新ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

第41話 高層の死刑台 MAN ON THE EDGE (2-3)

脚本/Jim Beaver、Donald Honig 監督/Robert Iscove

カーライル夫妻は貧困に喘いでいた。
決して怠けていたわけではなく、運にも見放され、仕事はクビ。
そして妻は、悩みを聞いてくれたリックという男の元へ
飛び出してしまう。ダニーは気力を失い、高層ホテルの上から
自殺することを考える。

面白い逆転だったな。
ただ凄く残酷なオチ。この辺のブラックさがヒッチコック劇場
っぽくて良かったけどね。

リックは本当に良い人なのに、サリーの事を嘘付いて誑し込んで
いたというのが俄に信じられない。

彼女を自殺に追い込んでいた事をあの一瞬の中で知らせて、
次の瞬間突き落としてしまうのだから惨い。なんで自分が突き落と
されるのか理解しようとしている間に落ちていったのではないだ
ろうか。言い訳するチャンスも無く落ちていく男。

guest
Mark Hamill (ダニー・カーライル) 自殺を考える男
Michael Ironside (リック・マルドゥーン) 警部
David B. Nichols (アラード) 警察署長
Jessica Steen (サリー・カーライル) 自殺する妻
Clark Johnson (ストーカー) 新人刑事
John Gilbert (スプリンガー) ホテル支配人
Jack Jessop ... Bell Man
James O'Regan ... T.V. Cameraman
Sam Stone ... Cabbie #1
Warren Van Evera ... Cabbie #2
Dick Callaghan ... Cabbie #3

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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