続ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所 Harry's Law (アメリカNBC 2011年〜) シーズン2 http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/060574/ 11 Feb. 2013 第17話 セックス・アンド・シンシナティ The Contest 脚本／David E. Kelley 監督／Tom Verica -------------------------------------------------------- フィービーはアダムに対して、あなたはこの事務所では仲裁係 になっているとして、私の個人事務所で一緒に働かないかと 告げる。 一方サム・バーマンは相変わらずハリーの弁護士事務所を訪ね て来ていた。取引した際、私が正常な状態に有ったと思うのか?と問い フェアにやろうとしているだけだという。しかしハリーは バーマンとその代理人・フィービーに対して金は返さないと いう。どうせ要求を出した途端に資格剥奪の話を切り出される のだという。ハリーは二人に対して、弁護士に就いている人の 半分はまともじゃないと告げ、薬の世話になっていること。 心をしなびさせる仕事で最後には全員が正気を失ってしまう ものだという。私は前の職場ではハッパを吸いながらアニメを 見ていたのだという。元々の依頼人はタバコ会社であり、 犯罪的企業だという。そこの商品は正しく使用した場合でも 人を殺すものであり、"あんたらはXXXなのよ!!!"と放送禁止 用語を使って追い返す。 キャシーとハリーはビールを飲む。 フィービーはアダムに対して考えてくれたか?と事務所で声を かける中、リサとフィービーはオハイオ州立大の 同級生であり、同じ男と仲が良かったのだという事を知る。 一方オリバーはフィービーが事務所にいるのを見かけてちょっと 弁護の仕事を手伝ってくれないかと誘う。 依頼人は17歳の高校生ジェシカの両親の父・テッド、母・ジェ ーン・ダナーだった。両親はオリバーたちに娘はとても良い子 で成績もオールAでイエール大にも合格している状況だという。 しかし学校で麻薬に手を出しているかも知れないこと。しかも ディーラーかもしれないのだという。娘を助けたいが確かな 証拠がないのだという。そこでオリバーに仲介して欲しいのだ という。何故娘が怪しいと思うのかと問うと、お金など無いはず なのに車を購入したこと。夜中にそれらしき電話をしているのを 耳にしたこと告げ、フェイスブックやツイッターには奇妙なメッ セージを残しているのだという。オリバーはそこでフィービー は若者の扱いが上手いので話を聞きだして欲しいのだと語る。 トミーはハリーの事を心配するが、あんた男はどうでも良い とし一セントも渡さないという。 そんな中再びバーマンがやってくるとハリーに有る提案をする。 金は返さなくても良いし訴えるのも辞める変わりに、私の事務所 に戻って来て欲しいのだという。特許部門がまるでダメであり 逆にハリーは現在シンシナティでは顔にもなっているという。 こんなところで引退はしたくないだろうと告げウチの事務所は、 "ナショナルロー・ジャーナル"誌でシンシナティNO.1と認定 されている事を告げ、今週のロコバーファンドレイズパーティー でもまた優勝するのだという。ホットでベストな事務所である こと。ハリーに対して斧を捨てて一緒に組もうというが、私は 斧を捨てず貴方をたたき込んでやりたいと告げ、ウチの事務所 にも幸いロコバーファンドレイズパーティーの招待状が来て いる事を告げ、コンペティション部門はウチの事務所が勝ち取る のだと語る。 フィービーはジェシカの学校にいくと、彼女から話を聞く。 私は決してゲシュタポではないと告げ事実を知りたいだけだ と語る。するとジェシカは私は独りっ子だから両親は大人に なるのを拒んで大学にいかせないようにしようとしている のだと語る。友人がドラッグ関係で揉めたことや足にタトゥー を入れたので心配しているのだろうという。フィービーは 車の金はどうしたのかと問うと、私は高級レストランでアルバイト しているのだとし、チップが高額なのだと語る。 ハリーは夕べ飲み過ぎたことで馬鹿な事をしたと反省する。 ロコバーファンドレイズパーティーに出席するだけでなくコンペ ティションに参加すると言ってしまったのだという。キャシー がそれについて言及しようとすると、ハリーは"あなたのエリート 的で非差別的でワスプ的なエゴを持ち出さないで欲しい"と 告げ、馬鹿な事だが参加して欲しいと頼む。 このパーティーの収益は小児がん患者の為の寄付になることを 告げ、 ホットな女性弁護士部門にキャシー。 セクシーな男弁護士部門にオリバー。 結婚相手にしたい独身男性50歳以上部門にトミー。 ホットなパラリーガル部門にリサ。 ホットなアシスタント部門にチュンホア。 以上に出場して欲しいと頼む。 するとトミーはここにホットなカップル部門の人がいるとして、 オリバーとキャシーの事を指す。 ハリーは病気の子供の為だとしてなんとか頭を下げる。 -------------------------------------------------------- ●オハイオ州対ジェシカ・ダナー 罪状・規制薬物所持 担当・オリバーとフィービー 事後避妊薬(ジャストインケース)に関して、本来処方薬だが 16歳以上には処方箋無しで購入できるものに対して、ジェシカ が手に入れられることを利用して、ティーンエイジャー たちに対して困っている子供たちに配っていた事に対する裁判 だった。 営利目的だったらまず間違いなく逮捕され懲役刑だったのかな。 アメリカだと性に関してオープンな印象もあるけど、意外と 学校でもコンドームやセックスに関して性教育は目をつぶって いるところも有るようだ。 テレビやマスコミでは性に関するものが溢れているのに、 学校の教育現場や両親たちはその話題を避けているとする 大人に対して責任感を子供に押しつけた結果が生んだ悲劇だと する形で、陪審員にも罪悪感として伝わったのかも。 若い頃には親や教師に相談出来ない覚えは誰にでもあること。 ただアプトンの主張も全く分からないではなく、この辺の葛藤 に関してはシットコムなんかでも時々取り上げられている。 コンドームの使い方や避妊薬の使い方を教えることは逆に 性関係を肯定しているものではないかという逆説的な問題が 有るんだよね。 このケースでも助けてくれる人が居るから、その規制ライン を突破する人が出てしまうとするアプトンの主張。 アプトンはその主張を極論化して、法廷強姦の教唆と幇助だ としていたけど、流石に極論化し過ぎた感じ。 また被告人の女生徒もとても性に関して勉強していて、 学者も食品医薬局も認めているのに選挙前だからといって 及び腰になったオバマら保険社会福祉局が判断を覆した為だ と語っていた。 相変わらず不気味さ爆発しているアプトンはフィービーを 見て自分のコレクションに加えたいみたいなような口ぶり。 無罪だったけど、肝心のオリバーが現場にいないことと ライバル相手のフィービーに全てを任せてしまうという辺りが 今回の一番の矛盾点だったのかも。 ●和解金返還 罪状・ 担当・ 相変わらず続いているバーマンとの争点。 普通に法廷で争えばハリーが負けそうな感じがするけど、 やっぱり法廷には持ち込まないか。 ハリーは俗社会には染まらない人だと思っていたのに、 意外と今回のケースで、復讐だけに留まらずホットだとされる 賞を事務所として取りたい願いが有った様だ。 そんな気持ちをロザンナ・レミック検事が吐露したことが 有ったよな。 弁護士たちがフォーマルに集まるパーティーが有っても良さそう だけど、ここまで来るとホント度が過ぎている感じ。 濡れ濡れTシャツコンテストの弁護士版なのか。 チュンホアが意外とセクシーだったというところが凄かった。 胸は意外とボリューム感。リサは完全に場違いで暴走。 シンシナティではなくシンシティだみたいな突っ込みをされて いた。 ■その他 ・オリバーとキャシーは公認の仲に・・ この件オリバーが決断に迷っていたところが有ったよね。 結局この流れで付き合う決意をしたのだろうか。 ・アマンダとトミー 舞台上のトミーもオリーもダンディズムを発揮して格好 よかった。アダムが参加出来なかったのは残念だけど 童顔過ぎるのでちょっと出る幕がない。 ただフィービーとリサが事務所で再会した際に、私たちは よく同じ男を好きになる様なことを語っていたので、 これまでのチュンホアとリサの関係を通してリサはアダム に好意を寄せている部分も有ったのか。すくなくともフィービー は好意を寄せていそうだけど・・・ ハリエット・“ハリー”・コーン (Kathy Bates) 特許法弁護士 アダム・ブランチ (Nathan Corddry) 若手弁護士 キャシー・レイノルズ (Karen Olivo) 新人弁護士・元検事 トミー・ジェファーソン (Christopher McDonald) ハリーと共同 オリバー・リチャード (Mark Valley) ハリーを認める弁護士 ジョシュ・ペイトン (Paul McCrane) 検事から弁護士へ チュンホア・ラオ (Irene Keng) アダムの元恋人 リサ・スワーツ (Dana Sorman) トミーのアシスタント サム・バーマン (Christian Clemenson) ハリーが元居た法律事務所 アマンダ (Melinda McGraw) トミーの彼女 アプトン・クルイックシャンク (Matt Cook) 地方検事補 エイブリ・ベックランド (Derek Webster) 判事 テッド・ダナー (Tom Gallop) ジェシカの父 ジェーン・ダナー (Kerry O'Malley) ジェシカの母 ジェシカ・ダナー (Halle Charlton) 17歳・娘 --- (John Furey) Doctor マディソン・タナカ (Samantha Futerman) 被告人側の証人・15歳 --- (Eileen Barnett) Forewoman --- (Yolanda Snowball) Clerk --- (Kurt Larson) Emcee --- (Mark Edward Smith) Stage Manager --- (Dingani Beza) Loft Assistant