グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




May 1, 2008
第13話 さらけ出したハート Piece of My Heart

監督/Mark Tinker
脚本/Stacy McKee
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名医は作られるものではなく生まれるもの。必要なのは熟成、
培養、そして多くの犠牲、血や内臓やぬるぬるまみれになる

ことはあるけれど、外科医になるのは価値のあること


ベイリーはアディソン
シアトルグレースに来た事を歓迎する。
私はただオペしに来ただけで戻る訳では無いという。リチャー
ドもまた同様にアディソンが戻った事を歓迎するが・・・

エリカとカリーが仲良く出勤してくる中、ヤンはエリカの前に
立ち、今日の患者のカルテを読み出す。
一方メレディスはいよいよ
我が臨床試験のスタートだとして、
張り切っていた。参加者は重度の末期癌患者。臨床くらいだれ
でも思いつくでしょというヤンやイジーに対して、あなたたち
妬いているのねと告げる。ヤンはそれよりも
スパークポケベル
を使って私は手術に入れてと語る。

メレディスは臨床の為、デレクと打ち合わせる。
患者はフィリップ。前回運ばれて来た患者でもう治療の施しよう
がないとされたが、家族の姿を見てメレディスは何か方法が
無いかを探ったのである。
デレクはメレディスに対して
あまり患者に感情的に入り過ぎる
なと告げ、期待しすぎるな
と語る。
そんな中アディソンが目の前にやってくる。アディソンはデレク
そしてメレディスにハグする。
夫を取られた相手にハグする
なんて私も成長した
でしょというアディソンは現在気持ちも
落ち着いているのだという。

アディソンはマークの元に行くと、マークは子宮内の胎児から
採取した
幹細胞を使って6週間が皮膚を培養していた。
マークは彼女にオレ今溜まっているのでセックスしないかと
告げる。

イジーはインターンのグラツィエラ、クレア、レオたちを引き
つれてクリニックへと向かうがインターンたちはクリニック
での研修を嫌がる。ER等の方が余程勉強になるとして訴える
と、ここにはERでは学べない患者への接し方が学べるのだと
いう。
イジーは妊娠したというサラとフレディの患者を診る事になる。
そんな中インターンのレオが酒臭いことに気がつくイジー。
それを問い詰めると悪いのはジョージなのだという。レクシー
と共に彼がパーティーをするから飲んだだけだと告げる。

メレディスは偉大な試験をすると張り切っていた。
患者のフィリップとその妻・ジェニファー。しかし
現在
腫瘍のせいでフィリップは相当暴言を吐くことがある
として、
みんなにもその事実を伝えておく。
フィリップの臨床試験とは、生きたウィルスを腫瘍の内部に
注入するものだった。そんな説明を受ける中、ジェニファー
は夫が生きている間に私の相手を見つけようとして男性医師
に声を掛けている事を告げる。メレディスは腫瘍がそう語らせて
いるだけなので我慢する事を唱える。

アディソンはカレフに逢うとハグする。
そんな中レベッカが病院まで押しかけてくる。
逢って直接喋りたかったという彼女は自分は今妊娠している
のだと語る。カレフは生むつもりなのか、それとも堕ろすつもり
なのかと問うと、オレは今日手術の執刀で忙しいとして彼女の
前から立ち去る。

アディソンが呼ばれたのは妊婦の胎児が心脱出という状態だ
った為のものだった。心臓が体外に飛び出している状態で、
過去にも200件程度しか症例はないという。アディソンは
10年前に一度同様の患者を診たがその時には胎児が自分の手で
心臓を潰してしまったのだという。更に横隔膜ヘルニアを
起こしている可能性があるという。手術して胎児を取り出し、
そして胎児の心臓を体内に埋め込む手術。そしてマークが
作った皮弁を使うという段取りだった。

ミッチ、クレア、レオはジョージと仲良く話していた。
イジーはジョージを呼び出すと、私なんてサーチエンジンと
夜を過ごしたのにジョージが楽しんでいる事を非難する。
突然インターン達は
"コード"ったという造語を使い始めると
イジーは益々ジョージとの関係が遠ざかるようで心苦しかった。

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■メレディスの場合

デレクとの関係をつなぎ止めるために、臨床という名目を
使ってデレクとの共同作業をしようとしていたのだろうか?
折角もらったコンテストでのスパークルポケベルを使うこと
なく、患者と対峙していくことになるが、ほぼ役割事態は
デレクに奪われていたな。
扱った患者は自分が死ぬ前に何とかして妻に別の男性を見つけ
て挙げたいようで、暴言をはく。見ている妻のジェニファー
としては相当辛かっただろうけど、メレディスは腫瘍がそう
させているのだとして、語る姿が有った。

アディソンとの絡みでは、冒頭ではメレディスとデレクが
別れているのを知らずに接し、そして新しい彼女が出来た
とする際には手術の執刀中で、散々悪口を言って実は隣に
居る人でしたみたいなオチには笑えるものがあったな。

冒頭のメレディスは珍しく優しい笑顔が見られた。
この人、こんな笑顔も見せられるんだねって感じでした。

そういえば精神科医のワイアットにも少しずつ話をし始めた。
良い方向に進んでいるのだろうか?

■クリスティーナの場合

相変わらずハーンの手術に加わりたいもののなかなかお呼びも
かからず、カリーとハーンが仲良くしているのを知って、
カリーになんとかして欲しいとするも、なかなかうまくいかな
い。ヤンって、ガツガツしすぎているというか、ハーンに
近づく意図もあからさまだし、ハーンの前に出てくるときには
いつもメチャクチャ辛気くさい顔をしているので怖い。

アレックスがレベッカに狙われているのと同様にちょっと
ストーカーっぽい気質が有るのではないかとさえ思う怖さ。

カリーからはハーンは最初は確かに取っつきにくいが優しい人
だとして気持ちを話したらどうかとアドバイス。しかしガール
ズトークなんて出来ないと感じたヤンとしては、取りあえず
レジデントたちに話しかけて"今、何を考えている?"と尋ねて
他人とのコミュニケーションを学ぼうとしていた。

最後ジョーの店で、ヤンはハーンに私がアジア系だから
意地悪しているのか?と問うが、スキルも才能も無い訳じゃない
のだから認められようとするのを辞めなさいといわれた。
ハーンにとってヤンは自分を見ているかのような人物なのだ
という。ということはヤンもレズっけが・・・

■ジョージの場合

完全にインターンの友達と仲良くしている姿。
ジョージにはジョージなりに仲良くしようとして、今の関係
を大事にしているようだ。イジーとしてはそれが相当気に入ら
ない様で・・・
ジョージはパーティーを催してインターンとのコミュニケー
ションを図る。同じ立場にいるという事を実感するのは共通
の言葉を使ったり話題を知っていたりすることだよね。
"コード"るという言葉がインターンの間では人気になっていた。
ダーツ大会が有るとしてイジーが参加したがっていたけど、
当然インターンは上司と連みたいとは考えない。ジョージに
対して断ってこいとしてインターンから言われ、イジーに
宣告する。しかしジョージの心の中には常にイジーが居る
事を指摘していた。
ジョージって友達だと最高だけど、いざ付き合うとなると最悪な
人って感じになるんだよなぁ。

■イジーの場合

イジーはここの所、負けっ放し。
コンテストで敗れ、心臓外科医の道も諦め、そして鹿を助ける
始末。イジーの事をインターンも軽視している感じだったな。
ベイリーだったら酒を飲んできたインターンなのて即お帰り
させていたのではないか?

イジーがポテトチップスを食べるシーンは可愛かった。
アディソンとの絡みの中で、もう逃げることは辞めるべき
でアナタはファイターなのだから戦いなさいと言われた。
イジーが担当したHIVの患者が妊娠した事に関して、説明不足
で堕胎させられるところ、98%は胎児にHIVが感染することは
ないと語って希望を持たせていた。
インターンがクニリックには外科医として学ぶことはない
とされるもその告知をする際には、みんなを引き連れて、
説得していた。ようやくインターンもイジーを認めただろうか?

■その他

アレックス

レベッカが再び病院に来る。イジーらからは身元不明の「危険
な情事」
をやっている女性に追いかけられているアレックスが
心配だとされていた。アレックスとレベッカに対する酷い扱いを
見ているとアレックスに同情の余地は無いかと思ったら、レベッカ
は完全に想像妊娠だった。怖い怖すぎる・・・でも最近のアレッ
クスは外道過ぎなので良い機会なのかも。

ベイリーとアディソン

久しぶりにアディソンがロスからシアトルへ手術の要請の為に
やってくる。アディソンが出るとやっぱりドラマは楽しい。
プライベート・プラクティスがシーズン1現在、ちょっと
面白味に欠けるので、早くシアトルに戻ってこーいって
感じだった。
ベイリーに自分が居なくなった時にどんな変化が有ったかを
尋ねると、当初はクリニックが黒字、部長が妻と別れ、メレデ
ィスとデレクの破局を語る。デレクのリハビリサポート女って
誰なの?とか、ドングリ目した女にデレクを渡すなとメレディス
と会話していた。

タッカーが出て行ったこと(12年ぶりに一人で寝てい
る)、心臓をえぐり出したくなるという表現は今回の患者との
掛け合いだった。

カリーとの絡みではやたらとハーンと懇親にしている事を知って
ヴァギナモノローグしてるのか?と問われカリーはペニス愛好家
だと弁明していた。

マークとデレク

あんまり絡みはなかったけど、最後のエレベーターシーン。
元妻・アディソン、元彼女・メレディス、今彼女ローズと
共にエレベーターに乗るデレクの姿を見ると、ホント壮絶。
そこにマークが乗ってくるのだから、デレクの関係者勢揃い
って感じだね。

●入院患者

サラとフレディ

HIV患者で妊婦。イジーはおめでたいとするが、サラからは自分たちは
HIV患者であり、子供にも辛い思いをさせたくないとのことから、堕胎
することを決意。しかしイジーは98%は母胎のHIVの影響は受けないと
して説得。イジーは寧ろ説明不足過ぎて、仕事がいい加減すぎ。


フィリップとジェニファー

脳に悪性の腫瘍。なんとか開頭してウィルスで腫瘍を潰させようとする。
手術前には腫瘍が視神経を圧迫して目が見えなくなり、開頭しなけれぱ
もう少し長く生きられた可能性も有るが、助かる見込みはほぼ無かった。
結局デレクが手術するも助からなかった。

ニッキー・ジョーンズとウィル

25歳の35週目の妊婦。お腹の中の胎児が6週間前に心脱出。
相当難しく複雑な手術をすることになる。
子供は心臓が飛び出しているし、何よりも母胎も出血が激しくなり
ベイリーも止血に相当手こずっていた。

レベッカ・ポープ

妊娠してつわりが酷いとしてやってきた患者。
アレックスが以前助けたエヴァ。アレックスからなんとか関心を引きたい
が為の行動なのか。ナイチンゲール症候群とはちょっと違い、一方的に
アレックスに恋をしているが、それが好きなのか精神的な疾患なのか
よく分からない。いわゆる想像妊娠ってやつなのだろうか。
しかしアレックスも新生児室で随分色々と学んだのに、また逆戻りの
嫌なヤツに戻っているね。


■使用された曲

・KatalystのSee What You Feel
・GreenskeepersのMoney
Neverending White LightsのDistance
・Meaghan SmithのFive More Minutes
・Republic TigersのBuildings and Mountains
・Jamie LidellのLittle Bit of Feel Good
・PsappのCosy In The Rocket

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの元妻 -> L.Aへ

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) レベッカ・ポープ
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫

ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
ジェニファー・ロビンソン (Clea DuVall) フィリップの妻
スコット・ロビンソン (Steven Flynn) 長男、金持ちの一家
フィリップ・ロビンソン (Jason O'Mara) 次男
サラ (Kathleen Rose Perkins) フレディの妻、妊娠、HIV
フレディー (Ken Barnett) サラの彼氏、愛を唱える
ウィル (Sam Daly) ニッキーの夫
ニッキー・ジョーンズ (Meg Cionni) 25歳、妊婦、胎児が心脱出
--- (John O'Brien) Lab Tech
--- (Ouija Whittemore) Pregnant Patient

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

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評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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