アイ・ラブ・ルーシー I Love Lucy (1951年〜1957年) http://www9.nhk.or.jp/kaigai/lucy/index.html |
1951年10月15日放送
第1話 敵もさるもの The Girls Want to Go
to the Nightclub
脚本/Jess Oppenheimer、Madelyn Davis、Bob
Carroll Jr.
監督/Marc Daniels
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ルーシーとエセルは皿を洗っていた。
エセルは突然月曜日の夜に、私とフレッドの結婚記念日なので
リッキーと一緒に結婚記念日の祝いに付き合って欲しいという。
18回目の記念日で、エセルはかねてからナイトクラブに行きた
い事を告げ、連れて行ってくれると約束を受けていたがなかなか
実現しないので、リッキーに頼んでナイトクラブに行く様
説得してくれないかという。リッキーはナイトクラブで生きて
いるようなものでしょと告げ、コパカバーナに行きたい事を
告げる。ご機嫌を取れば連れて行ってくれるだろうという。
一方フレッドはリッキーに対して月曜日は結婚記念日であり
悲劇の記念日だと告げる。結婚記念日にはステーキを食べて、
ボクシングの試合観戦に行きたいが、エセルは行きたがらない
事を告げると、リッキーは彼女が帰宅したら優しくしてあげれば
きっと願いを聞き入れてくれるのではないかと告げる。
フレッドとリッキーは帰宅すると、女性陣を見て思わず女神が
来たと思ってうっとりしてしまったとお世辞を告げ、彼女を
それぞれヒザの上にのせてサービスする。
互いにサービス過剰で、タバコを吸うというと、みんなが率先
して火を差し出す始末。
ルーシーはリッキーはタキシードを着ると今でも格好良いのだ
と告げナイトクラブに行こうと言うが、フレッドは薄暗い
建物の中は嫌いだという。寧ろボクシングを見に行かないかと
誘うと、今度はエセルが野蛮な事は嫌いだと告げる。互いに
言い争いが始まると、もしもナイトクラブに行かねばエセルは
フレッドと離婚するわよと脅す。
そんな中民主主義なのだから多数決で決めようとするが、互い
に2対2で意見は分かれてしまう。ルーシーは私たちは男性の友達
を連れてコパカバータに行き踊ってくると告げると、リッキー
はそんな人物は居ないとして、余裕の振りをするが・・・
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リッキーとエセルの結婚記念日。
男性と女性はその日に行きたいところが別々にあり、喧嘩した
末に別行動を取ることになる。ルーシーたちはナイトクラブに
行きたいが為に、イケメンの男を連れて踊りに行くと見栄を
貼るが・・・
イケメンの男とは誰なのか?と問われた際に、ゲイリー・クーパー
タイロン・パワーもクラーク・ゲイブルの名前を出していたけど
この中で挙げられた俳優達は皆比較的若い年に亡くなっている
というのがある意味怖い。冒頭ではグレゴリー・ペックの名前なんかも
出ていたね。
ドラマとしては記念すべき第一話の作品。
リッキーはナイトクラブの歌手として活動しているのかな。
wikiによるとクラブ・バーバルーでラテン音楽のクラブを経営
していると有るが、後々テレビのショウに出演するなどの活動
をしていたよね。
フレッドはリッキーらの住むアパートの管理人の様だ。
ちょっとリカルド夫妻とは年齢の離れた感じのする人物だけ
どね。
互いに誉めたり嫉妬させたり、幻滅させたりと面白いと言えば
面白かった。リッキーたちに気がつかれないように変装して
近づきキスを迫る所などコントとしては面白く成立していた。
ルーシー・リカルド (Lucille Ball) 妻 リッキー・リカルド (Desi Arnaz) 夫 フレッド・マーツ (William Frawley) 隣人 エセル・マーツ (Vivian Vance) フレッドの妻 --- (Johnny Jacobs) Announcer 評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0) |
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