ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

★いとしき誘拐 A CRIME FOR MOTHERS (S6-16)

脚本/Henry Slesar 監督/Ida Lupino

仲良く暮らす夫婦の元にある朝突然女性が訪れる。
彼女はこの夫婦が育てている娘・アイリーンの産みの親ミード。
彼女は飲酒や素行に問題があり、娘を産んですぐに彼女を
捨てた母親失格者だったが、彼女は親権を盾に、夫婦から
金を巻き上げようと画策していた。

ドラマとしてのポイントは、産みの親で有るはずなのに子供の
顔を知らないという事か。
素性も分からない男からの提案に受け入れるという愚かな行為
も重なり、最後に立場が逆転する。

産みの親なので娘を誘拐しても犯罪ではないというなんとも
強引な解釈ではあるが、この親ならばその程度で口説き落とせ
そうだ。

guest
Claire Trevor (ミード) 産みの親
Robert Sampson (ラルフ・バードウェル) 主人。育ての親
Patricia Smith (ジェーン・バードウェル) 妻
King Calder (チャーリー・ヴァンス) 元捜査官
Sally Smith (マーガレット) 誘拐される子供
Biff Elliot (フィル)
Howard McNear (マックスウェル)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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