ハリーズ・ロー 裏通り弁護士
Harry's Law (アメリカNBC 2011年〜)

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Apr. 4, 2011
第12話 夢は歌に乗せて Last Dance

脚本/David E. Kelley、Christopher Ambrose 監督/Mike Listo
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弁護士たちが集まる正装のパーティーがあるとして、アダムは
ハリーにも業界関係者が集まるので出席するよう告げるが、
私は絶対に行かないという。ジェナはスタッフでも出席できる
のかと問うがそれは無理だと言う。
そんな中ハリーの元にペイトンから電話が鳴る。
ペイトンは
住居侵入の罪で勾留されていた。
勾留されているペイトンから詳しく話を聞くと、
子供の頃に
夢に見た家
が昨晩ドライブをした際に目にしたのだという。
自分の家だという気分を味わいたかったので玄関に行くと、
ドアが開いていたので中に入り、居間にいくと理想的な椅子が
置いて有ったので座ったという。更に二階を見に行くと白い
シーツのベッドが有り、ベッドに座ると家主である女性・サラ
が寝ていたのだという。理想の女性だと思ったが、彼女が
目覚めると通報され捕まったとのこと。住居侵入と暴行容疑で
捕まった事を語る。罪状認否は二時間後で、その時の自分は
キレてしまったと語る。

事務所では相変わらずジェナとマルコムが喧嘩している中で、
事務所に尋ねる女性・ナンシー・ジョーンズの姿が有った。
アダムが対応に出ると、息子のブライアンが困ったことになって
いるとし、
死刑判決を受けたので助けて欲しいと告げる。

ジェナとマルコムは備品室で語り合う。
ジェナが気に入らなかったのは、夕べハリーたちと食事をして
いる際に、マルコムの手を握ると手を引っ込めてしまったことに
あるという。マルコムは恥ずかしかったのだというと、ハリー
は家族同然の人であり、一緒にに居て恥ずかしいのであれば
何処にも行けないという。もしかして白人の女性といることに
抵抗感があるのではないか?と問うとそれを否定する。それならば
ハリーの前でキスして見せてとジェナは要求する。

ナンシーはアダムの前で息子・ブライアンに起きた事を話す。
三年前に自白と友達の証言が証拠になり、有罪判決を受けたが
18時間以上警察の尋問を受け、半ば洗脳された形で自白を
強要されたもの
だという。上訴したが、雇っていたのが若い
弁護士で有り、いつの間にか弁護士事務所を辞めてアラバマの
方に移っていたのだという。書類が弁護士に届くことなく、
放置されたままで、封を開けずに法廷に返却されてしまった
為に
上訴期限を過ぎるまで気がつかなかったという。息子が
人を殺すはずはないという。アダムは死刑判決のような判決が
出た案件はこの事務所のような小さな事務所では対応が難しい
為に大きな弁護士事務所を訪ねるべきだと語るが、ナンシーは
以前その大きな弁護士事務所に頼んだ結果がこのような事態を
招いたのだという。この事務所は誠実だと聞いたので来たのだ
とし、戦って欲しいと頼む。

アダムはレイチェルにこの案件を手伝って欲しいと頼みに行く。
大きな事務所と組まないととても太刀打ち出来ないものだと
いう。アダムはレイチェルとは良い友達に戻りたい事を告げ、
ロースクール時代に二人でいつか死刑判決を争うような事件を
扱いたい事を話していた事を引き合いに出す。助けが居るのだ
と訴える。

アダムとレイチェル、そしてナンシーはブライアンに席巻する。
現場の近くにいただけで、
当日は酒を飲みすぎていたのだという。
警察は現場近くに居て酔って居たので犯人だと決めつけたのだ
とし、撃った証人が居ると警察は話していたが、
証人がいるのは
ウソ
だったという。現場に居た友人のジェイソンも警察から洗脳
のように受けたのだと語る。

アダムたちはキム・メンデルソン検事に相談に行く。
上訴が却下されたこと。申立期限が従過していること。
しかし全ては郵便係の手違いである事を告げる。
しかしキムはレイチェルの姿を見ると、まずはガールズトークか
ら楽しむものだとして、話合いを始めてしまう。トーマスとの
関係を聞かれ、彼と婚約したことを話題に出されると、アダム
レイチェルが婚約していた事実を初めて知って衝撃を受ける。
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●ジョシュ・ペイトン

罪状・住居侵入・暴行容疑
担当・ハリー


キレる人ということで、今回は司法制度に異議を唱えるペイトン
が完全にキレてしまい、またしても裸ネタが飛び出すという
展開が用意された。ただペイトンのした行為は相当ヤバい
状況であり、精神的にもかなり来ているのではないかと思わせる。
まさかの二話連続での法廷でのペイトンの裸シーンを見ると
伝説にさえなりそうな人物だ。

法廷でのやりとりよりもハリーが原告であり被害者のサラに
語った言葉が一番頭に残ったかも。侵入してきた相手は凶暴な
相手だったか、助けを求めてきた病人だったか被害者が感じ方
によって話を違ってくるという。

結果的に加重住居侵入罪で執行猶予つきで前科の付かない措置
だった。
しかし被害者のサラもなんでドアを開けっ放しにしていたのだ
ろうね。

●ブライアン

罪状・第一級殺人罪・上訴申し立て
担当・アダム


被疑者は酔っている際の事を明確に覚えて折らず、警察によって
問い詰められて思わず自白したばかりに二人の男性を殺害した罪
で死刑判決を受けたブライアンの事を弁護していくもの。
アダムは大手の弁護事務所との協力が必要みたいな事を口に
していたけど、あんまり必要性を感じなかった。
ほぼレイチェルとの関係を描くために共に行動させた様な
エピソードであり、またしてもルールを適用すべきかどうかの
判断を求めていく流れだった。

ドラマとしてはキムの主張よりもアダムの主張に説得力が有った。
キムによると上訴する人はオハイオ州では年間10万件にものぼり
我々は被告に上訴する機会も与えたのだとするけど、死刑判決
に於いてはもっと慎重になるべきハズだし、そもそも上訴の機会
は与えられたのだけど、被告人本人には正確に伝わっていなかった
訳だし、糾弾すべきは弁護士事務所だと思うけどね。

ただ気になるのはブライアンには動機が有ったし、暴行の前科
が有るという主張をしていたこと。

結果的に負けてしまい上訴は棄却された。
この件の続きがあるのかなと思ったけど、ブライアンはシーズン2
にクレジットされていないようだ。シーズン2のフルシーズン(22話)
構成なので人気が有ったドラマなのかな。残念ながらシーズン3
の製作は無かったけどね。

その他

ジェナとマルコム

相変わらずこのパート、必要有るのか?みたいな扱いの内容だ
った。ジェナが早くに両親を失っていたとか、それ故に人を
信じられずに他人を試すような行動に出てしまうというところ
はなんとなく理解出来なくもないけど、ジェナのような人が
求めているのは寧ろ包容力の有りそうな人物にも思えるけどね。




■偉人の言葉



■使用された曲

・Paul McCraneの"Is It Okay If I Call You Mine"

ハリエット・“ハリー”・コーン (Kathy Bates) (特許法弁護士)
アダム・ブランチ (Nathan Corddry) (若手弁護士)
ジェナ・バックストローム (Brittany Snow) (ハリーのアシ、靴屋)
マルコム・デーヴィーズ (Aml Ameen) 大学生・麻薬中毒

キャシー・レイノルズ / カレン・オリーヴァ (新人弁護士・元検事)
トミー・ジェファーソン (Christopher McDonald) (ハリーと共同)
オリバー・リチャード マーク・ヴァレー (ハリーを認める弁護士)
ジョシュ・ペイトン (Paul McCrane) (検事から弁護士へ)
チュンホア・ラオ (Irene Keng) (アダムの元恋人)
デミエン・ウィンスロー (Johnny Ray Gill) ウィンズローセキュリティ
ファン・ラオ (Kaidy Kuna) クリーニング店
レイチェル・ミラー (Jordana Spiro) 弁護士、アダムの元妻
リサ・スワーツ (Dana Sorman) トミーのアシスタント

ジョシュ・ペイトン (Paul McCrane) 検事
マリリン・クーリス (Amy Aquino) 判事

キャサリン (Tracie Thoms) サラ??
サンドラ・キリアム (Nora Dunn) 判事
ブライアン・ジョーンズ (Quinton Aaron) 死刑判決を受ける
トーマス (Paul Greene) レイチェルの婚約者
ナンシー・ジョーンズ (Aloma Wright) ブライアンの母
--- (Carole Gutierrez) Clerk
--- (David A. Parker) Clerk
--- (Dale Pulliam) Cop
--- (Elaine Zlaket) Engel's Widow
--- (Jeff Bower) Bailiff
ケプラー (Brian McGee) Lawyer
マーク・エンゲル () ブライアンに殺された??
ジョエル・スモーラー () ブライアンに殺された??

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