グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

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Nov. 20, 2008
第9話 眠れない夜の過ち In the Midnight Hour

監督/Tom Verica
脚本/Tony Phelan、Joan Rater
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子供にとって夜は恐いもの。ベッドの下にモンスターが隠れて
いるから。大人になるとモンスターは別のものになる。
「自信喪失」「孤独」「後悔」。年をとって知恵がついても
暗闇の中で怯えている

外では雨が降っていた。
室内にいたイジーはデニーの幻覚が見える。私がおかしくなっ
ているのか。あなたは一体何なのか?デニーは目の前に居る事を
告げ先ほど触れてみただろう事を告げる。しかしイジーは確かに
死んだ筈で、ひれは追体験であり悲しみが残っているだけだと
いい聞かせる。しかしデニーはそれならば試す方法が一つある
と告げると、現実には出来なかった事をするのだとして二人は
キスしてベッドで関係を持つ。

ヤンは夜、シアトル・グレース病院にやってくると、救急搬送
待ちをしていたオーウェンと入り口のところで出会う。
オーウェンは自分に逢いに来たのかと思うが、虫垂切除のオペ
が入りそうだから来たのだと告げる。何で救急車よりも速く
付くのかと問うと、私は向かいに住んでいるんだと語る。

セイディはメレディスの家に居候していた。
ソファーで寝ていたセイディは最悪の寝心地だと語る中、メレ
ディスはデレクに迷惑をかけないようにして、バスルームで
母親がレジデント時代に書いていた日記を読んでいた
これが母じゃなければ好きになっていたかも知れないとして
日記がとても面白いものである事を告げる。しかしセイディは
あなたの母は貴方のことを嫌っていたじゃないのと語る。
セイディがヤンを疎ましく思っている事に対して、確かに彼女
は取っつきにくいが親しくなるととても義理堅い性格であること
が分かる事を告げる。レクシーとの関係はどうなのか?と問う
と私はレクシーと同期の親友になれるか?とメレディスに尋ねる。
するとレクシーは普通に育ったマジメな子だと告げる。
そんな中、メレディスの元にヤンから電話が鳴りこれからオペ
が有りそうだから病院にいくという。
出かけようとするとイジーの部屋からは激しいあえぎ声が
聞こえる。アレックスとHしているのかと思えば、アレックスは
帰宅したばかりだった。アレックスじゃないのであればまさか
デレクなのか?と疑うがデレクはメレディスの寝室で寝ていた。
アレックスは一人遊びをしているだけだろうと語る。
デレクはまた一人居候が増えたことに懸念を示すが、メレディス
は二、三日泊めるだけだと説得する。
アレックスはイジーを呼びこれから病院で手術があるかも知れ
ない事を告げるが、イジーは具合が悪いのでパスすると告げる。

ベイリーの元にレジデントたちは集まる。
ヤンは私が連れてきた患者なので担当させて欲しいと告げ、
ジョージは僕が当直なので担当するのは自分だと語る。
ベイリーは何故みんなが積極的になっているのか疑問に思うが
すぐに執刀医デビューの件だとわかり、この二年レジデントから
執刀医デビューに選ばれた人物は虫垂炎を担当している傾向に
あるからだという事を知る。


ベイリーは、そんな虫垂炎の患者・ジェイソン・クロン(47歳)はヤン
とメレディスが担当し、アーサー・ソルタノフ(45歳)はジョージが担当して

くれという。アーサーは二階の窓から転落した患者だという。

一方インターンたちは地下室で相変わらず違法な実地訓練を
していた。スティーブは自分の体を使い硬膜外麻酔を使ってどのよ
うな効果が有るのかを試していた。
セイディはそんな硬膜外麻酔を主導しているのがレクシーだと
知って、メレディスから聞かされていた人物像とまるで違う
事を知る。セイディはこのまま虫垂切除を試してみないかと告げ
どうせ無意味な臓器だと語る。
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■メレディスの場合

メレディスの元にやってきたセイディがまたとんでもない
女だと判明する。元々ちょっと猟奇的な感じがしたけど、
このドラマは心に闇を抱えていない人物が居ないので
大したことはないかと思っていたけど、やっぱりメレディスの
友達ということで猟奇さは有る。今回は自分で虫垂切除のた
めに死にそうになっていた。
レクシーたちが助けを求めに来たのはヤンでありメレディス
であり。ヤンはメレディスの事を呼んで一緒に信頼を確認
するために手術の執刀をしようとしていたのに、インターン
の事件に於いて、メレディスはヤンを助けるどころが寧ろ
以前からインターンが危険な事をしているのを知って見過ご
していたとして非難する姿が有った。
ヤンの不満はメレディスがセイディと仲良くしていることも
作用しているのだろうけどね。

■クリスティーナの場合

メレディスと距離を置いたときにはオーウェンなど男性の
存在が必ずその空白を埋めてくれるのがヤンのエピソード
かな。オーウェンってイマイチ医師として使えるキャラか
どうか未だによく分からないのだけど、少なくとも激しい
治療法と同様にヤンに対するアプローチもグイグイ来そうだね。

ベイリーによって今回のヤンは色々と手術の件で指導を受ける姿
が有ったのも印象的。正直そんなに難しそうな手術では
なかった気がする。そもそもヤンって以前に心臓外科医の
バークの手となり足となって色々とこなしていたのでもう少し
出来るヤツだと思っていた。

インターンの一人・グラッツェンから大量のチョコを取り
上げていた。相変わらず数字でインターンを呼んでいた
けど、2のスティーブンが下半身麻酔で酷い状態だった。
その流れからインターンたちのとんでもない事実・実態を知る。

■ジョージの場合

殆どジョージは出演せず。
この扱いだと確かに降板したくなるよなって感じの使われ
方をしている気がする。ジョージにとってはラストシーズン
なのでどう過ごしていくのか。

レクシーたちが地下が違法な治療をしている際に相談して
欲しいような事を告げていたけど、レクシーはずっとその
信号を発していたのに見向きもしなかったのはジョージの
方だとして責められる姿が有った。

■イジーの場合

相変わらず登場するデニー。
最近デニーが出る度に嫌悪感しか浮かばないのだけど、
光の先に行き遅れたのか。
デニーが何を意図しているのかは今のところは分からない。
一度はイジーも立ち直っていたので頭に腫瘍か何かがあるという
事を示唆しているのかも。
インターンたちからは、俺たちは責められるのに勝手な行動
をしたイジーは責められないのかと問われる姿が有った。

■アレックスの場合

最近アレックスとマークが妙に格好良すぎて惚れてしまいそ
うだ(笑)。インターンの一人・ピアースが、イジーだって
勝手な行動をして殺してしまった事を告げると、アレックス
は、イジーは人を助けようとした結果で有り、お前たちのして
いた事はお遊びだとして、今にも殴りそうになっていた。
ホントでぶん殴って欲しかった。
イジーに対して例えおかしくなったとしても別れたくない
ならば傍にいると語る。アレックス株急上昇中。

■その他

ベイリーとカリー

手術に関しては車の運転と同じで、殆ど無意識に手を動かして
いるような事を口にしているベイリー。
カリーが患者にぶん殴られ鼻の骨を折るも流石に訴えることも
出来ないし泣き寝入りになるのか。カリーはマークと良い関係
だけどベイリーとも良い友達にはなれそうな語り合いが有った。

インターンたちの扱いに関してベイリーはレジデントたちに
一任した。もう私は赤ちゃんを育て子育ては済んだのだとし
今はあんたらの赤ちゃんであること。私はスピーチしないので
自分たちで考えてスピーチするようレジデントに語る姿が
有った。でもやっぱりベイリー様の一言が聞きたくなるね。

マッドドクター化したインターンたち

今まで殆どインターンの顔と名前が一致しなかったけど、今回
のエピソードを通して、スティーブとレクシー以外のキャラクター
も存在感を示し始めたのかなという感じ。全員謹慎処分に
なったけど、謹慎で済めばまだ良い方だと思う。リチャードは
全然怒りもしなかったなぁ。

●入院患者

アーサー・ソルタノフ

45歳、夢遊病・睡眠障害の患者。幻覚が見えるところや暴れている
姿を見ると妻の死をきっかけに統合失調症にでもなったのかと
思った。娘のアイビーが13歳にしてそんな父の症状に心労している
姿が有る。アーサーは子育てに対するストレスだとしていた
けどアイビーの方が疲れていた感じで、既にコーヒーが手放せない
状態だったところが有った。マークがまた良い感じで彼女を
安心して眠らせる姿が印象的だったね。
マークはデレクに対してアイビーは目覚めた時にどうなっているのか
不安なので眠れないのだろうとしていた。

ローレン・ハマー

アレックスが担当した患者だった。
病気に関して過敏症で、インターネット世代故にネットで検索
して病気のにわか知識ばかりを蓄えている感じのキャラクター
だった。ネットでブドウ球菌感染症に利く抗生物質を取り寄せる。
アレックスによると薬による腸炎を起こしているとのことで、
善玉菌を作る必要があるとして、生活・細菌を共有している
配偶者の便を鼻から胃に入れる必要があるという。
夫のセスは、妻に対して単なる吹き出物だったという事を認めない
と俺のクソはやらないとしていた。
「いつも君のクソみたいな話を聞いていたけど、ついに面と
向かってクソ食らえと言える」として夫は大満足って感じだけど
もう少し労ってあげてねって感じだったね。


セイディ・ハリス

彼女、30歳なのか。
本で見ながら虫垂炎を切除したレクシーのせいで、最悪の事態に
陥った。ライアンが一人で止血させられている姿が印象的だった。

■使用された曲

・MeikoのBoys With Girlfriends
・PsappのCosy In The Rocket
・DidoのQuiet Times
・Tina DickowのNo Time To Sleep
・Lisa HanniganのOcean And A Rock
・WazのOrdinary Girl

メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン
アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意

マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友

ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
オーウェン・ハント (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム
デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
セイディ・ハリス (Melissa George) インターン、メレディスの友人

セス・ハマー (Joshua Malina) ローレンの夫
ローレン・ハマー (Leslie Grossman) 心配性の女性
アーサー・ソルタノフ (John Allen Nelson) 45歳、父親・夢遊病
アイビー・ソルタノフ (Madeline Carroll) 娘、13歳
ライアン・スポールディング (Brandon Scott) 医師
--- (Jody Sclavos) ER Nurse
--- (Nicole Cummins) EMT
--- (Brad Everett Young) Appendectomy Patient

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
ローラ (Candice Afia) 黒人
ダニ (Amrapali Ambegaokar) 黒人
クレア (Tymberlee Hill) 黒人
グラツィエラ (Gloria Garayua)
メイガン (Molly Kidder)
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
ケイト (Kate Anthony)
リサ (Janina Gavankar)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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