グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/
http://grey.dramanavi.net/blog/





8 Feb. 2010
第18話 そばにいるから Stand by Me

監督/Jessica Yu
脚本/Zoanne Clack
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外科医は性格が暖かいとは思われていない。一般的に傲慢、
せっかち、意地が悪い、友達が以内タイプだと。そんな相手と
誰が付き合い切れるのか。
外科医は酷い風邪に似ている。厄介、それにしぶとい

イジーは自分の病状をヤンに相談すると、ヤンはイジーの病気
の事を調べて、腫瘍科医に診てもらう前に読んでおくべき資料
の束を彼女に渡す。ゴールディング医師から最高の腫瘍科医で
あるスウェンダー医師を紹介してもらったので今日診てもらえ
ることなんったと語る。イジーに対して病欠をもらったらどう
かと声を掛ける。

メレディスはデレクから酷いことを言われそれ以降電話も繋が
らない状況だったが、ヤンに対して大丈夫だと語る。

リチャードはマークやメレディスを見かけるとデレクから
何か連絡はないのかと問うが、連絡はない事を告げる。
ベイリーはそんなリチャードの姿を見て私たちの目の前で彼
が崩壊している事を告げる。これだから男性の寿命は女性に
比べて短いのだとベイリーはカリーに語る。現在リチャードの
せいで執刀のホワイトボードがカオス状態になっていると
告げると、ベイリーはカリーに森にいってデレクを説得して
来て欲しいと"口には出さないが"、ベイリーの"眼力"でカリー
に圧力を与える。私はデレクとそんなに親しくないのだと
するが、その眼力に圧倒され行かざるを得なかった。

ジョージはインターンたちに今日は最大級のオペがあることを
話す。患者は38歳・男性、12年前に飲酒運転の車に巻き込まれ
て顔に重傷を負った患者で鼻や口のない状態であり、これまで
にも再建手術を9回繰り返している患者だという。皮膚移植を
することになっており、心理的影響や拒絶反応、そして一生
免疫抑制剤を投与しなければならない患者だという。レオ
ローラは患者は通称"穴ボコ"だと言われている患者だと語る。

患者の名前はデビッド・ヤングだった。
これから顔面の移植術を行う事を告げ、オーウェンがドナー
患者から顔面の皮膚を採取するのだと語る。同種移植で
ドナーとは適合しているのだという。オーウェンはアレックス
に対して、補助するよう要求する。マークはスティーブンスと
レクシーを助手につけると語る。クレアダーニ、そして
ライアンはレクシーとマークは恋人だから選ばれたのだとして
白い目で見る。

ベイリーはオマリーとグレイに対して術前・術後のケアを求める。
ヤンはベイリーについてヘルニアの婦人の執刀をすることに
なる。患者はミス・サリーだった。サリーは友人たちから
手術前に医師に聞いておくべき質問というものをメモしてきた
としてヤンに質問しようとするがメモが見つからなかった。
探している間にヤンの元に電話が鳴り、イジーの件で医師が
専門医が今日中には診察が出来ないと言われる。しかし再度
頼んで欲しいと訴えかける。

カリーはトレーラーハウスに居るデレクの元にいく。
リチャードの差し金なのかと問うとカリーはベイリーから頼まれた
事を語る。カリーは2、3年前に50歳の患者が膝関節のオペをした
ことがあるがその後肺塞栓症かと思い込んで抗凝固薬を与えた
ことが有るが胃潰瘍による出血であり、死なせてしまったことが
あると告げ、その時の奥さんの顔が今でも頭に浮かんでいる事を
語る。デレクはその事実をどう受け止めているのかと問うと、
そんなミスをした自分の顔を鏡で見られるのかと問う。すると
カリーもすっかりデレクのペースにハマり落ち込むと、デレク
からビールをもらうことになる。

メレディスはヤンの元にいくと、私はデレクに捨てられたかも
知れないと語る。もう何もかも分からないと。それに比べて
ヤンは執刀デビューとG.Iジョーとつきあっていることを指摘し
バラ色の人生でしょと語る。しかしヤンはまだオーウェンとは
Hはしていないのだと語る。
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 ■メレディスの場合

デレクとの関係はグダグダ。
しかし今回のメレディスはベイリーがこれまでメレディスら
インターンを指導してきた立場を受け継ぎ、現在のインターン
たちに対して、指導していくというものだった。
当初は関わらないとつぶやいていた彼女だけど、成長した
姿を見せる事が出来た。


■クリスティーナの場合

ヤンはイジーから皮膚がんからの転移した事実を相談され
一人奔走する。しかしヤンの頑張りとは逆になかなか現実と
向き合えずにいるのがイジーだった。
みんなにイジーの事がバレ無いように本人との意思疎通を
図る際に、イジーは酷い便秘で浣腸する必要があるとして
暗号として使用していた辺りが面白かった。

私を頼る気もないのに何で私に話したのかというヤンの
言葉は説得力が有った。

イジーにかかりっきりになるという事で患者のことを疎かに
してしまう彼女。しかし患者から聞かされた言葉によって
患者の立場にたったものの見方が少しでも出来れば良いの
だろうけどね。

■ジョージの場合

イジーの様子の異変に以前から気がついていた事とは言え、
今回初めてメレディスに対してイジーの様子が変だと
相談していた。ただイジーはこれまでにも精神的な脆さと
いうものを見せていただけにメレディスにはあまりヘンだとは
捉えられなかったのかも。


■イジーの場合

インターンたちが今回の患者であるデビッドのことを
変なアダ名で呼んだり、失礼な事ばかりしていることをして
激怒。しかしオーウェンは寧ろイジーが感情的になっている
と見て彼女を担当から降ろしていた。
イジーとしては自分も患者の立場故に、近い将来執刀される
であろう自分の姿を重ねて、思わず口に出たのかも知れない。
しかし確かにこんな態度のインターンの病院には絶対に来たく
ない。

しかしオペに成功しても生存率5%か。

■アレックスの場合

アレックスは前回アテンディングの医師から褒められた事を
受けて、今回もオーウェンのサポートとして執刀に関わる。


■その他

カリーとオーウェンとリチャード

デレクを病院に戻そう隊の面々。
ベイリーが次々と眼力でデレクに向かわせるところが凄かった。
以前にベイリー先生は言うことを聞かせるためには、「ジッと
相手の顔を見る」という技を披露していたので、今回もまた
その奥義を使った感じだった。
カリー、オーウェン、そしてリチャードはそれぞれ自分にも
医療従事者として心の傷の一つや二つあるとばかりに過去の
エピソードを語る。しかしどういう訳かビールを飲んで
デレクのペースに巻き込まれてしまった。
最後はリチャードがビシっと


インターンたち

メレディスたちの頃よりも更にインターンの質が悪くなって
いる。ただ今回あんまり知らなかったインターンの顔と
名前が一致することになったのが良かったな。

次々とインターンたちは傷つきそして精神不安定状態になって
いたけど、話を聞くと、元々はモーガンとピアースが付き合って
いたが別れてしまい、ミーガンはスティーブンと付き合う
ようになったのだという。しかしその後またミーガンはピアース
とヨリを戻したということでケンカするのはまだしても、
なんとミーガンは妊娠!!これって「プライベート・プラクティス」
のバイオレットと同じ状況だね。

またインターンのダーニ、レオ、クレアはレクシーがマーク
から贔屓されていることに気に入らないらしい。
噂話をする中でレクシーがマークが熱いキスを見せるところ
など凄い展開だった。


●入院患者

デビッド・ヤング

飲酒運転に巻き込まれて顔面損傷を受けた患者。
ホント顔が原型を止めて折らず凄い状態の患者だった。
死んだ人物の皮膚を移植するってことで移植したものの
家族に会えば顔が同じなので勘違いされるのではないか?
とする興味深い疑問が提示されたけど、そうはならないとの
事だった。
デビッドには熟語のケアが必要とのことで、支えてくれる
友達の存在を指摘すると、術後に見舞いに来てくれる
ことになっているという。ただインターネットサイトの
蘭の趣味を持つ人物の集まりということで、どの程度の
繋がりがあるのか分からなかったけど、心優しい人たちで
救われる思いがした。

シャロン

盲腸による手術。
ただシャロンの様子を見に来るインターンたちは、
ピアースは顔にあざが出来ているし、スティーブンも腕から
血を流し、ミーガンは涙する姿。この人たちで大丈夫なのか?
という問いかけがまた面白かった。

サリー

ヘルニアの手術の患者。
術後に孫をだっこすることが出来るかということを聞きたい
のにヤンはまるで話を聞こうとしない。
手術直前にヤンに対してアナタには大した手術じゃないかも
知れないけど、患者は不安で大丈夫だと言って欲しいものだと
語っていた。

■使用された曲

・PsappのCosy In The Rocket

・Common featuring Martina Topley-BirdのEverywhere
・Royal WoodのA Mirror Without
・Great NorthernのDriveway


メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚

ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
オーウェン・ハント (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム
デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
アリゾナ・ロビンス (Jessica Capshaw) 小児外科医、心臓発作で死
バージニア・ディクソン (Mary McDonnell) 心臓外科医

デビッド・ヤング (Larry Sullivan) 38歳、顔の整形手術
ケンダル・サリー (Emily Kuroda) ヘルニアの手術
マイロ (Candace Brown) デビッドとインターネット交流・蘭の花
デクスター (Michael Merton) デビッドとインターネット交流・蘭の花
シェイナ (Greta Sesheta) デビッドとインターネット交流・蘭の花
シャロン (Darcy Martin) 盲腸の手術
--- (Martin Yu)

<<< インターンたち >>>
レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
ライアン・スパルディング (Brandon Scott) 医師、黒人
ローラ (Candice Afia) 黒人
ダニ (Amrapali Ambegaokar) 黒人
クレア (Tymberlee Hill) 黒人
グラツィエラ (Gloria Garayua)
ミーガン (Molly Kidder) メガネをかけた女性
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
ケイト (Kate Anthony)
リサ (Janina Gavankar)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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