グレイズ・アナトミー Grey's Anatomy (Season5) http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/ http://grey.dramanavi.net/blog/

Feb. 12, 2009
第15話 未来へつなぐ過去 Before and After

監督／Daniel Attias
脚本／Tony Phelan、Joan Rater
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どの患者も物語も出だしは同じ。大丈夫だった頃から始まる。
前の時点、その主運名にしがみつく。元気だったときの思い出。
今よりも前、話せば元に戻れると思っているかのよう。でも
患者は気づいていない。私たち医者に話すのは要するに後戻り
は出来ないということ。医者と会う時は既に後の時点にいる。
どの患者の物語も出だしは同じだけど、その行方は私たちが
握っている。的確な診断が出来るかどうか、自分次第だと思っ
ている。そしてヒーローになろうとする・・・

イジーは朝からずっと何かを作っていることに気が付いた
アレックスは声を掛ける。イジーはインターンたちが罰を与え
られてまともな仕事をさせてもらえず参っている事を告げ、
現在嫌っていることは実は好きだったという事を忘れているの
で思い出させるのだという。アレックスはなんでそんなクズ連中
の事を気にするのかと問うが、イジーはインターンはクズでは
なく楽しまなければならないのだと語る。

リチャードはアディソンたちが兄・アーチャーをロサンゼルス
から緊急搬送してきた件の対応に出る。
寄生虫の感染経路を尋ねるが、恐らくメキシコで生の果物を
食べたことが原因だろうと語る。
すぐに処置して連れて行かれるが、ケイトはアーチャーが徐脈
を起こして低血圧である事を報告すると、デレクはフェンタニル
の投与のせいでそのようになっている事を告げ投与を止める
事を告げる。しかしアディソンは点滴を辞めれば発作で障害を
起こす事を語る。しかしデレクは点滴を止めないと寧ろ心臓が
止まってしまう事を語る。

ライアンらインターンはリチャードがやってくると、今日の仕事
の指示を待つ。リチャードはインターンに対して、脳に虫が
いる状態のことを何というのか?と問うが、誰一人として答えら
れなかった。呆れるリチャードは、今日はイジーが君たちに
特別研修をすると語る。
ベイリーはアディソンに付き添ってくれと告げ、夕べ彼女の
兄が転院してきた事を語る。メレディスも部長の話を聞いて
神経のう虫症なのかと語ると、リチャードはインターンもこの
くらいは言い当てて欲しいと願う。

ベイリーはアディソンの元にいくと、アディソンは一緒に同行
した親友のナオミを紹介する。彼女は生殖医療を専門にして
いる医師であると。
デレクはアーチャーが運ばれたと聞いて、彼は最初から僕の
敵で、アディソンと恋人関係になることを反対していた人物だと
いう。恋人とセックス中に痙攣を起こしたと書かれているが
何故恋人が来ないのかとすると、ナオミは自分が恋人だと語る。
デレクとナオミは少し互いの近況を語り合う。互いに離婚した
こと。貴方はアディソンの為に結婚の際に歌を作って送ったの
にどうなっているのかとすると、デレクは歌を作ったのは
マークとサムだと語る。

カリーはロブとジェンの様子を聞きに行く。
妊婦のジェンは心配性で脳に動脈瘤がある為に眠れず、夫のロブ
も眠れない彼女に付き合って起きていたので寝不足だという。
アレックスもその病室にやってくると、少しジェンの手術は
延期になりそうだと語る。

一方娘のベスはマイケルが夕食後に気絶したことを受けて
病院に運ばれてきていた。リチャードとヤンが応対すると、
マイケルには鼠径ヘルニアが有るが、気絶した件とは無関係だろ
うと語る。マイケルはベスに対して、私は大丈夫なので仕事に
いきなさいと語る。ベスは小学校の教師をしていたが、ものすごく
心配性だった。
マイケルはベスが病室から離れたのを見計らい、リチャードたち
に自分は大腸がんを患っており、3年前から合計5個のポリープを
切断したのだと語り、放射線治療を受けていた事を語る。すると
すぐに造影CTを取ることになる。今まではベローナのコロンビア
病院のシャルティ医師の元で診てもらっていたと語ると、そこに
オーウェンが入ってくる。オーウェンはマイケルとは顔を知って
おり、マイケルは彼の顔を見た途端に激高する。娘が帰ったと
知ってから挨拶かと。たった二行にメールで婚約を破棄した男
だと非難するとそれを聞いていたヤンは困惑する。
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■メレディスの場合

アディソンが来た事で、またまたメレディスの頭を悩ませる
事態が訪れたというところか。メレディスにも仲間が居る
ようにデレクにも仲間がいるってことで、今回はなかなか
その中に入り込めないメレディスの姿が有った。まぁ今回の
メインはアーチャーだったので仕方が無い。
みんなデレクの仲間がデレクとアディソンの関係を歌にして
いたけど、当時とは状況が違うので相当ばつの悪い思いをして
いたようだ。

またメレディスの親友だとしていたセイディが今回脱落する。
なんとセイディはズルしてプログラムに入っていたことを
知る。私は実践派であり、現場にくればなんとかなると思って
いたというセイディはメレディスが助けてくれると思っていた
とか、自分が病院を辞めることになった事を知ると、メレディス
をまたセックス三昧の旅行に誘おうとする。25才の時とは違う
としてメレディスは、私の居場所はここだと語って断っていた。
メレディスも成長しているというところだろうか。
セイディの主張が支離滅裂していたな。

■クリスティーナの場合

なんと言ってもヤンが恋愛モードに入ろうとしていた矢先に
オーウェンの前に女性の影か現れるということで複雑な状況
になった。オーウェンには婚約者がいたということで、
何故彼が婚約を破棄することになったのかが気になる。
婚約者のベスの父親との関係なのか、それともイラクの戦地
で凄惨な目に有ったことなのか。

オーウェンはヤンは今の自分を知ってくれている貴重な存在で
有る事を告げ、昔の自分とは違うことを説いていた。

■ジョージの場合

毎回のようにジョージの役割が縮小されている現状が気になる。
今回もまたイジーの手助けで、インターン絡みのネタ。
セイディが実は医師としての能力に欠けているということを
今回のイジー提案のゲームによって発覚。ジョージの個人
授業を受けるべきか、部長に素直に話すべきかという選択に迫ら
れたけど、結局自分から辞めていってしまうセイディの姿が有った。

■イジーの場合

イジーが突然インターンの為に何かを始めたという裏には
病気とかデニーのことに関係が有るのだろうか。
楽しまなければいけないとするイジーはゲーム形式で
インターンたちに病気の件を扱いさせる。
アレックスも最初は馬鹿にしていたけど、ゴール前ではみんなと
一緒になって盛り上がっていたね。
イジーはとてもインターン思いだね。

■アレックスの場合

今回はアディソンと短い絡みだったけど、アディソンが新天地
で活躍している事を知って、今の自分もアディソンのように
全てを投げ捨てて違う土地に行きたいことを語っていた。
今が幸せなのかどうかを問いかけ、アレックスは必死に答えを求め
ようとする。

■その他

・カリーとアディソン

アディソンは神頼みしたことがない為に祈りの方法が分からず
カリーの告白と同時にそのやり方を学んでいた。

・ベイリーとサム

サムがシアトルに来て、ベイリーが離婚している状況ならばこの
二人は案外良い関係になるのではないかとする流れが有った。
ベイリーが小児外科のフェローシップの下、学んでいることを
受けて、サムはベイリーは笑顔一つ見せないのに小児科医とは
不似合いだとしていた。私だって笑うときは笑うと必死になって
いたベイリーが可愛らしい。
最後にサムがナオミとアーチャーの姿を窓越しで眺めていた際に
ベイリーはああならないようにしないといけないことを語っていた。

・インターンたち

今回はイジーによって随分と振り回されていた。
ただ面白い学習法だとは思うけどね。症状を聞いて当たれば
次の質問をもらえるという形式のゲーム。ヤンもそれに荷担されて
不機嫌そうに紙を手渡す姿が印象的だった。
最後はスティーブ、ライアン、そしてレクシーが3人でゴールを
競ったけど、最終的にはレクシーが優勝者となり、リチャード
からは商品としてメガアスピレーターという名の執刀に於ける血液
の吸引機の役割を任された。またイジーから大きなメダルをもらっ
て嬉しそうにしているところを見ると、アディソンが言うように
ちっちゃいグレイは3才児かって感じもするね。

・アディソンとマーク

マークからデレクはメレディスにプロポーズしようとしている事
を聞かされる。またマークがちっちゃいグレイ・レクシーと
付き合っている事を知って、メレディスは12才だからレクシーは
3才児か?と突っ込まれていた。

●入院患者

・ジェン&ロブ

妊婦のジェンと脳動脈瘤を患っているジェンによってひき殺され
かけたロブ。前回ロブの大手術だったけど今回はジェンの容体
が悪化していく感じのエピソード。

・アーチャー

アディソンの兄。「プライベート・プラクティス」のs2の16話
とクロスオーバー形式で描かれている。寄生虫の嚢胞は一個だと
思っていたのに気が付くと8個に増えていた。取り除くのは無理
だとするが、アディソンが小さな箱の中に封じ込めていた禁断の
デレク神を解き放って、執刀させていく。そして成功した暁には
また小さな箱に戻すということを口にしていた。

・マイケル

大腸がんの患者。娘のベスは元オーウェンの婚約者。
オーウェンはまだイラクの戦地にいると思っていたらしい。
ベスは極度の心配性で、母親を幼いときに亡くして以降、
マイケルはあまりに過保護に育て過ぎたところがあるらしい。
大腸がんのことを娘には言えずにずっと生活してきた様だ。

ベスを演じているLaura Allenに関しては過去にも言及している
ので「クリミナル・マインド2」#21の所を参照あれ。
最近では録画していてまだ見ていないのだけど「Awake 引き裂か
れた現実」でハンナ役を演じている。


■使用された曲

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