HEROES (シーズン4・Final) http://www.bs-asahi.co.jp/heroes4/ http://www.heroes-tv.jp/

第14話 ダメージ Chapter Thirteen 'Let It Bleed'

脚本／Jim Martin
監督／Jeannot Szwarc
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86時間前、ピーターはノアとニューヨークの郊外で会う。
ノアはネイサンの遺体を運んでくると、これから死を偽装する
為に飛行機を飛ばすという。

サミュエルは墨で女性の絵を描いている中、そこにサイラーが
やってくる。止めようとしたドイルを吹き飛ばすサイラー。
コンパスが有ったお陰でここに戻ってこられたという。
ここには沢山の能力者が居るために更なる強さを手に入れると
するサイラーはサミュエルを襲おうとするが、サイラーは彼を
殺すことは出来ず、逆にサミュエルは大地を揺るがし、彼に
致命傷を負わせる。

ネイサンの追悼式に出席するクレアの元にノアがやってくる。
しかしクレアは出来れば父には出席して欲しくないと拒む。
ネイサンの死を裏工作したこと。自分はサイラーに襲われて
頭を割かれたのに、それを知りつつ父は私にサイラーの事を
実の父のように思わせたという。ノアは理由があったのだとする
が、今は何も考えずにネイサンの死を悼みたいと告げる。

ピーターの元に母・アンジェラがやってくる。
アンジェラはピーターに対して戦うのは正義のためだけにして
欲しいことを告げ、復讐は死を招くとしてサイラーと戦わない
よう告げる。
ピーターの元にクレアがやってくる。二人とも両親が嘘をついて
いたことに激怒し、互いの気持ちを確かめ合う。

ノアは帰宅するとそこにナイフ男・エドガーが現れる。
しかし二度同じ手に引っかかるかと告げ、ノアはエドガーに
電撃を喰らわせ確保する。
ノアは日本料理店のノザワの元に行くと、この店を1日だけ
貸してくれるよう説得する。ノアはエドガーの弱点が寒さと
鎮静剤にあることを掴んでいた。エドガーを拷問し、カーニバ
ルについて知っていることを吐かせようとするのだった。
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ネイサンの飛行機事故の件。
単に遺体の処理に困ったピーターとノアが画策したことだった
のね。サイラーがネイサンの体の中に宿っていたのかと誤解
していたけど、サイラーはサイラーの体のままネイサンの心
が植え付けられ、サイラーの姿を見た人たちはネイサンだと
思っていたんだよね。

ノアとアンジェラが子供達から信頼を失う姿。
元々信頼されていないけど、より不信感を植え付けてしまった
様だ。

サイラーvsサミュエルが実現!?
サイラーの心の中には良心が生まれたのだろうか。
それとも未だにネイサンの心が存在して葛藤しているのか。
サイラーがヒロから言われた一言が予想以上に心の中で響いて
いる様子。
漫画「めぞん一刻」で、五代君が響子さんといざベッドイン
する際に、総一郎さんが心配だと言ったばかりに、不能になって
しまった五代君の如く強烈な一言。

サミュエルの意外な能力というか、サイラーとまともに対決
したら相手にもならないと思っていただけにサミュエルの力
を上手く魅せられた感じがする。ただ回復の能力を持っていない
能力者たちは、銃殺すれば一発なんだけどね。

ノアは高速男・エドガーと対峙する。
エドガーにもノアを殺そうとする意図が無いお陰で生きていら
れる感じだった。
エドガーの弱点が寒さだというのは知らなかったけど、なんと
なく納得してしまうから不思議だ。
カーニバルの事を聞き出しサミュエル暗殺計画まで及んだ事
は良かったけど、能力者達の末路に関して見解の違いが明らか
になり物別れに終わる。

ピーターとクレアのエピソード。
深いようでいてイマイチよく分からないエピソードだった。
ピーターがハイチ人の能力を持つことで、クレアが久しぶり
に絆創膏が必要になるという事から、痛みを実感して普通の
人間らしさを味わう。
ピーターは依然としてネイサンの死と向き合うことが出来ず
働き続けるけれど、ネイサンが生きていると騙されていた時にも
働きづめだったよな。

結局サイラーとサミュエルはピーターが倒すことになるのだろ
うか。ピーターはどの能力を以て対峙していくことになるのか。