新ヒッチコック劇場
Alfred Hitchcock Presents

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/hitchcock/

第42話 美食の代償 THE SPECIALTY OF THE HOUSE (2-9)

脚本/Stanley Ellin、Jonathan Glassner 監督/Allan King

ガースはとても有名なコラムニスト。
彼がレストランの食事を紙面で褒めればたちまちその店は繁盛する
ほどの人物だった。一口食べればその料理のレシピを見抜いてしまう
凄腕のガースだが、ベティ・ジョの店を訪れると今まで口にした
事のない触感の料理が運ばれてくる。ガースは絶賛し、レシピ
をなんとか聞き出そうと画策する。

オチは読めた。
というよりも昔何かの本で読んだことのある展開だった。

ガースの権力を振りかざす我が儘っぷりとそのオチとが巧みに
絡み合い、なかなか面白いエンディングだったと思う。

人肉を食べさせられるガースは確かに口にはしたことが無いはず。
美食家を唸らせるほど人肉が上手いはずは無いし、レストラン
で料理に出せるほどの量ならば、一体何人の人間を殺してきて
いるのだろうか。

これぞヒッチコック劇場ってかんじのドラマだった。

guest
John Saxon (ガース・ディッセンバー) 食コラムニスト
Neil Munro (ラス・ベネット) ガースと仲間。コラムニスト
Jennifer Dale (ベティ・ジョ・ベニントン) レストランオーナー
Larry Aubrey (ベルナール) レストランオーナー
Derek Keurvorst (ジョン・マックスウェル)
Robert Morelli (フランク・ケラー) 保健所
Peter Blais ... Man
Patricia Idlette ... Woman
Stella Sprowell ... Bag Lady

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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