グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Nov. 6, 2008
第7話 消えない面影 Rise Up

監督/Joanna Kerns
脚本/William Harper
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普通の人の人生でこれだけは確かと思えるものに「死」がある。
でもそのより所すら外科医になることで奪われる。外科医は
死を欺く時期を遅らせ拒絶する。死を前にクソ食らえだとのの
しるのが仕事だ

メレディスとヤンは深夜まで電話している為にデレクは頭を抱え
る。
翌朝ヤンとメレディスが逢うのを見たデレクは、ヤンに対して
さっきまで君と会っていた感じがするという。
ベイリーはタッカーに対して夫婦カウンセリングのことを電話
で会話する。

デレクはマークに逢うと、メレディスがヤンとずっと電話して
いる事を告げ、バークが居た頃はマシだったのに、この頃は
また酷くなっているという。デレクはヤンを誘って寝てくれ
ないかと声を掛ける。

「スタン」という患者シミュレーターがジュニアレジデントたち
に導入される。気道の確保や外傷の評価とケアを学ばせると
リチャードは語る。とてもリアルに反応する人体型ロボットだった。
ジョージはロボット相手なのかと問うと、ベイリーはレジデント
たちにいつ執刀を任されても良いように準備するよう告げる。
ヤンは自分たちに執刀を任せてくれるのかと問うと、現在選考中
だという。腕を磨いてアテンディングにアピールするよう告げる。

ベイリーは今日の割り振りを発表する。
グレイとイジーはハーンの助手、ヤンはER、カレフとオマリー
は技術実習だという。

イジーはハーンに逢うと今日はオペは無いですよね?と尋ねる。
すると今回の患者は二年近く彼の家族に希望を与えては、そして
その希望を奪っている患者であり、次の移植ドナーが来るまで
時間を稼がなければならない患者だという。マイケル・ノリス
(49歳)肥大型心筋症患者シアトル長老派で移植する予定
だった患者だが、5月14日に突然心臓提供を受けられなくなった
患者だという。イジーはそれを聞いてデニーがもらった心臓に
よって、その被害を受けた患者である事を知る。この心臓は
私が盗んだものだという。

デレクはマークに対してヤンとセックスしろというが、
マークはどうしても気が乗らなかった。ヤンはシングルモルトス
コッチのような人物で、情熱的、知性的、そして複雑な人物
だという。いつものビールとは違うぞと言うとマークはカリーは
ビールじゃないという。デレクはもしかして落とす自信が無い
のではないか?と問い、俺の妻とは寝ただろうと言われ返す言葉
も無かった。
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■メレディスの場合

今回のメレディスはヤンとの絡みが多かった。
メレディスは母親が残した医療日記に相当ご執心で、ヤンも
またその日記を読んで盛り上がっている。
デレクにも入り込めない二人の壁があるという感じで、
嫉妬するというよりもヤンが邪魔に思えたのだろう。メレデ
ィスの人生からヤンを追い出すなんて無理なんだけどね。

今回の仕事の担当はハーンの助手だった。
ただイジーも一緒だったので、ハーンとの絡みは寧ろ
イジーがメインだった。

■クリスティーナの場合

今回のヤンはER担当。
ERと言えば当然担当しているのは外傷責任のオーウェン。
ヤンとしては初回のインパクトの有る出会いによって
オーウェンと上手くいきそうなところも感じたのだけど、
寧ろハーンの時と同様に嫌われまくり。
最終的にはオーウェンはヤンたちが、執刀を勝ち取る為に
患者を患者として見ていないことを非難していた。
また今回はマークから色々と誘われるもまるで眼中に無い
って感じの対応。流石にマークがヤンを落とせるとも
思わなかったのでまぁこんな感じかな。
地下室で献体相手にインターンたちが執刀の訓練をしよう
としているのをかすめ取った。しかしこんな事して、
倫理的には相当無理がありそうだけどね。
レクシーのそんな不穏な動きを臭いで察知するところは
凄いね。

■ジョージの場合

相変わらずジョージってまともな執刀を担当させてもらえ
ない。今回もまた人形相手に治療実技訓練だけど影の
声として指示しているのはリチャードだった。相変わらず
ジョージはリチャードのオモチャの域から抜け出せないね。


■イジーの場合

今回のメインはイジーだったかな。
デニーの為に生命維持装置を切ったりして、心臓ドナーの
優先度を上げた結果、もらえるべき患者が一人いた訳で、
その被害者と対面することになった。エリカもその事実を
知って大激怒し、リチャードにこれは倫理違反だとし、
カリーに対してもイジーの行動は法に触れることだとして
訴えかけるもカリーもリチャードもイジーは十分にバツを
受けていると感じている様だ。
イジーは患者に対して最初は向き合えずにいたけど、
マークは死を覚悟し、妻も覚悟していると聞いた時には、
覚悟していると思っても実際にはただ残されるものが
苦しいだけで踏ん切りなどつくものではないと語る。
エタノールを注入して生き存える為の措置をしたけど、
麻酔も無しに内臓が焼けるのだからそれは痛そう。
イジーの前にはデニーの幻視が何度も現れるも、そろそろ
デニーネタ飽きてきました。

■アレックスの場合

今回はヤンと共にERを担当した彼。
アレックスはヤンと共にインターンたちが死体を地下室に
確保している事を知ってイジーにプレゼントと称して
死体置き場に連れて行った。そこでみんなして食事をしたり
している姿がまた異様だったな。
最後にイジーの前にデニーではなくアレックスとして現れる
ということでイジーも前進出来たという事なのかな。

■その他

エリカ&カリー

今回エリカがイジーのしていること、そして病院がイジーを庇って
いることに理解出来ず不満を漏らすが、カリーも含めて病院側は
全員イジーを守る。もちろんそれなりに謹慎が有った事を告げ、
失敗から学ぶことも多いと考えたのだろう。ただイジーの場合、
単なる失敗という訳ではないので微妙だけど、この変の亀裂が
きっかけで別れてしまうのかな。ちょっとだけ許したり、ちょっとだけ
レズになったりするなんて事はエリカには許せないようだ。

ベイリー

タッカーとのカウンセリングを受けているようだ。
デレクからは励ましの言葉として、俺とアディソンも夫婦カウンセリング
を受けていたと言われていた。

●入院患者

ローズマリー・バラード

老夫婦の患者で妻が高齢にもかかわらず手術を受ける。
互いに死ぬという事を受け入れ、延命治療も受けないとする
患者だったけど、やはり手術後容体がよくなることもなく、
心肺蘇生をしないということを残された夫は後悔して、
自分で心配蘇生をしていた。手を止めたら完全に心臓の
鼓動が止まるということでベイリーが変わったりデレクに
変わっていたけど、結局デレクはそれを止めてしまった。

トム

ボコボコに殴られて意識不明・身元不明者として運ばれて
きた患者。
ヤンは随分と扱いも雑で死を前提として話を進めていた
けど、その態度にハントも激怒し、レジデントたちがして
いる事はコンテストに勝つような事をしているのだという。
ヤンが9歳の時に交通事故で亡くなった父のことを引き合いに
出して、鼓動が止まるまで出血を止めていたけど、やっぱり
亡くなってしまい、それだからこそコンテストにも勝たねば
ならない事を訴えていた。

このドラマ、レジデントたちも勉強ならばハント先生も
日々野戦病院からこの手の教育病院になれる必要が有るの
かもしれないね。


■使用された曲

・PsappのI Want That
・PsappのCosy In The Rocket
・Brazilian GirlsのGood Time
・Shady BardのTorch Song
・Erin McCarleyのGotta Figure This Out

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン
アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意

マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友

ジョー (Steven W. Bailey) バーの店主
オリビア・ハーパー (Sarah Utterback) 看護師
テイラー・クリスチャン (Moe Irvin) 看護師
リンダ (Linda Klein) 看護師
デビー (Cathy Lind Hayes) 看護師
ケイト (Kate Anthony) 看護師
ヴィヴィアン (Noelle McCutchen) 看護師
マリア (Maria Elena Maglari) 看護師 #24
ラジ・セン (Anjul Nigam) 精神科医師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) 新しいレジデント
エリス・グレイ (Kate Burton) メレディスの母
ミルトン (Marty Lodge) 麻酔医
ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
レイ (Ray Ford) 救急医療士
ジョン (John Cappon) 救急医療士
ニコール (Nicole Cummins) 救急医療士
マシュー・サヴォイ (Todd Babcock) s3 #5 ベイリー非難の医師
タイラー (Moe Irvin) 看護師 s3 #5#6
ジンジャー (Patricia Bethune) 看護師 s4 #6
ケイト (Kate Anthony) 看護師
シドニー・ヘロン (Kali Rocha) ベイリーのライバル医師
ジビー (Zibby Allen) 看護師、マークに声を掛けられる
ラージ・セン (Anjul Nigam) 精神科医
ローズ (Lauren Stamile) 看護師、デレクと恋仲に
ジョレーン (Crystal Kwon) 看護師

ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
エバ (Elizabeth Reaser) レベッカ・ポープ
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
オーウェン・ハート (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム

デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
マイケル・ノリス (Tom Verica) 48歳、肥大型心筋症
ローズマリー・バラード (Bonnie Bartlett) 腫瘍、リスクの高い患者
エド・バラード (George Coe) ローズマリー(ロージー)の夫
ライアン・スパルディング (Brandon Scott) 医師
エリーゼ (Avery Clyde) マイケルの妻
--- (Fidel Gomez) Morgue Attendant
--- (Shi Ne Nielson) Paramedic
--- (Gordon James)

<<< インターンたち >>>
スティーブ・モストウ (Mark Saul) "2"、風呂嫌い
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) メレディスの義妹、"3"、レクシペディア
ローラ (Candice Afia) 黒人
ダニ (Amrapali Ambegaokar) 黒人
クレア (Tymberlee Hill) 黒人
グラツィエラ (Gloria Garayua) ライン確保が上手い
ミーガン (Molly Kidder) メガネの子
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story) 膿を出すのが上手
ピアース (Joseph Williamson) 名前が嫌い by alex
ケイト (Kate Anthony)
リサ (Janina Gavankar)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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