グレイズ・アナトミー Grey's Anatomy (Season4) http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s3/ http://grey.dramanavi.net/blog/

May 22, 2008
第16話 自由に向かって　Part I Freedom Part I

監督／Rob Corn
脚本／Shonda Rhimes
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母はよく言っていた、外科医にとって死を目の辺りにしない日
は貴重だと。私たちは毎日死に直面し、毎日命を失う。そして
毎日執行猶予を願う。私たちは死と結びついている。縛られて
いる囚人と同じ。囚われの身だ。

メレディスはワイアットのカウンセリングを受ける。
母の自殺の件で覚えていることを聞かれ、メレディスは家に
居たが母がメスで手首を切るのを目の当たりにした事を告げ、
血の海になったキッチンの床に座り込み母が気を失うのを
待ってから救急車を呼んだのだという。なぜ気を失うのを待って
いたのかと問われ、母から助けを呼ぶなといわれたからだという。
母は助かりたくはなかったのだと告げると、ワイアットはそんな
母について怒っているのかと問う。

ヤンの調子が上がらず心配したメレディスは、ヤンの家で
一緒のベッドで眠る。飲んで踊って私をののしってバカにでも
したくないかと問い、あなたを元気づけようとしている事を
説明する。ヤンは低迷期に入っているのだとして、何をして
もやる気が起きない事を告げると、メレディスは彼女に
スパークルポケベルを欲しいか?と問う。キラキラポケベルで
ワクワクオペでも楽しんでと告げると、ヤンは私が他人のキス
して喜ぶような人ならばキスしているとこめだという。

マークとリチャードとデレクは、デレクが購入した土地から
下を見下ろしていた。マークは俺は変わろうとした事を告げ
心を入れ替えようとしたのだと語る。しかしリチャードは
まだ無理だったのだろうと告げる。リチャードも変わろうと
して外科部長を辞めてアデルの元に戻ろうとしたが、今でも
辞めていない事を告げ、間違っていたのは寧ろアデルの方だ
ったのだと語る。ありのままの自分でいることが大事であり
私は私、男だと語る。デレクはそんな二人のことを非難は
しないと告げる中、ありのままのマークは俺の妻と寝て、
ありのままのリチャードは半年間僕の土地に住んでいる事を
指摘する。デレクもまた計画は中止だとして、この土地を
売る事を告げる。マークはこの土地とフェリーボートこそ
デレクだろうとするが、人は変われるのだというデレク。

イジーはアレックスの事が心配で声をかける。レベッカの様子
がおかしい中でアレックスはつきっきりで居たのである。
アレックスは今日イジーに仕事を変わって欲しい事を告げ、
ずっとレベッカと居る事を語る。イジーはレベッカの様子
が変なので専門医に診せた方が良いとするが、自分と居るので
大丈夫だと語る。

ベイリーの元にジョージがやってくる。
リチャードからベイリーがクリニックやチーフレジデントの
仕事ばかりをこなしているので、オペ室での時間が少なく、
認定医を取るためには最低週に15時間から20時間オペ室の
時間を増やさなければならないのだという。僕はリチャードの
インターンとして話しているのだと語るが、ベイリーは
あるものを見ようとしているので話しかけるなと語る。
イジーもまたベイリーを頼って、アレックスとレベッカの様子
がおかしい事を訴え力になりたいのにどうすれば良いのかと
問う。ジョージはベイリーは現在"あるもの"を見ようとして
いるので話しかけても無駄だという。あるものとは何なのか
という問いかけに、ベイリーは全体像を見ようとしているのだ
と語る。

マークとカリーは相変わらずセックスだけの関係を続けていた。
しかしマークは隣にエリカが居る事を想像するのだとして
カリーをたきつける。そんなカリーの元に電話がなると、
凄い外傷患者が来たとの連絡が入った事を告げる。

メレディスはインターンたちに臨床の資料をまとめさせる中、
イジーはレベッカの件で二人を頼ってくる。ヤンは突然昨日
までとは違い復活した事告げ、スパークルポケベルのお陰で
ハーンに左右されずに居られるという。教えてくれないので
あれば独学で学ぶまでのことだという。イジーはメレディスに
対してポケベルは私に託して欲しいと告げ、私ならば悪用は
しないと語る。それにポケベルは神聖なものだと告げる。
ジョージもまた譲渡は禁止だと告げるが・・・

急患が運ばれてくる。
外傷で凄い患者だという噂は既に各医師たちにも伝わっていた。
そんな中、コンクリートに埋まったアンドリュー・ラングストン
(19歳)が運ばれてくる。一緒に来たキップ、ウィル、デビッド
ローラからどういう経緯でこうなったのか話を聞く。
すると軽くふざけただけで、工事現場のコンクリートの容器に
入る事をけしかけたのだという。まさかホントにやるとは
思わなかったのだという。私たち4人は友達だがアンドリューは
違うのだとし、無理強いは決してしていないと語る。
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■メレディスの場合

ワイアットとのやりとりでは、相変わらず母親の死と今の
メレディスの生への執着に関する問いかけを行われていた。

デレクとの件では、臨床実験が失敗続きだということで、IRB
という臨床試験を監督し審査する国の機関からは患者は後
一人だけだと言われて、今回担当するジェレミーとベスの件
で終わりになりそうだ。
デレクと成功を信じて用意していたシャンパンは開かれること
は無さそう。冒頭のナレーションが入るシーンの中で
二人が次々と死亡宣告をしていたけど、この映像は全て過去
のものだったのか、それとも今回担当する二人のことなのか
分からない作り。一人は死んでしまったけど、ベスの方も
また亡くなってしまうのか。

ヤンを励ましたり、ローズがデレクとメレディスの病院内での
伝説を気にして恐怖に怯えていた。メレディスはそんな伝説
はないと語る姿が合った。冷静に振る舞う姿を見ると、
カウンセリング効果が出ているのかな。


■クリスティーナの場合

ヤンは相変わらず意気消沈とした状況から始まり、メレディス
からのポケベルのプレゼントで完全に復活。ヤンが復活しない
とドラマは楽しくないという人ならばまだしも、またウザイ人が
元気を出してしまったとする人も多そうだ。

エリカとは決別して自分の道を模索していくことになるのかな。

■ジョージの場合

リチャード付きのインターンとして活躍。
ベイリー先生に伝言したりして、自分も凄い外傷の手術に
立ち会わせてもらおうとするも、リチャードからはメレディス
とデレクの下につけと言われて完全に立場を失う。

リチャードのインターンなんて見せかけの立場でしかないと
しながらも特権は存在している。レジデントたちのファイルを
リチャードのオフィスかのぞき見られることが出来る立場だ。
ジョージはその件をレクシーに話すと、彼女は知りたくて
仕方が無い様子。
侵入して見に行こうとする中でイジーと遭遇してしまい
焦る姿が有ったりするけど、結局全ての資料に目を通した様だ。
ジョージがレクシーのことをアレクサンドラ・キャロライン・
グレイと呼んでいたけど、それがフルネームだったりするの
か?
ジョージはあと1点でレジデントに昇格できなかったことを
知る。

■イジーの場合

アレックスとレベッカの異変に気がつきなんとか助けようと
していた彼女。
イジーって髪型を変えてから随分と大人っぽくなったな。
アレックスにこだわるのも、ジョージに相手にされなくなった
からなのか、元々彼女の持つ仲間思いの優しさなのか、
それとも幼少期からの生育環境に於いてアレックスとは同じ臭い
を感じているからなのか。


■その他

・アレックス

レベッカを助ける為に46時中一緒に居ようと努力する。
しかしただ一緒にいるだけで本当に彼女の心の傷という
のは治るのかが問題。
途中でレベッカはお漏らししてしまったり、食欲が出たかと
思えば手首を切ったようなオチで終わっていたけど、
まさかのメレディスが母親のことを目にした状況と似たような
ことを味せようとしているのか。

・ベイリー

ベイリー先生は今回患者・アンドリューにかかりっきり。
アンドリューは自分がコンクリートに閉じ込められた件で
「スターウォーズ」のハン・ソロを引き合いに出して、
炭素冷凍されたようなものだと語っていた。
その後のベイリーの励まし方が、SF好きのベイリーに火を
付けたようで、「スターウォース」のダイジェストストーリー
を長々っと語っているところは笑えた。

「ハン・ソロは駄目男じゃない。ケッセルランを12パーセク
で通過した男として記憶されている。氷の惑星ポスの凍てつく
寒さを物ともせず、獣のワンパに襲われた大事仲間を救出
した男。空中戦の土壇場で急降下して敵を攻撃し、ダースベイ
ダーを宇宙へはじき出した男。お陰でルークはフォースを使え
デススターを破壊できた。冷凍保存されたハン・ソロはレイア
姫に救出されて、ソロとレイア姫は恋に落ちて、そして銀河系
の敵を救った。双子の子が生まれてその二人もジェダイとして
銀河系を救う。それが全体像で冷凍は断片だ!」


・エリカとカリーとマーク

相変わらずカリーとエリカを見ると3Pだなんだとマークの
だらしない姿。カリーとエリカが顔を近づけただけで、
ツイスターだ何だと語っていた。
で、結局エリカはレズなのか。


●入院患者

・アンドリュー・ラングストン

ローラの気を引きたくてコンクリートの容器内に入った
らしい。馬鹿な学生たちが考えそうなもので、4人の友達は
軽い気持ちでけしかけたのだろうけど、まるで罪の意識も
ない。
馬鹿な記憶のまま亡くなってしまうとしてアンドリューは
落ち込んでいたけど、ベイリーは絶対に死なせないとして
意気込んでいた。


・ジェレミー・ウエスト&ベス・モンロー

共にメレディスの臨床の患者。
ジェレミーは腫瘍のために痙攣発作が起きて、ベスは右半身が
麻痺している患者。ベスはデレクのことをシアトルグレースの
ブレインブッチャーだと語っていた。
ベスは両親である母・リズと父・ケンが付き添ってくる中で、
ジェレミーとベスが恋人の関係であることを知らなかった様で
二人がキスするのを見て心配していた。二人ともメイヨークリ
ニックで知り合っていた。
両親としては娘があまり彼に深入りするとこの病気には先がない
という事が分かっている為に、亡くなったときの事を考えての防
衛策をしいていたようだ。

まだ二人はHもしたことがなかった為に、手術する前に経験を
したいと考えていたようで、メレディスとデレクに話していた。
メレディスとデレクにとっては身につまされる思いがした
のではなかろうかと。


■使用された曲

・ColdplayのDeath And All His Friends
・DuffyのMercy
・The Rosewood ThievesのHeavy Eyes
・Priscilla AhnのDream
・Ingrid MichaelsonのGiving Up
・PsappのCosy In The Rocket