新ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

第23話 ビン詰めの魔物 THE JAR (1-19)

脚本/Ray Bradbury、Michael McDowell 監督/Tim Burton

芸術家のノールは作品を酷評され、展覧会を開いても全く
売れなかった。妻も半ば諦め気味であるが、作品を展示する
スペースを貸してくれる女性だけは彼のことを応援していた。
ある時、作品に使うガラクタな素材を購入すると、中から
ガラスビンに詰められた不気味な物が出てくる。しかしそれを
展示すると、何故か作品が評価され始める。

監督を務めるのが、若かりし頃のティム・バートンって事で、
なんとも不気味な作品を演出したなと思う。有る意味、彼らしい
作品なのか。

得体の知れないガラスビンの中の物。

それを軽視しぞんざいに扱うものはそれに泣くという感じの
展開で、壊した人が自ら展示物になるという皮肉な作品。

ガラスの中の物を切り刻む時の描写は、まるで人を殺している
かのような不気味さ。ただただ不気味だ。

guest
Paul Bartel
Griffin Dunne (ノール) 芸術家
Nathan Le Grand () 男性ファッションの犠牲者
Fiona Lewis (エリカ) ノールの妻
Laraine Newman (ペリウィンクル) 画廊の女性
Stephen Shellen (ガーソン)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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