グレイズ・アナトミー Grey's Anatomy (Season5) http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/ http://grey.dramanavi.net/blog/

Sep. 25, 2008
第2話 夢の名残 PartII

監督／Rob Corn
脚本／Shonda Rhimes
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メレディスとヤンは老後にシリアルを食べる姿が有った。
メレディスが焼いたチキンを老眼鏡で切って食べようとする。

ヤンは滑って転んで頭を打ち、しかも頭上から落ちてきた氷の
つららで腹に刺さって重傷を負う。メレディスは助けを求めて
病院内に入る中、オーウェンがやってきて彼女を抱えて病室
へと連れて行く。ヤンはすぐにつららを抜いてくれと告げ、
縫合でミスって最悪な日なのだとするが、リチャードたちは
X線とCTの結果を待ってからでないとつららを抜くことは禁止
だと語る。リチャードはメレディスに対して、ヤンの代わりに
ビンセント・ケナーの対応をしろと命令する。

イジーとデレクは執刀する中で、ER看護師のローズはデレク
にメスを手渡すが、思わずメスを逆向きに渡してしまい
デレクは腕から出血する。

サラベスは夫が財産を管理していた件で、保険が今日いっぱい
で切れていることを知ってパニくる中、医師たちに夫のマイケル
は声帯以外は治るのかと問う。そしてマイケルに対して、
保険の件は何かの間違いなんでしょ?と問う。アンナはサラベス
に付き添い、そのやりとりをアレックスとレクシーは見ていた。

一方脊椎を痛めて下半身が動かないフィルに関して、低体温
療法を試したいとカリーはリチャードに進言する。オーウェン
もまた治療は最善を尽くすべき事を訴えるが、デレクはこの状態
でそんな療法を行えば血腫が出来て臓器不全で死ぬ恐れがある
のだとして反対する。しかしリチャードはカリーとオーウェンの
意見を採用してカリーが主導して治療を試せと語る。それを聞いた
デレクは部長は威張り散らしているだけだとし、教育病院として
12位ではないという事を証明したいだけなのだという。この
決断は明らかに12位の病院のものだと非難する。

デレクはマークに会う中、オーウェンによって患者が助けられた
ことを語る。一方デレクはローズによって手をけがさせれた事を
語る。メレディスに縫合してもらうというデレク。

一方ヤンの様態を心配して付き添っているインターンのダーニ
とスティーブが居る中で、メレディスは先ほどヤンが私に
言ったことは本気なのか?と問う。私とデレクのことを怒って
そう言ったのでしょという。ヤンはメレディスに対してデレク
とはこの先絶対にうまくいかないと語っていたのである。
メレディスは貴方の言葉が大事なのだとして訴えかける。
そんな中インターンたちはヤンが氷に刺さっている様子を
携帯に記念に撮影する。

アンナは一人責任を感じていた。親友のサラベスの夫・マイケル
と不倫していたこと。すべてが崩れようとしているのに、サラベス
本人が気づいていないとし、私のせいだと嘆く。しかしアンナに
対してサラベスには直接その事実を話してあげるべきじゃないのか
とアドバイスする。

イジーはアレックスの元にいくと、カリーが低体温治療を
しようとしている事を話しに行く。しかしイジーはアレックスが
完全に無視している事を知って何でそんな態度を取るのかと
問う。お前のことがむかつくので無視しているだけだとして、
色々とメレディスにベラベラしゃべったことを責め立てる。

いよいよカリー主導でフィルの治療を開始する。
ベイリーやリチャードが見守る中、脈拍が低下していくが、
フィル本人にはぽかぽかだと思って我慢して欲しいという。

一方メレディスはデレクの手の治療をする中、メレディスは
やっぱり一緒に住まない方が良いかもしれない事を語る。
デレクもメレディスがそう言う事を想定していてゆっくりと
関係を進めようと語る。

イジーはメレディスの元に駆け寄るとアレックスに一体何を
言ったのかと憤怒する。私はただイジーはアレックスを良い人
だと言っていたと語っただけだとするが、イジーはやっぱり
あんたに話をしては駄目だとし、ヤンの事に関しては口が
堅いのに・・・とつぶやく。

アレックスはベイリーの元にいくと、ブライヤさんは腹痛を
訴え手術する必要があるが、24時には保険が切れてしまう
事を語り今すぐ検査無しに執刀すべき事を語る。CT検査を
している間に24時は過ぎてしまうのだと。しかしベイリーは
検査なしで手術は受けさせられないと語る。
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■メレディスの場合

前回ヤンからデレクとは一生幸せにはなれないと言われてかなり
ダメージを受けている感じのメレディス。
その流れからなのかデレクに対して、同棲しようと語った件に
ついては"やっぱり"待ったを掛けるところが有った。
シーズン4のラストで奇跡のキャンドルを演出した躁状態メレディス
も今回は鬱期に突入してしまった感じで、バイオリズム的には
下がってます。

ヤンがつららに刺さってしまったが為に、ヤンが担当していた
患者のビンセントを受け持つことになるが、残念ながら目の前で
助けることが出来ず、死なせてしまった。

リチャードは色んなことをおろそかにしていたことを告げ、甘くな
っていた原因はメレディスがいるせいだという結論を出されていた。
カウンセラーの先生からは特別な力があると励まされていたのに、
今度は現実的なところを突きつけられました。

またメレディスが何気なく話したアレックスが優しい件について、
イジーからはおしゃべりメレディスの烙印を押された様です。

■クリスティーナの場合

つららは、殺人ミステリーであるならば完全犯罪に利用される凶器
であり、ファンタジーならば、氷の刃として敵対するものに突き刺す
武器ともなりえるもの。
そんな氷のつららが腹に刺さるなんて、相当作者自身、ヤンを悪の象徴
みたいな感じで描いているのだろうか。
ヤン自身はメレディスにあんな事を言ったことの罰みたいな感じ
に捉えたのかな。

前回ワイルドな戦場外科医・オーウェンによって影響を受けて、何か
彼に対して特別なものを感じたヤンですが、今回は検査後容赦なく
つららを引き抜かれるわ、突然のキスで魅了されるわで、ヤンとして
はまた恋愛の現役復帰モードに突入を予感させる。
バークなき後、二度と恋などするまいと感じたかどうかは分からない
けど、当面は外科医としてのスキルアップに精を出そうとしたところで
出会い頭にまた恋が訪れるという、ヤンのバイオリズムは上昇中です。

そういえばインターンたちに携帯で氷が刺さる写真を撮られていました。
今時の子たちって感じですかね。不謹慎にもちょっと笑えました。

■ジョージの場合

役割としては今回あんまり登場が少なかったジョージ。
結局インターン再試験の件はどうなっているんだ?って感じですが、
ジョージにとって雲行きの怪しいことに、リチャードが教育病院の
鬼になる可能性を示唆したエピソードでも有るので、再試験は
受けさせてもらえるのかって感じ。

レクシーが相変わらずジェミニ誘導((c)ゼビウス)のごとくジョージの
周りをつきまとっていますが、レクシーからメレディスと寝たのか?
と問われ、当時関係を持った際に、メレディスが自分のことを好き
ではないと分かっていたにも関わらず体の関係をもってしまった事に
悔いる姿が有った。「僕は色々と過ちを犯した。でも再出発している」
として気分新たにしている感じがするのは良いところ。
レクシーに対しては特別な関係だと告げ、恋人ではなく親友の一人
として認定。レクシーとしてはちょっぴり微妙な発言かも。

■イジーの場合

アレックスからいきなり訳もなく嫌われてしまい、その原因がメレディス
のおしゃべりにあるというところに繋がっている流れだった。

デレクの助手として入った記憶障害の患者ベティの手術の際に、意図
しないところでローズがデレクをメスで傷つけるシーンを目撃。
更にベティが回復していない状況の中、何度も繰り返される質問に
対して、希望を持たせるウソをついている姿が有った。

最後エレベーターで故人・デニーにドレス姿を見せるシーンが有った。


■その他

・アレックス&ベイリー

今回はなんと言っても患者の保険が切れることを気にしていたアレックス。
ベイリーに急いで執刀しないと・・・と迫る姿。
ベイリーは検査の後ではないと手術は出来ないとして許可せず。
しかし最後には、反則とも言える「時間は戻せる」ことを示唆するような
流れで、意図的に時計の針を11時58分にしてしまった。

今回のベイリーはカリーの低体温療法にも関わっていた。

・エリカ&カリー

レズなのかレズじゃないのか・・・どっちなんだいっ((c)なかやまきんに君)
って感じの二人ですが、結果的に二人はレズではなく、単純に好きな相手
だということで結論がついた。アメリカの高校生がよく、自分は
キスしてしまったことで戸惑い、距離間が生まれていた二人だけど、
カリー主導の低体温治療に於いて、カリーが対応に苦慮していたところ、
エリカがうまくアシスト。エリカの方が役職的立場としては上で、カリー
はベイリーと肩を並べるところにいる人物だよね。

二人は女性とキスしたのは初めてである事を告げ、また元通りの関係
になった。

・デレクとローズ

ローズは意図しないこととはいえ、医療器具出しをミスしたことで、
結果として今の自分が「危険な情事」をしていることに気がつく。
誰からも信頼されるER看護師として確立していたのに下げマン・デレク
によって一人の女性がキャリアを失い小児科へ転身を余儀なくされた。

●入院患者

・3人の主婦、3人の夫

結果としてビンセントだけが助からず・・・
そしてその妻のベティは記憶障害は残ったまま。

アナベスはアンナが夫と不倫していることを知って益々どん底に陥る
けど、結果としてアナベスが頼るべき相手はアンナしかいないし、
夫が会社を首になっていた現実を話せなかった事実が、アナベスのこと
を愛しての行動だという事を知って、許していくことになる。
そんな二人の橋渡しをしたのが、レクシーが読んだ手紙だったこと。
今回のレクシーは随分と大役をもらった感じ。

アンナは夫のフィルにキスして目覚めさせる。
悪夢の一夜を一瞬にして霧をはらした感じ。

助かったものと助からなかったものの差は一体何なんだって感じが
するけどね。

■使用された曲


・Other LivesのBlack Tables
・BeckのYouthless
・Jade McNelisのWins
・Emiliana TorriniのJungle Drum
・Steve ReynoldsのMistaken Identity
・Bon IverのSkinny Love
・The PerishersのNever Bloom Again
・Greg LaswellのAnd Then You
・The RescuesのCrazy Ever After
・Taylor SwiftのWhite Horse
・Jont WhittingtonのAnother Door Closes
・PsappのCosy In The Rocket