グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

May 8, 2008
第14話 本当の自分を見つめて The Becoming

監督/Julie Anne Robinson
脚本/Tony Phelan、Joan Rater
--------------------------------------------------------
私の頭の中にはこういう人がいる。聡明な女性・有能。胸腔
ドレーンを入れたり、開頭出来て、心肺蘇生チームを

仕切る腕の良い外科医・超一流かも。その外は私。完全に
理想の自分。


リチャードは
朝から良いニュースだとして、病院に張り出さ
れた記事に目を通していた。これで
シアトル・グレース
名も上がるというものだという。しかしヤンがこの記事を見た
らどう思うか?とベイリー。

ワイアット医師の元でカウンセリングを受けるメレディス。
デレクが近くに来るとつい想像してしまうという。彼の舌が
口の中に入ってくるのを。オペがやりにくいので吹っ切る為
の方法を教えてほしいと告げる。今日は臨床試験5人の患者を
見るのであり、まだ一人も救っていないのだという。次こそ
は是非救いたいのだと。デレクの空想に耽ることなく診察に
集中したい事を告げると、振り払う方法は一つ、現実を見つめる
事だという。それを聞いたメレディスはデレクにはローズ
いるのだからと違った現実に目を向けて集中力を身につけよう
とする。

メレディスとデレクが担当する
臨床試験の患者は、ダレン
った。復員軍人病院に入院していた彼は医師のジョナサン
ダレンの父親・ケビンに付き添われてこの病院に最期の望みを
託してやってきたのである。頭部の腫瘍に無毒化したウィルス
を打って腫瘍を小さくするというものだった。ただし脳に
直接注入することも有ってリスクがあることを告げる。
するとそこにトッドがやって来て、リスクなど我々は常に乗り
越えてきたとし、アフガニスタンに二度行って生き延びてきた
のだと語る。ダレンには内緒でジョナサンたちが同僚に声をかけ
支えるには友達の支えが必要だと語る。

マークの元にベイリーがやってくる。
ドア越しにベイリーは看護師のターニャが参加できなくなった
事を告げるとマークは看護師のケイトを借りようと告げる。
するとベイリーはカリーにドア越しに声をかけ、カリーの手術
につきそうケイトをマークが借りたがっているがどうするのか?
と問う。
なんとマークとカリーはオフィスの中で二人でセックス
をしている最中だった
のである。ベイリーもそれを知って
ドア越しに声をかけていた。

イジーやジョージらは壁に張り出されていた記事に目を通す。
この記事に目を通したらヤンが落ち込むので剥がした方が良いの
ではないか?とするが、ヤンがやってきてそれを見てしまう。

そこには・・・
「バーク医師がハーパー・エイヴリー賞受賞、地元医師に栄えあ
る栄誉」
と書かれていた。

アレックスはメレディスに対してレベッカを家に2、3週間泊めて
も良いか?と問う。その間に部屋を見つけて引っ越しする事を
告げる。イジーはレベッカの妊娠が嘘で、アレックスの気を引く
為の行為だと知っていた為になんとか止めようとするが、医師
としての守秘義務が有った。アレックスによるとレベッカは
今の夫とは別れる手続きをしているとの事だった。

エリカは、現在担当しているキーラ・マーシャルという患者につい
てインターンやレジデントを集めて講義する。
心筋症で慢性
閉塞性肺疾患の末期患者
で、心臓移植を待っている患者だった。
エリカは治療の手順に関してインターンたちにどういう処置をすべき
かどうかの問題を出す。いつもならばヤンが積極的に答えるが
ヤンはバークの記事を見て完全に失意を抱えていた。エリカは
やる気がないのであれば遺体安置所で心臓を取り出す作業でも
手伝いなさいというと、ヤンは素直に従うのだった。

--------------------------------------------------------


■メレディスの場合

前回から新しいメレディスとして、臨床試験の患者の受け入れ
を行うことになったメレディス。中でも脳腫瘍の患者を取り扱う
様で、脳外科医のデレクとは嫌でも同じ現場で働くという
シチュエーションができあがっている。

なんとか今の状況を脱したいがデレクのことが頭から離れない
メレディス。
「ローズがいる」という念仏を唱えることによって、デレク
の怨念は取り除かれるようで、危ないときには悪霊退散!と
ばかり「ローズがいる」を連呼していた。
カウンセラーのワイアットからは、それは現実と向き合って
いるのではないとされたけれど、意外と今のままの状態を
繰り返せば良い方向に進みそうな感じもするんだけどね。
メレディスのドロ〜ンとした姿よりも、ここ最近、デレク
とは関係を離れている彼女の方が凄くいい顔をしている
気がする。

結局今回も臨床試験の患者を助けることは出来なかった。
デレクがまた折角忘れようとしているメレディスに対して
成功したら一緒に祝おうとばかりにシャンパンを用意している
のだから、罪な感じ。
因みに今回ようやくローズとは寝たようだ。

■クリスティーナの場合

バークが脳外科医として権威有るハーパー・エイヴリー賞を
受賞。メレディスの母・エリスも二度受賞しているが、
このドラマの中では有名な外科医として存在している。
その内出演すると思うがエイヴリーを演じているのは、
Chelcie Rossのようだ。

バークが受賞するもその功績の中の感謝する相手の中に
ヤンの名前はなかったこと。アメリカの授賞式を見れば
受賞者は壇上に立って感謝すべき相手の名前を出すこと
によって最高の賛辞とするけど、手が震えていた時の彼を
献身的に支えたヤンのことに感謝すらしていない。

ただバークとの関係を壊したのは誰でもなくヤン自身
だという事も忘れてはならないことで、結婚式では相当
な恥をかかせつつ、感謝しろというのもまた難しい問題
だね。

エリカもこの受賞者候補者の一人だったようで、私の方が
バークよりも論文や症例を多く扱ったとして、男性だから
受賞できたのだとして文句を語る姿があった。
そしてヤンとエリカはバークを憎む共通点が生まれたけど、
いつものヤンとは違ってエリカに対して妙に素っ気ない姿
があった。

■ジョージの場合

リチャードから外科部長インターンの座を任された。
しかしやる事と言えば、病院スタッフたちの恋愛事情に関する
調査書をみんなに配り記入させるということ。
元々はマークが看護師をもてあそんだ為にボイコット騒ぎ
になり、病院側の人事課やコンプライアンスを勤めるアデル
からの要請が有った様だ。

しかしリチャードはジョージのことを見ず、アデルとの復縁
の為に僕を利用しただけだとして、リチャードに失望する。
私は見て居るぞとは言っていたリチャードだけどちょっと
苦しい感じもする。

最後にジョージとレクシーはジョーの店で二人で盛り上がって
いた。意外とくっついたりするのかな。このドラマ見境無いし。
そうなると義理とは言え姉妹と関係を持つことになるのね。

■イジーの場合

アレックスがエバと出て行こうとしている事を知り、アレックス
の決心がエバがついた妊娠だとする嘘に起因することから
イジーとしては話すべきかどうかで悩む姿が有った。
しかしこれって守秘義務に当たるのだろうか?
それとなく誰かに相談して、アレックスに知らせれば良いのに
ね。
アレックスはイジーが反対する理由としてろくでなしの子だと
思っているのだろうとして、彼女に対して怒りを覚えていた
様だ。

■その他

アレックス

エバと妊娠した事を機にメレディスハウスからタイミングを
見計らっている様だ。

今回担当するのは心臓移植待ちで無菌室にいるキーラだった
けど彼の熱を測ると38度近く有ったのでハズされてしまった。
しかしキーラが呼吸困難ら陥り、ハーンを待つことは出来ない
と知りリスクを承知で無菌室に入る姿が有った。

ただレクシーと関係を持ったことを忘れていて、それを紙に
書き忘れたのを知ったジョージが目配せするところが笑えた。
寝た事を忘れられた女・レクシーとしてはご立腹の様子。

ベイリーとマーク

マークは今回狂ったようにカリーとセックスモード。
その反面看護師からはマークとの仕事を集団でボイコットさ
れる事態に発展。
正直マークなんて即クビものの行為しかしていないのに
腕が良いというだけで雇っているとしか思えない。
落ち込んでいるマークを見て"ざまぁ"って感じだけど
それを見たベイリーは放ってはおけず、看護師達の前で
この人(マーク)は尻軽であり、看護師たちもそれを分かって
関係を持ったのだとして、怒る筋合いは無いようなことを
語っていた。

ベイリーとリチャード

病院側はマークに対する看護師たちのボイコット騒動を
見て今後は病院関係者内での恋愛は禁止モードにする。
その際に誰が誰と関係を持ったのかというリストを作らせて
いたけど、こんな性的関係を病院側がかかせること自体
相当な問題が有りそう。プライバシーの侵害で訴えれば
アメリカ社会ならば金を受け取れそうなものだが・・

リチャードはベイリーには書かなくて良いとして特権を与えて
いた。ハラスメントだとしてリチャードに抗議する姿。

エリカ

カリーが突然エリカに冷たくなったことに不審さを覚える。
アディソンからエリカはレズビアンだと言われたことで
距離を置いたカリー。
エリカは自分は友達が出来るタイプではなくようやく出来た
カリーという友達を失ったことを寂しく感じていた様だが
結局の所エリカは同性愛者なのか!?

●入院患者

ダレン

脳腫瘍の患者。軍人だが実はトッドという男性とゲイの
パートナーであることを知る。トッドとキスする姿を父親に
見られてトッドは追い出されていたけどね。
メレディス提案の臨床に望みを掛けたが残念ながら亡くなっ
た。

キーラ・マーシャル

心臓移植待ちでずっと無菌室にいる患者。
誰にも触れることも出来ない生活で相当ストレスが溜まっていた
様だけど、エリカが彼女に触れて落ち着かせていた。
無菌室にアレックスが入ってしまったことで感染症の恐れが
出てしまったけど大丈夫なのか。



■使用された曲

・Beth OrtonのCarmella (Four Tet Remix)
・Billy Steinberg & Tom KellyのLike a Virgin
・Vampire WeekendのMansard Roof
・Jay CliffordのKnow When To Walk Away
・The SubmarinesのBrightest Hour
・Taken by TreesのOnly Yesterday
・Frightened RabbitのGood Arms vs. Bad Arms
・PsappのCosy In The Rocket

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) レベッカ・ポープ
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫

ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
ケビン・コビントン (John M. Jackson) ダレンの父親
ダレン・コビントン (Benjamin Ciaramello) 兵士、脳腫瘍
キーラ・マーシャル (Zilah Mendoza) 妻、心筋症と慢性閉塞症肺疾患
トッド (David Giuntoli) 兵士、ダレンの同僚・パートナー
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻、病院倫理
ジョナサン・エヴェット (Andre Ware) 復員軍人病院医師
ルーカス・マーシャル (Joe Camareno) 夫
ウェイン・シーハン (Bruce Katzman) 病院・人事課
マリア (Maria Elena Maglaris) 看護師
ゾーイ・マーシャル (Jade T. Reyes) 子供
ジェシー・マーシャル (Therese Noelle Howe) 子供

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
--- (Tara Jayn)
--- (Bryan Ryan)

*******


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system