ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

第9話 泣きどころ SELF DEFENSE (6-32)

脚本/John T. Kelley 監督/Paul Henreid

R・クラークが立ち寄った店に強盗が押し入る。
強盗はクラークに向けて銃口を突きつけ、金を持って逃げるが
クラークは店主から拳銃を借りると逃げる強盗に向かって発砲
した。

正当防衛について描いた話し。
息子を殺された母親の言い分が分からないでもないが、
正当防衛について完全に認められる話しだった。
ただこの母親は、一体何をしたかったのだろうか。
単なる脅しの為にここまでしたのだろうか。
過去の戦争の傷跡が残るクラークの条件反射的な行動によって
新たなる不幸が生まれてしまうが、自業自得と見るのか、クラーク
の病的な対応を非難すべきなのか実に微妙な話しだった。

guest
David Carlile (クレブス)
Jesslyn Fax (グラバー)
Steve Gravers (シュワルツ)
Selmer Jackson () 牧師
Alexander Lockwood (ヘンリー・ウィラード) 遺族
George Nader (ジェラルド・R・クラーク) TV局。正当防衛
Robert Paget (ジミー・フィリップス) 強盗犯
Audrey Totter (フィリップス) ジミーの母親

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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