グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 Jan. 10, 2008
第11話 信じる心 Lay Your Hands on Me

監督/John Terlesky
脚本/Allan Heinberg
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始めに神は天と地を創られた。少なくともそう言われている。
大地を飛ぶ鳥や地上で暮らす獣。自らが創造なさったものを見

て良しとされた。そして人を創られた。以来世界は堕落し始め
た。
神は自らを型どり人を創造されたというが、確かな証拠は無い。
大体神は太陽や月や を創ったが人が生み出すのはトラブル
ばかり。人はしょっちゅう厄介な状況に陥る。そしてその都度
自分より大きな存在、例えば愛や運命、宗教に答えを求める。
でも外科医にとっての答えは医学だ。


ベイリーはタッカーとは話合いをせず、避けるようにして
息子のタックを任せて病院へと向かう。

デレクはマークを連れて山へと向かう。メレディスから他の人
と付き合わないでと言われた事を告げる。デレクはマークに
山の上からの景観を見せると
ここに家を建てると言い出す。

メレディスは朝から料理を作っていた。
デレクは帰宅するとメレディスに家の設計図を見せる。
メレディスが何故料理を作っているのかと尋ねると、
レクシー
が落ち込んでいるので姉として何かしてあげたい
のだと語る。
アレックスはイジーを起こしに行くと仕事だぞという。
イジーもアレックスもメレディスが作っている朝食の臭いが
異様なことに気がつく。イジーは布団から起きようとせず、
ヤンもハーンも嫌いだと語る。
レクシーはアレックスを見かけると、ガールフレンド(エバ)
はどうしたのか?と尋ねる。夫の所に帰ったんだろうという。
メレディスはレクシーの為に作ったアボガド入りのオムレツ
を振る舞うと、レクシーは美味しいとして一応作り笑顔を
見せるが・・・

デレクは病院にいくとローズから声を掛けられる。
ディナーに誘われるが、一度のキスはただのキスであり意味
のない事を強調して、自分には付き合っている人がいて裏切れ
ないと語る。

ヤンはカルテを見ているとイジーがやってくる。
エリザベス・アーチャー(49歳)は私の患者だというヤン。
冠動脈解離のオペが必要な患者だった。イジーはアナタの患者
でなくハーンの患者でしょと告げると、私はもう心臓外科医は
辞めるのだという。しかしハーンがいざやってくると、ハーン
は助手としてヤンを選ばず、アレックスを指名する。
私は患者のことをよく知っているのだとアピールするヤンだが
ハーンの耳には届かなかった。エリザベスは病室から何処かに
消えてしまう。

ジョージの母・ルイーズがカリーの元を尋ねてくると、忙しく
てなかなか電話がつながらない事を指摘される。服を作った
のだというルイーズは赤ちゃんを催促するような子供服を
プレゼントする。

一方レクシーはベイリーに対してエピネフリンが必要だと
訴える。
卵にアレルギーがあるのに、メレディスの好意を
無に出来ず食べてしまった為だった。

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それぞれの人が現実と向き合う事が出来ず、逃げることで現実逃避
する姿が有った。メレディスも前回逃げないと宣言したにもかかわら
ず、実際には口ばかり。何といっても一番痛々しいのは、ベイリーが
家庭の問題で逃げ回っていることだ。その結果、大惨事を起こすことに
なる。
それにしてもハーン医師はマークから逃げているのか。それとも
本当に嫌いなのか。申し訳ないけど、マークの何処が良いのかまるで
ワカラン。レクシーもアレルギーだと知りつつもメレディスとの関係の
為に卵を食べるというのだから、ある意味変な勇気を持っているな。

そんな医師たちの心の拠り所や頼れるものとは、医師としてのスキル
なのか、それとも神頼みなのか・・・



■メレディスの場合

前回思い切ってデレクに私以外の人と付き合わないでと語り
デレクがローズに向きかかる心を引き留めたメレディス。
冒頭からレクシー相手に朝食を作る姿が有り、変わった事を
アピールするも、デレクから二人の家だとして設計図を
見せられた際には、流石のメレディスも引く姿が有った。
いきなり結婚を意識するようなことを言われてもメレディス
が引いてしまうというのも分からないでもない。
ただ家の件はデレクがメレディスの反応を試したもののようで
そんなことをする関係を見れば既に信頼関係とはほど遠いとこ
ろに二人の関係はあるような気がするぞ。

メレディスはデレクにアナタは私じゃなくても良いんだ!と
告げ、求めているものが同じ人ならば誰でも良いんだとする
もデレクからは、設計図を見た途端に逃げの口実を作っている
のだとし、君は誰とも信頼関係は築けないのだとして手厳しい
反論を受けた。僕が何をしようと信頼できない理由を探す
のだろうという言葉は確かに当てはまると思う。

因みにローズとデレクがキスしたという事を話したのはジョージ。
まぁジョージが話さなくてもすぐに別の所から耳に入ること
だと思うけどね。

■クリスティーナの場合

イジーとヤンが最近心臓外科医の座を巡って争っている。
イジーにしてみればヤンやハーンのようにはなれないと感じ
て前回白旗を振った形だった。

ベイリーの息子が本棚が崩れて負傷し、救命に運ばれてきた
際に、手術室から追い出されたベイリーの変わりにヤンが
息子タックの手を握って上げる姿が有った。

直前にヤンはだから子供なんて作るな・・・みたいな事を
語っていただけに、ヤンにも手術以外にも親身になれる部分
が有る事を提示できたのは良かったかも。

■ジョージの場合

母親のルイーズが病院へとやってくる。
カリーと離婚したことを話していなかったが、イジーは
既に周知の事実だと思い込んで思いっきり、ジョージと自分
の一度きりの過ちをルイーズに聞かせてしまった。また
試験に落ちてインターン2年目という事実までばらしてしまった。

ルイーズはジョージに対して結婚も勝手に行ったのに、離婚
は認めないのだという。カトリック教徒ということも有るの
だろうけど、やはり結婚から離婚のスパンが短すぎるな。
カウンセリングに通ってマイク神父に許しを請えばまだ
修復は可能だと思っている母がいじらしい。

ジョージは母にこれ以上失望させたくないこと。
今の自分は自分ではない感じだとして、ベイリーの息子に
ミドルネームを付けられた頃の自分に戻りたいと語っている
姿が有った。

■イジーの場合

ヤンとイジーの張り合い。
イジーはヤンの事をベストロボットコンテストは優勝だとして
感情のない人物だとして非難していた。しかしやがてイジーは
ヤンのことを自分を知ってる人なので羨ましい事を口にする。
自分の将来に関して確固たる信念を持っている人であること。

アレックスからイジーに対して患者に冠動脈解離のオペに
ついて説明して欲しいと頼まれていた。

■その他

アレックス

今回はハーンの下についていたアレックス。
その関係でエリザベスの面倒を見ることになった。
エリザベスやその知人であるマイという女性からはあなたは
優しい青年・綺麗な心だとされながらも、腹や喉がふさがって
いるのだと指摘されていた。
自分の身に起きたことがあまりに忌まわしく、あまりに長く
続いたから話さなくなり、いまりに傷ついたので時に自分の
痛みを分かってほしくて人を傷つけたくなるのだと言われる。
アレックスの痛みとは幼少期に受けた虐待か何かなのかな。

ベイリー

今回のベイリーは酷かったな。
タッカーから離婚を言い渡されても仕方が無いってくらい
逃げ回っていた。その結果、子供はあんな怪我をしてしまう
のだから母親としては失格だろうね。
最近ベイリーが涙するシーンが多すぎる。インターンにビシビシ
言っている方がベイリーらしいんだけどな。


●入院患者

エリサベズ・アーチャー

不思議な力を持つ女性。手術が必要なのに他に方法が見つから
ないと分かるまでは手術に同意しないときたもんだ。
自分自身で回復するとして、光や気の力で治すのだという。

実際、2人の患者をその力で癒し、そして最後はベイリーの子
の自発呼吸をさせるのに至ったけど、血管が裂けそうなのに
他人の心配をしている状況か?

タック

ベイリーの息子。本棚の本が子供の上に多数落下して臓器
損傷を負った。ハーンが手術で回復させた。

グリーンウォルド

心室性頻脈を起こした患者。エリザベスが治癒。

マキャフリー

ブドウ球菌感染の患者。エリザベスが治癒する

■使用された曲

・Katie HerzigのSweeter Than This
・Patty GriffinのUp To The Mountain
・LifehouseのBroken
・Joe HenryのGod Only Knows
・Caedmon's Callの10,000 Angels
・PsappのCosy In The Rocket

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) アレックスがかつて助けた人

タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
エリザベス・アーチャー (Glenne Headly) 49歳、冠動脈解離
ルイーズ・オマリー (Debra Monk) ジョージの母
マイ (Carol Locatell) エリサベスの知人
トーン () エリサベスの知人

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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