グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season4)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

May 15, 2008
第15話 心を失う瞬間(とき) Losing My Mind

監督/James Frawley
脚本/Debora Cahn
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レジデントをやっていると常にどうにかなりそうな気がする。
慢性的な寝不足、危機的状況にある人間と接する日々。

何がノーマルか分からなくなる。自分についても他人について
も。なのに絶えず聞かれる。「私は大丈夫でしょうか?」。そんな
事分かるわけがない。自分が大丈夫なのかも分からないのに


メレディスはワイアット医師の元でカウセリングを受けていたが
辞めると言い出す。内面について話し始めた途端な辞めたい
と言いだしたとして、ワイアットは
メレディスは意気地無し
なのだという。
すぐに何でも切り捨てるのだとし、過去に
メレディスが切り捨ててきた事を羅列するワイアット。
あなたの得意技だとすると、メレディスはあなたは首だとして
二度とカウセリングは受けないという。

リチャードは恩師のウォルター・タプリーが来院することになった
として、ジョージを初めエリカにも10時には必ずスケジュールを
開けておけと指示する。

メレディスとデレク。今度こそウィルスカクテルは成功する筈
だというデレクはシャンパンで一日も早く乾杯したい事を語る。
そんな二人の今回の患者は、グレタという女性だった。付き添って
来たのは妹のジェイニー。グレタは手術の時間を遅らせて欲しい
とつげ、彼氏のアンドレの到着を待ちたいのだという。
グレタは手術自体を辞めようかとも考えているとするが、腫瘍の
進行が早いので何もしないと数ヶ月の命だと告げる。しかし
その分彼と会っていられるのだと。せめて彼が来るまでは待ち
たいと語る。

一方イジーはレベッカの姿を見つける。あなたに何度も電話を
入れたのだとし、返信がないことに憤りを感じていた。イジー
は彼女に
あなたは妊娠していない事を告げ、アレックスにも
話すべきだという。しかしレベッカは私は妊娠していると良い
だし、
アレックスに全てを話してもらってもかまわないのだという。

ジェイニーはメレディスとデレクに対して、姉が語っている
アン
ドレという男性は存在しない
のだという。4ヶ月前にクルーズに
出かけた際に魂の伴侶と出会ったと言うが、その彼の姿を一度も
見た人はいないのだという。待っている暇はないと言って欲しい
のだと語る。

一方カリーはメレディスの元に行くと、ヤンが異常事態だと
語る。あのヤンが部屋の掃除をしていたのだとし、タプリーが
来院するのに別に会いたくないと言っているのだという。
絶対に変だというカリー。メレディスはヤンに対して、もしかして
闇に沈んでいるのか?と問う。

リチャードはエリカをタプリーに会わせる。
するとエレカはタブリーが考案した修正型バイパス術はいつも
利用しているという。今日は患者で来たという彼は、
大動脈弁
狭窄と、僧帽弁狭窄、三尖弁逆流の症状
があるので、全てを
修復して手術しなければならないのだという。カルテと胸部X線
は撮ってきたとしてそれを見せる。慢性心房細動、肺高血圧、
左心房に血栓があるというものすごい悪条件が重なっている事を
知る。みなオペをしたら死ぬと思っているのだとし、他の医師には
頼まないが育てたリチャードならば手術をしてくれるだろうとの
事だった。エリカはそれを聞いてリチャードに絶対に執刀はしない
という。
タプリー殺しの歴史に名を残してしまうだけであり、
リチャードには何のリスクもない事を非難する。

ローズはデレクが未だにセックス後に向き合うことを避けている
事に違和感を唱える。デレクはたまたま手術の事を考えていた
だけだという。
リチャードはジョージに対して、妻と寄りを戻すことに利用しない
と語ったが、現在切羽詰まった状況なので、助けて欲しいと告げる。
電話がだめならばメールをしてみたらどうか?とすると、
リチャードはジョージにメールを打って欲しいという。"まもなく
列車が駅を出ようとしている。乗り遅れるなよと"書いてくれと
の事だった。

イジーはアレックスに会うと、レベッカが妊娠していない事を
語る。しかしアレックスは朝食をとった際に彼女はつわりで
食事を戻していた事を告げる。人の邪魔をするなとしてアレックス
はイジーを遠ざけるのだった。

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■メレディスの場合

今回担当する患者が脳腫瘍を患い、彼女が語る相手は架空の
人物なのではないかとする視線を持っていた。側頭葉の腫瘍
は特にそういう思考に陥りやすいとのことで、患者の言うこと
を信じるのかどうかで悩む。患者の話すことはどれも夢に
描いているようなシチュエーションで普通の人ならば信じない
事だろうけど、一度手術をしてしまえば二度と手術室から
生きては出られない可能性がある事を考えると、数時間くらい
待ってあげても良いのではないかという感じ。デレクはその辺
寛容だった。

また今回はワイアット医師とのやりとりも面白く出来ていた。
ワイアット医師のカルテを奪おうとしてつきまとうメレディス
の姿。トイレにまで追いかけたり、エリカが相談に行っている
最中に室内に入り込んで、ちゃんと予約を入れましょうと
指摘されたり・・・
ワイアットの指摘が鋭すぎて、メレディスとしても逆に彼女に
治療を託したいという気持ちになったのではないかな。

しかしメレディスの母・エリスはメレディスの事を酷く
言ったことは何度かあったけど、過去好きな相手と別れたとき
には自殺未遂していたんだね。

■クリスティーナの場合

最近珍しい手術に立ち会ったり、権威有る医師にごまをする
という行動を見せなくなったヤン。全てはバーク医師が権威
有る賞を受賞しつつも無視したことが原因だった。

レクシーは永遠にヤンの指導下にあるのだろうか?
今回、ヤンは幾ら名医の執刀とはいえ、僅か数分の時を関わる
のではなく5年間くらいは居たい事を告げ、数分間では何も
得られないと感じたのか。

メレディスを頼ってきたレクシーに対してヤンが下世話にも
「メレディスはアンタのことが嫌いなの、面と向かって言えない
礼儀正しいから。だけど鬱陶しがっている。パパが捨てなかっ
たよい子のあんたがこの病院に現れた事がその数ヶ月で最悪
の時間なんだ」と語っていた。バークと離れた事に対する
憤りをぶつけている感じだけど、メレディスの代弁をする必要
も無いのに、ホント他人を巻き込むね。

■ジョージの場合

リチャードの下で今回も雑用。
前回外科部長の補佐はやらないとしたのにすっかり雑用係
にさせられていた。しかも今回はベイリー絡みで、ベイリー
とタッカーが言い争いをしている際には、息子・タックの
面倒を見てあげていた。

リチャードに頼まれて相変わらず、元妻との間に立って
メールのやりとりの中継をさせられる格好だったけど、
部長もメールの内容をオープンに話したり、恋愛の事情を
インターンに話せるのだから良い人間関係だってことになる
のだろうね。

今回何とかリチャードの恩師に取り入ってレジデントにして
もらおうとする意図も有ったのかな。近道ではなく良い医者
になれとアドバイスされていた。

でも最近のジョージはジョージっぽくてまた好きなキャラクター
になりつつある。

■イジーの場合

アレックスがレベッカに騙されているということを何とか
伝えようとするが当初は信じてもらえず、結果として検診に
立ち会わせることで妊娠していないことを伝えることが
出来た。しかしアレックスはそれを知った後でもレベッカを
突き放すことなくフォローしていく。
イジーの髪型がちょっぴり良い感じにカールがかっていた事
も有ってか、ちょっぴり色気が増していた感じ。

■その他

アレックス

レベッカとのエピソードは続くってかんじ。
レベッカはマークによると急性ストレス障害を患っている
ようで、特に整形したことで、自分の体と心が完全には一致
していない状況が有るらしい。
確かに自分が自分ではないという気持ちも分からないでも
無いかも。

ベイリー

息子のタックが保育園で鼻水を垂らしただけで電話が来たり
ハリソンという男の子をグラハムクラッカーの取り合いで
殴ったりしたことで呼び出しを食らうことに。まぁそういう
時こそジョージの出番って感じで引き取りにいったみたいだ
けど。ベイリーとタッカーの子育て論や仕事と家庭の両立に
関してはなかなか平行線のままだね。


エリカとカリーとマーク

エリカのゲイ疑惑が晴れないまま、カリーとはまた仲よさそう
にしていた。マークに冷たくされればカリーはエリカへと
方向転換する。マークがカリーのHに誘いに応じないことで
カリーはエリカを含めた3Pの話をしてマークに想像させ
燃えさせようとしていた。エレベーターでのエリカとカリー
のキスシーンとカウンセリングを受けている状況を考えると
エリカはレズなのだろうか?


●入院患者

グレタ

脳腫瘍を患っている患者。
そのせいで妄想を抱いていると思われ、その事を伝えたまま
手術に突入し帰らぬ人となった。しかし執刀後に本当に
グレタが言っていた彼が駆けつけたために嘘ではなかった事
が判明する。

ウォルター・タプリー

あまりに難しい手術の上、相手は心臓外科医として権威の
ある人物だという事も有って、執刀にはそれ相応のリスクが
有る。エリカは拒否したけどバークだったら受けるのだろうか?
本人はテッドキンズバーグならば執刀を引き受けてくれるだろう
が友人に頼みたかったとしてリチャードの元を尋ねた様子。
エリカは失敗したら、マーシーのダン・スローカムが大喜び
するハズだとして執刀しながらブツブツ言っていたけど、結果
集中力を切らしていたのに成功してしまったね。


■使用された曲

・The Puppini SistersのWalk Like An Egyptian
・Alaska In WinterのYour Red Dress (Wedding Song At Cemetery)
・ElectrocuteのUh Oh
・The NationalのAbout Today
・Bon IverのThe Wolves (Acts 1 & 2)
・Joshua Radin featuring Ingrid MichaelsonのSky
・PsappのCosy In The Rocket

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
アディソン・モンゴメリー (Kate Walsh) 小児科医。バークの妻

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ローズ (Lauren Stamile) 看護師、デレクと恋仲に
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) レベッカ・ポープ
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫

ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
ウォルター・タプリー (Paul Dooley) 医師、リチャードの恩師
グレタ (Regina Taylor) 脳腫瘍、姉
ジェイニー (April Grace) グレタの妹
アンドレ (Jeffrey D. Sams) グレタの恋人
--- (Jodi Riggins) Intern

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
ローラ (Candice Afia) インターン
ダニ (Amrapali Ambegaokar) インターン
クレア (Tymberlee Hill) インターン
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レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
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--- (Bryan Ryan)

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