グレイズ・アナトミー
Grey's Anatomy (Season5)

http://www.dlife.jp/lineup/drama/graysanatomy_s5/
http://grey.dramanavi.net/blog/





29 Mar. 2010
第24話 永遠の別れ Now Or Never

監督/Rob Corn
脚本/Debora Cahn
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医者は未来の事を考えて過ごす事が多い。計画を立て目標を
目指す。でもある時点で気づく。人生は今動いていると。
学校を出た後でも研修期間の後でもない。この瞬間、今が
チャンスが目の前にある。ぼんやりしていたら逃してしまう

イジーは脳に飛び火した腫瘍切除を行ったことで、イジー
の病室ではレジデントたちが一晩を明かしていた。ジョージは
これから10分後に手術があるので何か有れば連絡して欲しい
という。アレックスはメレディスに対してデレクは本当に
手術を成功させたのかと問うと、彼は朝までにはイジーは目覚
めるハズだと行っていたという。ヤンもその内目覚めるハズだ
としてアレックスに声を掛ける。
ヤンは病室を出たところで、遠くでオーエンとジョージがハグ
している光景を目にする。

アリゾナとベイリーの元にリチャードがやってくる。
アリゾナは小児科スタッフを代表して、ベイリーがウチのフェロ
ーシッププログラムに合格した事を語り、"ようこそ〜"と歓迎
する。ローラーシューズをプレゼントするというアリゾナ。
リチャードもこれまでは反対していたが、今では応援している
事を告げ、難関である小児科のフェローシッププログラムに
参加出来ることに喜びを示す。
しかしベイリーはあまり喜びを示していなかった。

イジーはついに目が覚める。

ヤンはオーエンに対して、何故ジョージとハグしていたのか
と尋ねる。オーエンはついに眠れた事を告げ、ヤンが一緒に母
の元に行ってくれたことが大きい事を語る。俺は変わるとし、
ヤンと付き合いながら変わる事を語る。何故ジョージとハグ
していたのかは曖昧なままだった。

ジョージはベイリーにこれから有意義なことをすると語る。
外傷外科医として陸軍に入隊した事を告げ、明日から任務に
付く事を語る。
ヤンはメレディスの元に行くと、ジョージに何か有ったようだ
と語る。ヤンはメレディスがカウンセリングを受けていたこと
自分の中で何かが変わったという意識は有るのかと尋ねる。
オーエンが現在カウンセリングに通っているからだった。
するとメレディスは今日私たちは市庁舎に行って結婚すると語る。

カリーは救急に搬送されてきた患者の対応を行う。
バスによって引きずられた患者で、救命士のジルジョンから
状態を聞く。アマンダもバスにぶつかった患者だが軽傷だった。
その重体の男性から声をかけられ、バスに轢かれるのを助けて
くれた人物なのだという。

イジーはデレクがやってくると、腫瘍は全部取ってくれたのか
と問う。頭がカラッポにされると覚悟していたとして、イジー
は助かったことを喜ぶ。しかし暫く会話していると、イジーは
またデレクに対して腫瘍は取ってくれたのかと問う。
アレックスはどういうことかと問うと、腫瘍を取り除いたが
出血が有った事を告げる。5分程度の記憶しかなく、記憶が
リセットされてしまうとして、アレックスはパニくる。

マークやデレクも重症患者の元に駆けつける。

ベイリーはオーエンの元にいくと、ジョージは何故陸軍に
入隊することを選んだのかとして、オーエンに影響されたから
ではないかとして非難する。あなたは戦争体験でおかしくなっ
てしまったのだとし、ジョージを行かせないで欲しいと語る。
アリゾナやカリーもジョージが戦地での医療従事をすることを
聞いて驚く中、アリゾナは喜ばしいことだと語る。
しかしカリーはアリゾナの発言に信じられないようなことを
告げ、ベイリーと共にジョージを止める作戦を決行しようと
相談する。本来ならばイジーがそういうことを止めてくれる
役目なのに・・・。アリゾナは入隊は素晴らしいことだと語る

食事しているメレディスやヤン、アレックスたちも、ジョージ
が入隊することを知る。アレックスは007にでもなったつもり
なのかと皮肉る中、ジョージは戦地に行ったらすぐに殺される
ようなキャラクターだぞと語る。カリーはベイリーはメレディス
やヤンに理論立ててジョージの入隊を阻止するよう訴えて欲しい
とし、それがダメならアレックスがぶっとばしてでも止めて
欲しいと語る。
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■メレディスの場合

カウンセリングを受けたことによってメレディスとしては
前進する気配が有る。ただ今までの彼女ならばやらなかった
のではないかとする辺りのシーンがイマイチ色濃く描かれて
いなかった気がするので変化として少々分かりづらいものが
有った。ヤンから自分が変わったとする自覚はあるのかと
問われたり、患者が自分を助けてくれた患者に対して抱く
思いを目にして、こういう時間は大切であり伝わるウチに
愛を伝えなければならないと感じていく。ヤンとメレディス
は当初はハグを躊躇ってたけどハグしていたの良かったね。

そしてデレクとは時間がなかなか出来ずに市庁舎で結婚も
出来ないと嘆くも、ポストイットに決めごとを書いて、

1) ずっと愛すること。例え憎しみが沸いても逃げないひと。
投げ出さないこと。
2) お互いの面倒を見る。老人臭い老いぼれになっても一生
守ること。

デレクの方が先に亡くなりそうだけど、メレディスの場合
母と同じく認知症になる可能性が無い訳ではないからね。

■クリスティーナの場合

オーウェンに関して、好きな気持ちは有るけれどトラウマを
感じているのもまた事実。それでもメレディスのエピソード
と同じくして、伝えるべき時に気持ちを伝えなければならない
と感じて彼にイエス!と語る。
この私が愛していると言ったんだみたいな態度はヤンっぽい
ところだったね。

■ジョージの場合

前回のラストでオーウェンが戦地に戻るのかに思えて実際
に入隊・志願したのはジョージだった。
このシーズンでジョージの登場は終わりだとする大人の事情も
分かっているので、どういうラストになるのかなと思う。
戦地に赴くのであればまだしも、こういう形でのラストという
のはちょっと切ない。何処かで生きていれば・・・みたいな
気持ちとヒーローとして記憶に残るだけというのはまた違う
と思うし。
最後にジョージが軍服を着て、そしてイジーが目の前に立つ
姿が有った。
また瀕死の状態の時にジョージはメレディスの手を掴んで
筆談しようとしていた。「007」ってジョージはアレックス
が話していた会話を聞いていたんだっけ?
それよりもいつの間にかジョージが居なくなっていて、そして
事故の当時者だったとする辺りの時系列がよく分からない
ことになっていたね。

■イジーの場合

脳の手術を受けるも成功したものの記憶障害がある。
何処まで回復出来るのか。今のアレックスとしてはイジー
が全てって感じで、相当必死だったけれど、アディソンが
立ち去る前にはアレックスがアディソンと関係を持つのか
なと思っていただけにイジーと結ばれたというシーズン5は
ちょっぴり驚きだった。
記憶は5秒程度で忘れてしまうので何でも愚痴を言ってと
語り、その言葉はイジーにとっては脳に刻まれるだけの
衝撃・インパクトのある言葉だったのだろう。
上手い事回復したという流れを表現したなと思うけど、
その後の急展開がまたシーズンを跨ぐ話としては興味深く
描かれた感じだね。

■アレックスの場合

今回はイジーの件でずっと固執するものがあった。
ここの所アレックスは仕事してないな。
まぁそれもやむなしなんでしょうけど。
イジーに対して、人生最悪の出来事だとして、殺し方(枕で
窒息死かモルヒネ投与か)を語っていたけど、回復したと
見せかけて意識を亡くなるというのはちょっと切ない。
DNRなんてクソ喰らえ的に蘇生を行うことで何か問題になるの
かな。


■その他

カリオペ、アリゾナ

ジョージの入隊に関して二人の間でやりとりが行われた。
アリゾナはカリーを怒らせてしまったけど、アリゾナは何故
怒らせたのか理解出来ない。アリゾナの弟はイラクで戦死
しているようで発言の裏には単純なものではないことが
描かれていた。

ベイリーとアリゾナ

今回はアリゾナ絡みのエピが多かったね。
カリーはアリゾナの事情など知らないって感じだったけど、
アリゾナは逆にベイリーの家庭の事情など知らないって
感じの状態で物事を語っていた様だ。
ベイリーと夫のタッカーに関してはどうなるかと思ったけど
フェローになれば離婚するという最後通告をどう受け止める
のか。


●入院患者

ジョージ

入隊する為戦地に行ってしまったのかと思ったけど、その翌日に
控えて早退して母親たちの元に知らせにいく最中に事故に遭った
ようだ。女性を助けたとして最後までジョージは人の為に行動を
起こした格好だった。
顔の原型が分からないほどに腫れてしまっていたので、運ばれて
暫くは患者がジョージとは分からなかった。
医者として一番嫌で切ない最後って感じのオチだね。
助けられた女性も心に傷が残りそうだ。



・PsappのCosy In The Rocket

・Ingrid MichaelsonのAll Love
・'Missy' HigginsのThe Battle
・Hollywood, Mon Amour featuring Yael NaimのFlashdance...What A Feeling
・Greg LaswellのOff I Go


メレディス・グレイ (Ellen Pompeo) 母が元外科医
クリスティーナ・ヤン (Sandra Oh) スタンフォードトップで卒業
イザベル・スティーブンス (Katherine Heigl) イジー/モデル
ジョージ・オマリー (T.R. Knight) 心優しいインターン

アレックス・カレフ (Justin Chambers) 意地悪
メリンダ・ベイリー (Chandra Wilson) 通称"ナチ"。教育係の外科医
リチャード・ウェバー (James Pickens Jr.) 外科部長
プレストン・バーク (Isaiah Washington) 優秀な心臓外科医
デレク・シェパード (Patrick Dempsey) メレディスの彼。既婚

ジル (Brooke Blanchard) 救急医療士
カリー・トーレス (Sara Ramirez) 医師。ジョージに好意
マーク・スローン (Eric Dane) 形成外科医、元デレクの親友
エリカ・ハーン (Brooke Smith) 心臓外科・医師
ザッチャー・グレイ (Jeff Perry) 父親、妻を亡くしてアル中に
タッカー・ジョーンズ (Cress Williams) ベイリーの夫
アデル・ウェバー (Loretta Devine) リチャードの妻
ワイアット (Amy Madigan) 精神科医
スティーブ・モストウ (Mark Saul) 医師
オーウェン・ハント (Kevin McKidd) 少佐、陸軍前線外科チーム
デニー・デュケット (Jeffrey Dean Morgan) イジーの元夫
アリゾナ・ロビンス (Jessica Capshaw) 小児外科医、心臓発作で死
バージニア・ディクソン (Mary McDonnell) 心臓外科医

アマンダ (Shannon Lucio)
ジョン (John Cappon) 救急医療士
--- (Charles Hailey) Surgical Orderly

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レクシー・グレイ (Chyler Leigh) 医師、インターン
ライアン・スパルディング (Brandon Scott) 医師、黒人
ローラ (Candice Afia) 黒人
ダニ (Amrapali Ambegaokar) 黒人
クレア (Tymberlee Hill) 黒人
グラツィエラ (Gloria Garayua)
ミーガン (Molly Kidder) メガネをかけた女性
ミッチ (Richard Keith)
ルーシー (Joy Osmanski)
レオ (Winston Story)
ピアース (Joseph Williamson)
ケイト (Kate Anthony)
リサ (Janina Gavankar)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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