グレイズ・アナトミー Grey's Anatomy (Season5) http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/ http://grey.dramanavi.net/blog/

Jan. 8, 2009
第11話 やまない祈り Wish You Were Here

監督／Rob Corn
脚本／Debora Cahn
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誰でも年に一度は願い事をする。誕生日にロウソクの火を消し
ながら・・抜けたマツゲ、噴水にコイン、流れ星、そして
たまに願い事が叶う事が有る。それで何?願い事はそういう物?
幸せを感じて満足する?それでもまだかなっていない願い事
が山ほどある事に気が付く。

メレディスは時計が鳴るが病院に行きたくないと呟く。
ヤンは居ないし救う命もないと、デレクと意気投合し朝から
ベッドで乳繰り合う。
ジョージは病院にいくとイジーを見かける。誕生日おめでとう
と声を掛けるジョージ。

ベイリーは今日のレジデントの割り振りを行う。
オマリーはER、カレフは私についてくれという。イジーはクリ
ニックの予算を立てて欲しいと告げ、ヤンとメレディスは外傷
室でリチャードの指示を待って欲しいとの事だった。

リチャードの元にいくと、デレクとオーウェンそしてメレディス
とヤンに対してこれからVIPの患者の対応を行うという。
ヤンはすぐにコールドウェルと書かれているのを知って刑務所
のことなのかと察する。患者は多数の刺し傷がある事を告げ、
処置する際には手錠や足かせがついて常に看守もついているという。
決して鋭利な物を取られるなと告げ、リチャードは患者が囚人
である事を語る。資料にPDRと書かれている事を知って何の
事なのかと問うと、死刑囚だという。この事は内密にし、ここに
いる人物だけの間で処置するのだと語る。
死刑囚のウィリアム・ダン。
外傷検査をする中で、彼は足が痛いという。
どのような検査法を取るかで話し合う中、突然ウィリアムは
医師たちに対して、「出会った時は生きているのに、気が付くと
亡くなっている」という点で僕は君たちとそう違わないと呟く。
それを聞いてデレクは激怒する。

レクシーは朝マークの元にいく。
しかしマークは親友からお前に近づくなと頼まれたのだとし、
お前は最高だが、お前とは二度とそういう関係にはならないのだ
と語る。

一方ジョージはERで骨折したというマーガレットの対応をする。
検査の結果腰骨が折れていることが判明。先月は倒れて肋骨を
折り、4月にはシャワー中にコロンで腕を骨折、一月にはヨガ中
に指を折ったのだとし、一年で6回目の骨折だと嘆く。
彼女の口癖は天に向かって「もう勘弁して〜」だった。
ジョージは整形外科医に検査してもらおうと語る。

ベイリーはジャクソン・プレスコットに遭う。
いつの間にか身長が伸びていることに驚くベイリー。
ジャクソンからベイリーが小さいからだとからかわれる。
ジャクソンの担当医はベテランのジョーダン・ケンリー医師だ
った。ケンリーはベイリーに対して診察する間、ジャクソンの
母・メリンダにオペの説明をして欲しいと語る。これから肝機能
検査をすること。ベイリーは助手につくマークに対して
ジャクソンは特別な患者である事を語る。彼は以前にも12回に
渡って腸の切断手術を行っている事を告げ、メリンダはシングル
で彼の事を育てている苦労人なのだという。
そんな中診察しているケンリー自身が突然ジャクソンと話をして
いる中で倒れ、院内ではコードブルーが発せられる。
ケイリーはそのまま心臓発作で亡くなり、ベイリーはリチャード
に対して彼の妻が来るので対応して欲しいと頼む。

イジーはアレックスにデニーが見えることを話さなければならない
と感じていた。デニーは話しても逝かれていると思われるだけだ
としてそれを止めようとするが、貴方は死んでいて私は生きている
のだとし、アレックスと居ると幸せなのだとして理解を求める。例え
おかしくなったと思われても本当の事を言わねばならないという。

一方ジャクソンは医師たちを見かけると、願いを叶えてくれる団体
に送る書類にサインして欲しいと頼む。しかしアレックスは
その書類は難病の患者用のものだぞとして留める。

カリーはマークを見かけると、多分これから副甲状腺腫瘍摘出
のオペが入る事を告げる。そんな会話をしているとレクシーが
近づき何か手伝いましょうかと問う。マークはそれを拒否する
とカリーはマークが彼女と寝た事を察する。一度だけだと告げ、
彼女が突然裸になって教えてくれと迫ってきたのだという。
カリーはマークにインターンに振り回されるなとするが、カリー
に対してセイディが近づくと、今度はカリーの態度が変になる。
あのインターンたちはそそるストーカーだと告げる。

一方ケイリーの変わりの小児外科医としてアリゾナ・ロビンスが
ベイリーの元にやってくる。自分がケイリーの後を引き継ぐと
し、アリゾナはこんな治療を続けていたなんて無謀だという。
ジャクソンはかなりの重傷であり、狭窄形成だけでなく肝臓の
状態を見れば他の治療方法が必要だと語る。
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■メレディスの場合

大喧嘩中のヤンと今回は同じオペを担当するメレディス。
なんと担当する患者は囚人でありそして死刑が確定している
人物だというのだから驚き。
目の前の命を助けるというのが外科医の仕事であり、患者を
えり好みできないこととは言え、何故こうもデレクを逆撫で
してしまう行動に出てしまうのかという感じ。
モルヒネの投与に関してデレクと意見を違えてちょっぴり
やばそうな雰囲気もあったけど、寧ろその件で言い合いに
なったのはヤンとの間でだった。

しかも今回の犯人は外科医は殺人鬼と形は違えど似ている
としている事から、よりデレクの神経を逆撫でしてしまった
様だ。デレクの父親は強盗によって殺害された過去が有り
妻からもらった大事な時計を奪われまいとする為に殺害して
しまった事を告白。

セイディもヤンとメレディスが険悪なムードになっている
事に関して懸念を表明。
メレディスがかつて自分と決別してしまった時と同じ事を
繰り返そうとしている事を語っていたけど、そういう発言
を見るとメレディスが全て悪いみたいに聞こえてしまうかな。

そもそも死刑囚にも二人のケンカを心配されるってどうなの
って感じ。

■クリスティーナの場合

ヤンは今回上述したようにメレディスと同じ患者を担当する。
ここまでこじれてしまう二人は珍しいけど、寧ろこれだけ
変な二人が衝突してこなかった方が珍しい。

手術室で言い合うシーンはちょっぴり切ないものがあったけど
取り返しの付かないところで互いに妥協して欲しいけどね。
どちらもなかなか自分の意見を曲げたりしないところがまた
難しい所だね。

途中でワイアットが励まそうとする。
もうどっちが上司か分からなくなりそうだな。
ワイアットに対して、現在の状況を叫ぶか人殺しをしたい
気分だが人殺しの方に傾いていると語る辺りがヤンらしい。

■ジョージの場合

イジーの誕生日だったけどそれを気にしていたのはジョージ
だけって感じだった。

今回ジョージが担当したのはマーガレットという患者。
腫瘍によってカルシウムが欠損・骨折しやすい体質になって
いたらしい。ただジョージ自体は殆ど活躍もなく、ジョージ
と絡む人物が居なくなって孤立している感じも受ける。

■イジーの場合

アレックスから愛していると告白された事を受けて、
デニーが見える事を告白する事にしたイジー。
ただアレックスからは本気とは取られなかったようで、
単純に夢に見る程度にしか思われていないようだ。
アレックスとHになった際にデニーの姿を消していた。
彼との関係が深まればデニーは消えてくれるのだろうか?

■アレックスの場合

イジーからデニーが見えると言われるがイマイチ実感がない。
イジーが妄想してHネタにデニーを使っていると考えて、
俺もばあさんにアソコをいじるなと言われたのと同じようだ
として語る。
相変わらずデリカシーは無さそうだけど最後に手作りのケーキ
を作るという辺りはちょっと驚いたかも。


■その他

・カリーとマーク

完全に親友みたいな感じになっているな。
当初マークも孤立していたけど良い友達が出来た感じだね。
レクシーとの関係に悩むが、患者が手術後に彼の元に走る
とした際にマークもレクシーに走ることに決めたようだ。
その前にカリーとマークで何とか煩悩を振り解こうとして
ジョーの姿をジーっと眺める光景が笑えた。

・リチャードとベイリー

今回のリチャードはかなりナーバスだった。
誰も入るなと紙に書いていたけど、誰も言うことを聞く人が
居ない(笑)
ベイリーは自分が担当してきた患者をローラーブレードを
はいているチャラそうなアリゾナが引き継ぐことをしって
失望していた。しかしアリゾナなベイリーと同期でありひして
優秀な人物だということで任せても大丈夫なのか・・・どうか
正直よく分からなかった。ただ白衣に動物の刺繍が合ったので
優しい先生だとは思うけどね。


・インターンたち

殆ど目立たなかった。レクシーはマークと関係を持った途端
に彼の周りを動き始めた感じ。誰にでもレクシーって必要と
されている感があると感情移入していってしまう感じだね。

●入院患者

・ウィリアム・ダン

死刑囚の患者。メレディスとヤン、オーウェンとデレクが担当
する。
凄い勢いで女性を殺していることを知り唖然。
デレクでなくても流石に彼を治したいとは思わないかも。

・マーガレット

骨折多発でやってくる患者。ジョージが担当した。
副甲状腺にできた腫瘍が原因でカルシウムが過剰に吸収されて
骨折しやすくなっていた。彼氏からデンバーに引っ越す際に
一緒に暮らさないかと言われたが、デンバーは滑りやすい土地
だと考えて断っている。しかし執刀して治療後にはデンバー行き
を決意する。

・ジャクソン・プレスコット

腸疾患の患者でベイリーとケイリーが3年間にわたって温存しつつ
治療をしようとしていた少年。
腸の温存手術することに関して意見を出し合っていたけど
果たして上手く手術出来たのだろうか。移植手術自体は必要っ
ぽいけどね。

■その他

・アリゾナ・ロビンス

小児外科医でベイリーと同期の先生。


■使用された曲

・Daniel Powter with Linda PerryのAm I Still the One
・PsappのCosy In The Rocket
・Ben Folds featuring Regina SpektorのYou Don't Know Me
・The Coral SeaのAh Ah Ah
・DidoのThe Day Before the Day
・SantigoldのLights Out
・TandyのHome