第46話 鏡の中の死者 IF THE SHOE FITS (2-4)

脚本／Jonathan Glassner 監督／Allan King

双子のギャレットとジェーソン。
僅か1分の生まれの違いが人生を大きく左右する。
兄・ギャレットは先代の社長に拾われて副社長の座に就いている
一方で弟のジェーソンは売れない役者として生活していた。
そんな生活に嫌気が差すジェーソンは兄を殺害し、副社長として
生活を始める。

兄がどんな人生を送ってきたのか知る由もない弟は、兄の表面的な
一面だけを見て、自分もそうなりたいと思う。
実際に入れ替わってみると、兄の意外性が次々と発覚していく。

どこかで似たようなテーマで進行する映画を見たことが有るが
タイトルを思い出さない。

入れ替わったことで全ての待遇を引き継ぐわけだが、生前の彼が
犯した罪さえも引き受けねばならないというなんとも悲惨な内容。

しかも兄の死体が見つかれば、更に罪が重なるわけで、人生が
終わったも同じか。

唯一入れ替わったことで良かったのは妻との関係が修復したこと
なのかもしれない。

しかし先代の社長を殺したというのは本当なのか。
助けて貰った恩も忘れて殺害するとは、兄弟共に性格が似ている。

guest
Ted Shackelford (ギャレット/ジェーソン・クック) 双子
Lawrence Dane (アダムス) 会長
Lori Hallier (サマンサ・クック) ギャレットの妻。疎遠
Colin Fox (ビクター) ギャレットのライバル
Cynthia Belliveau (デーナ・ベンソン) ギャレットの愛人
Peter Hanlon (ラルフ) 社員。辞職
Denise Pidgeon (マーゴ) 社員。辞職
William Colgate (アスケウ) 警察官
Lois Maxwell (ゴールデン) 洗剤会社

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)