いコンピュータ技師が居ないか
呼びかけろと告げる。
ローズは自分は一年間
サンタクルーズでコンピュータ専攻を
していたので、基本的なトラブルであれば対処出来るかも
知れない事を語る。デレクは無名の学校だとして、却下しよ
うとするが、ここにローズ以上の技師が居ない事を知り、
彼女に命運を托す事になる。

メレディスは横転した救急車の中で逆さづりになっている
救命士のレイの容体を見ていた。レイは助手席で亡くなってい
スタンの目を閉じてあげてくれないかと頼む。
心膿に血が溜まっている状態だというリチャードは、心臓外科
医を呼べと指示する。

ベイリーはタッカーと待ち合わせしていたが、鉤十字の
白人至上主義患者・シェーンが急変した為に、手術室から離れることが
出来なかった。ジョージに対して、タッカーの元に行って
もう少し時間がかかるので待っていて欲しいことを話してくれ
と頼む。

執刀中のハーンは他の患者が心タンポナーデが起きている
として呼び出される。

レクシーは両手でニックの止血をしている為に、誰も呼ぶ
事が出来ずにいた。ニックに対して手を伸ばしてナース
ステーションに電話してくれと頼み、
コードブルーだと話して
くれと告げる。

ベイリーの下で働いていたヤン、ジョリーンらの元にレクシー
からのコードブルーのポケベルが鳴る。ベイリーはヤンに
助けに行ってくれと語る。
ニックはレクシーが血を浴びて
映画「キャリー」の主人公
みたいになっている事を語る。
ニックの病室にはコードブルーを受けて医師達が集まる中、
タイラーは血管が見つからないという。もっと輸血が必要
になるかねしれないので血液を持ってくる様ヤンは指示する。

マークとアレックスは手術していた。
アレックスは執刀を見ていたエヴァのことばかり気にして
いた。マークはニックが頸動脈が破裂したとヤンからの
呼び出しを受けて持ち場を離れる。アレックスに患者の洗浄を
しておくよう告げる。

ジョージはタッカーの元にいくとベイリーが現在手術中で
有る事を告げ、先生が如何に大変な状態であるかを説く。
特に患者が白人至上主義者であり、ベイリーがお願いとは
滅多に言わないのにお願いされた事を告げる。

イジーはハーンについて行く中で、ジェイコブの家族に容体の
経過を知らせなくても良いのか?と問う。ハーンは家族に伝える
のは峠を越してからだと告げる。

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■メレディスの場合

メレディスは今回救命士のレイをなんとか助けることで
勇気をもらう事が出来た。リチャードからも褒められて、
メレディスもご満悦。レイはもしもの時のために、スタンの
妻・サラに対して謝罪していたけれど、サラが帰宅しよう
としていた際にはこういうときこそ誰かが傍にいるべき
でありそれがレイである事を訴えていた。

その上昇機運からデレクに対しても、私以外の相手を見つける
のは辞めて欲しいとし、私も努力している事を訴える。
心持ちそれを語るときのメレディスは可愛らしかった。
しかしデレクとローズの関係が近づいているのも事実。
そしてメレディスとレクシーの関係が近づいているのも
また事実だね。

レイはメレディスが穿刺することに際して怖がっていた。
怖がることは決して悪い事ではなく、失う事があるということ
だと語るリチャード。

■クリスティーナの場合

ヤンは今回レクシーと行動を取ることが多かった。
今日の始まりは、ハーン医師に付くことだったのに、いつの
間にかベイリーは自分の担当する患者のためにヤンを利用し、
レクシーが担当していたニックを助ける為に奔走していた。。
全体的に医師が色んな患者を同時に関わり続けた為に二兎を
追う物なんとかって感じだったのかな。
ヤンはベイリーが私情に利用した事を受けてパワハラだと
して訴え始めたが、その事態は尾を引いていくのだろうか?
ただ肌の色に於ける差別を訴えた患者がいたのでベイリーの
責任ばかりとはいえないよな。寧ろ私用の為にジョージを
使ったことの方がベイリーにとっては問題な気がするんだけど。

今日の終わりもまたランダムダンシング(c)アイカーリー。
その輪にはイジーとジョージやレクシーも居た。

■ジョージの場合

完全にベイリーの使いっ走りにされていたジョージ。
ベイリーとタッカーの連絡役にさせられて、当初は良かった
けど、結局ベイリーがタッカーに遭う事はなかった。
妻は解決するにも人任せだというタッカーの言葉が正しい
のだろうな。やはり医師は家庭を持つことが難しい。
リチャードの後を確実に追っていますな。

■イジーの場合

患者や患者の家族と寄り添うのがイジーの良さだ。
ハーンと行動するウチに、ハーンは途中経過などは話さなくて
良いことを告げ、結果的に患者の家族から不信感を募り、
最後にはのけ者扱いされた。
私はヤンやハーンのようになれないとしていたけど、目指すべき
ものは確かに違うと思う。

■その他

アレックス

今回はエバの事が気になり、執刀助手にも身が入らなかった。
洗浄中にグラフトを破ってしまったアレックスだけど、
厳密に言うと医療過誤って事になるのだろうか?

エバの事をアレックスはレベッカだとつげ、君は変身ごっこ
を楽しんでいるだけだと非難。夫も居れば子供が居る状況の
中でアレックスに何をして欲しいのかってところだね。
アレックス自ら隣にいたインターンの女と寝ていることを
語ったけど、それでもエバとはキスしてた。

ベイリー

ベイリーにとっては今後辛いことになっていきそうだ。
ベイリーは完全に尊敬するリチャードと同じ道を辿っていく
のかも知れない。また今回ヤンから相当非難されて居たから
ね。唯一の笑えるところは鉤十字のタトゥーを縫合の際に
メチャクチャな図柄にしてやったところか。でも一緒に働いている
救命士は黒人の女性で上手くやっていたのだから、治療に於いて
も別に白人に拘る必要は無いのにね。身内が結婚に於いて
特定の民族を嫌うというのは全く無い話ではないと思うので。


マークとハーン

マークが手術中にナンパしようとするところが如何にも
ウザイ。何とか止めてくれって感じだけど、最終的には
ハーンもマークのフェロモンに取り込まれていくそうだ。

●入院患者

ニック・ハンスコム

レクシーに感情を露わにした瞬間に頸動脈破裂。
レクシーの事を気に入ったようで、生きて生還出来れば
デートに誘う勢いがあったけど、残念ながら助からなかった。

レイ&スタン

スタンは前回亡くなってしまった。
レイは自分が死ぬときの為に言葉を残していった。
何せあのメレディスが危険な注射を打つわけだし。
レイも下手に救命士だから現状が分かっているのだろうけどね。
ただ上手い事血を抜いて、呼吸が出来る様になってから助ける
ことになった。

メアリー&シェーン

メアリーって助かったのかな。
ベイリーとしては、白人至上主義者の為に家庭を犠牲にする
といつまらない役回りだった。

ジェイコブ・ノルストン

相当危険な手術に発展したけど、なんとか助かったようだ。
あれだけ長い時間計器が壊れていたという異常な状況。
危険な状況に於いて発展した関係は長続きはしないとして
いる映画も有ったので、デレクとローズの関係も続かないの
だろうか。


■使用された曲

・SantigoldのCreator
・Natalie WalkerのCircles
・Sara MelsonのFeel It Coming
・PsappのCosy In The Rocket

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) アレックスがかつて助けた人

シェーン (Gale Harold) 鉤十字のタトゥーをした救命士
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
ジェイコブ・ノルストン (John Billingsley) 父、手術跡が痛む
スタン・ジアマッティ (Theo Rossi) 救命士、妻はサラ
メアリー・ダルトレイ (Kimberly Huie) 救命士、発作で事故る
Mrs.ノルストン (Alison La Placa) 母親
ニック・ハンスコム (Seth Green) 頸動脈付近に出来た腫瘍除去
サラ・ジアマッティ (Shanelle Workman) 放射線科の医師
ルーシー・ノルストン (Emma Prescott) 次女
サンドラ・ノルストン (Suzi Hofrichter) 長女
ギャレット・ノルストン (Parker Goris) 妻
--- (Bill Porter) Paramedic
--- (Martin Yu) Anesthesiologist
--- (Kate Mines) O.R. Nurse

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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