新ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

第11話 錯乱の白昼夢 REVENGE (1-1)

脚本/Samuel Blas 監督/R.E Young

今回から突然ヒッチコック劇場が、リメイク版の新ヒッチコック
劇場へと変わってしまった。
権利の関係だそうだが僅か10話とはちょっと寂しい。

当然ながら製作された時期は1985年という事で白黒画面から
カラー画面へと変更された。
それに伴い最も変わったと感じさせるのは、ドラマの中で描かれ
ている世界も当然ながら80年代の社会が息づいているって事で
主人公らのファッション・カルチャーは80年代真っ盛りという事。
特に女性の髪型は見るとすぐに時代が分かる感じだね。

夫以外の周りにいる人物が自分を襲ってくるように見え、外出
するのも難しい妻・リサ。
回復しつつある中で夫・ジョンの呼びかけにより、かつて
趣味にしていたダンスを再開する。

冒頭で馬がカーボウイ達に捕まえられる場面。
入れ替わるようにして女性が何者かに捕まってしまう。
過去に何らかの心の傷を負う事件に遭遇したのか女性は
幻覚を見るようになってしまう。

自宅で襲われたのは本当のことなのか。
それすらも現実のことなのか分からない中で、彼女の証言
によって、夫が振り回されてしまう話しだ。

私ならば直接手を下さずに、犯人と思われる人物の後を付いて
いき、自宅を突き止めるなり、車のナンバーを控えるなり
すると思う。他人の証言だけで実行することの恐ろしさを
覚えるエピソードだった。

guest
David Clennon (ジョン・テイト) 大学教授
Bill Dearth () 郵便
Loren Janes () 男
Herb Jefferson Jr. () 警察官
Victoria Ann Lewis () 受付係
Courtenay McWhinney () バッグ・レディ
Beth Miller (シンディ) ダンスの友人
Angela Moya () 看護婦
Linda Purl (リサ・テイト) 精神不安な妻
Dennon Rawles () 踊りのインストラクター
Fred Taylor () バイクの男

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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