グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/
http://grey.dramanavi.net/blog/




 

Nov. 13, 2008
第8話 懐かしき鼓動 These Ties That Bind

監督/Eric Stoltz
脚本/Stacy McKee
--------------------------------------------------------
オペは緊張の連続。命を救うために粘土細工のような脳を突く。
隣の外科医との絆が生まれる。何とも言えぬ固い絆。その結び
つきは秘密。否応無しだ。嫌な相手でも家族同然になる

ヤンは深夜寝ているデレクとメレディスたちの寝室に現れ、
悪い魔女が死んだという。ホワイトボードから名前が消えている
し、担当からも全て消されているのだという。デレクは誰の
事だと問うとハーンだと語る。
そんな中セイディという女性もまたメレディスの家を訪ね、
寝室に飛び込んでくる。メレディスの事を"デス"と呼ぶ女性
メディカルスクール前にメレディスがヨーロッパに一緒に旅行
した相手だという。ヤンが来た事でデレクはベッドから追い出
され、セイディが来た事で今度はヤンがベッドから追い出される
格好だった。
ヤンはデレクにメレディスに取っては大した友達じゃないと
語る。
セイディはデスの様な投げやりな女でも人にメスを奮えるなら
ばと思い、遺体安置所での仕事にも飽きたのでまた医師を目指す
為にインターンとしてシアトルに来ていたのである。デレクは
メレディスは投げやりな女ではないとするが・・・

一方イジーは再び心臓移植手術以降デニーの幻視を見るように
なっていた。病院の前でなかなか院内に入れないイジーの姿を
見てアレックスは気にして声を掛ける。もう終わったことだと
するが、なかなか払拭出来なかった。

ヤンはレクシーの姿を見かける。
彼女が腕を傷ついているのを知って指摘すると、ネコに引っかか
れただの、間違ってぶつけただの不安定なものの言い方をする。
ヤンは今はレジデントの助手になれるかどうか大事な時だとして、
今日は形成外科での勤務なので、レクシーには私とは距離を取って
遠い世界にいきなと告げる。

そんな中、心臓外科医のバージニア・ディクソンが来るという
事が噂になっており、アレックスはヤンにその事実を伝える。
ピギーバック移植の為にやってくるのだという。

メレディスとセイディが仲良く会話しているところにデレクは
入り込めずにいたが、ヤンはメレディスの元にやってくると、
突然「Pが腕を輪切りにして、Hが何で空飛ぶ猿に乗って消えたの
か?」と問う。デレクは彼女は何を言っているのか?とメレディス
に尋ねると、レクシーが自傷行為をしているみたいだと語る。
それを聞いたデレクはその話が本当ならばどうするのかと
問い、レクシーは家族なんだぞと語る。

ヤンは救急として運ばれてくる患者を待つ間、オーウェン
カリーに話しかける。カリーに対して何でハーンは消えたのかと
問うが今は話したくないという。
そんな中救命士のニコールは、身元不明の男性がゴミ収集車に
巻き込まれて重傷だとして連れてくる。

リチャードはベイリーに対して、現在ランク12位の病院では
人を雇うのはたやすいものではない事を告げ、今日の君には
全権特使にするという。心臓外科医のディクソンにシアトル・
グレイス病院のことを知ってもらうのだとし、彼女は少し
変わり者なのでなんとかとどまることを口説いて欲しいと頼む。
アレックスはそれを聞いていて、これ以上逝かれた人物を
相手するのは嫌だと語る中、リチャードはベイリーになんとか
感銘を与える様、ベイリーだけでなくイジーやアレックスにも
頼むのだった。ディクソンがやってくると、彼女は専門家だか
ら来たと告げ、ちょっと会話の様子のおかしい医師である事を
汁。
--------------------------------------------------------

■メレディスの場合

メレディスの元に友人のセイディという女性が現れた。
彼女とはどの程度の仲なのかまるで分からないけど、メレディス
と同じくちょっとぷっつんしている感じ。元々は遺体安置所
で働いていたけど、メレディスが出来るならば私にも出来る
とばかりにインターン研修に来たというもの。
メレディスは家族の一人のレクシーが自傷行為に及んでいる
のではないかと感じて心配する。メレディスも死のうとして
いた事が有るので、こういうところには敏感な一面があるの
だろうな。自傷行為といえば寧ろ、背中を傷つけていた
セイディの方がヤバいよね。

二人のグレイが居る事で、名字で呼ぶ間柄の人間にとって
は実にややこしいけれど、小さなグレイと大きなグレイだと
して区別している人物も居る。
メレディスはマークがレクシーにちょっかいを出そうとして
居る事を知って、デレクに対して、小っちゃいスローン
小っちゃいグレイに近づくなと言ってくれと語る。
マークとして見ればレクシーの手術の縫合の美味さを気に懸け
ていたんだけどね。俺は小っちゃくない大きなスローン
と拘るところがまた小っちゃいね。

それにしてもまたインターン増やしてどうするんだって感じ。
ハーンが辞めたことでこの病院は益々12位から転落しそうだ。

■クリスティーナの場合

メレディスの友人・セイディが現れたことで焦りを感じ、
そして仲の良いカリーとカリーと仲の良いハーンが突然
病院から居なくなった事を受けて、変わった環境に適応
しようとする。

自分こそ一番だと思っていたメレディスをセイディに取られた
だけでなく、手術の助手としてマークのサポートに入った
際に、ヤンにも出来ないプーリー縫合が出来ると知って
ヤンとしてはショック。しかもリチャードからはヤンの指導
でレクシーが上達したと考えて褒められるのだから余計に
傷ついたのかも。
ヤンはインターンが自らの体を使って練習しているのを見て
どうかしているとしていたけど、元々それくらい執念を
燃やしていたのがヤンのハズだったんだけどね。かなりヤン
も医者としては柔くなってしまった感じはする。

最後にワイアットとキスする姿が有ったけど、ヤンはメレディス
と離れた方が自立して立派になれるのではないかという
感じもするし男性関係も上手くいきそうな感じはしてくるね。

■ジョージの場合

インターンたちが集まる地下。
突然シアトル・グレースにやってきたインターンのセイディ
がいきなりその場を仕切るようになった。
ジョージはそこに足を踏み入れたがここはインターンだけの
領域だとして追い出されてしまった。セイディが「インターン秘密
結社」を作ろうと言っていたし、突然服を脱いで背中にメスを
入れるところを見ると、この人も病気なのではないかという
感じだった。
今回のジョージってこれくらいしか活躍が無い。

■イジーの場合

前回心臓移植の患者が、自分の我が儘でドナーを奪ってしま
った相手だと知ってまたまたデニーを意識し始めるイジー。
正直もうデニーが出るだけで凄く邪魔くさいのだけど、
今回の原住民の男性との出会いによって完全に除霊して
光の先に送れると思ったのに、触れてみろと迫るデニーは
見てやっぱり邪魔くさい男にしか見えないところが有った。
それこそアレックスの出番だけどね。
デニーの持ち物でありイジーが手編みしたセーターを暖炉で
焼いていた。

■アレックスの場合

今回はイジーの事を心配する姿が有った。
ジョージ同様にあんまり出番無し。
イジーに対して力になるとした台詞を見ると、いつもイジーと
アレックスは互いにすれ違って問題を交互に抱えているな
という印象だった。

■その他

エリカ&カリー

レズビアンの世界を模索していた二人だがいよいよ別れてしまった。
別れると同時に病院から離れていくというのだから、医師の
異動ってそう簡単にできるものなのかという感じだけど、
よく考えると、アディソンもハーンも元々は別の病院に居たんだ
よね。
カリーに対して「一度ビアン」「二度ビアン」だと語る
マークの姿に微笑ましいものが有ったし、カリーとしても
そんなにダメージは無いかなと思ったけど、患者の執刀を
した後に喪失感で涙していた。骨を作ったのは私であり、
何故みんな生かして置いてくれなかったのかと語る。

ベイリー

今回はリチャードに全権を任されて、新しい心臓外科医の
ディクソンの対応をしていた。
彼女はルールを重んじるということで、リチャードに急いで
規則を作ってもらい患者の要求に応えさせようとする。
最後にディクソンが出て行く際に、自分が心臓に特別な思い
入れがあることをベイリーに語りそして自らアスペルガー
症候群として対人傷害があることを語る。そしてこの病院が
好きじゃないと言われて立ち去っていった。
ディクソン医師を演じたのは、ギャラクティカで大統領
ロズリン役、クローザー」「Major Crimesでシャロン・レイダー
刑事を演じたMary McDonnellだった。ギャラクティカ
でもがんが発覚していたよね。


●入院患者

ティモシー・ミラー

ホームレスの患者。ゴミ収集車に巻き込まれて凄いことになっ
ていた。もうこのまま死にたいとしていたけど、なんとか
説得。この状況ならば大抵逮捕歴が有る筈なのにそれをして
いないことでの彼自身の強さを唱えられて、手術を拒否する彼を
説得していく。悲しいことに人生のちょっとした掛け違いでホーム
レスに転落したということで寂しい患者の姿が有ったが結局助か
らなかった。

クレイ・ベドニー

原住民で心臓移植をした人物。
彼の場合、死者と触れることは宗教上あり得ないと考えて、
もらった心臓も出来れば取り去って供養したい事を語って
いた。しかし奇跡として止まっていた心臓が動き出していた。
元々移植した心臓は大きさの合わない少女のものだったので、
自分の元々の心臓はくっつけたままで二つ心臓を入れた状態
だったという事なのかな。動き出すなんてあり得るのかな。
というか彼との出会いでイジーはデニーと別れることが出来る
と思ったのに、デニーの存在がまた大きくなった。


■使用された曲

・The Flying Tourbillon OrchestraのThe Uniform
・PsappのCosy In The Rocket
・SeabirdのFalling for You
・Lenka KripacのTrouble Is a Friend

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン
アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意

マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友

ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
オーウェン・ハント (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム

デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
セイディ・ハリス (Melissa George) インターン、メレディスの友人
クレイ・ベドニー (August Schellenberg) 患者、原住民
ティモシー・ミラー (Ed Lauter) 患者、ホームレス
ライアン・スパルディング (Brandon Scott) 医師
バージニア・ディクソン (Mary McDonnell) 心臓外科医、アスペルガー症候群
--- (Frederick Keith Johnson) Patient
--- (Matt J. Doyle) Bartender

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system