気分はぐるぐる (2006年)
MORTIFIED 〜国際エミー賞候補コメディー

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第10話 新しい世界へ!
THE CROSS COUNTRY

脚本/Max Dann 監督/Evan Clarry

朝の登校時、両親がハミング治療法なる怪しげな行動を
している事にいつもながら幻滅するテイラー。こんな時、
誰かに見られたら困ると思うときに限って、レオンや
ブリタニーが迎えに来る。最悪、自由になりたい、何処か
別の世界に逃げたいと考えるテイラー。
学校の授業でクロスカントリー競争を行う。
途中で道に迷い、偶然やってきたマージおばさんの車に
乗せてもらいコースに戻る。そのままゴールしてみると、
なんと一位であるばかりか、学校記録での優勝だとして
祝福される。事実を語ろうとするが機会を失い言い出せな
かった。
帰宅すると両親が喜びに満ちた顔でテイラーの帰宅を迎える。
事情を聞くと、誰だか分からない親戚のおじさんが、スコット
ランドの豪邸を遺産として残してくれたのだという通知が
届いたことを告げる。テイラーはこれでまた別の世界で
やり直せると喜ぶ。

面白みという面ではやや不足するような話しでは有った。

遺産相続の件は完全に人違い。
ドン・フライって格闘家にもいるくらいだから、オーストラ
リアでもありがちな名前なのかな。

自分を変えるチャンスというのをそういった偶然とか、
外的な要因に任せるっていうがちょっと消極的だけど、
テイラーっていつも両親に対して幻滅しているよね。

嘘をついたとはいえ選ばれてしまったからには、自分を鍛え
てレースに出ようとする。ヘクターの執拗なトレーナーと
しての姿もテイラーが望んでいたハズなのに、最後に仕返し
されるという不条理さがヘクターらしい所なのかも。

けどテイラーが嘘をついて優勝したと知ったときのヘクター
の態度が凄かった。君と同じ学校である事が恥ずかしい。
近所に住んでいるのも嫌だという。そこまで言うかって感じ
だけど、好きな女の子にも不正に関しては厳しく接すること
が出来るヘクターは友人としてはとても良い人なんだよね。

マーニー・ケネディー (テイラー・フライ) 11歳の女の子
ニコラス・ダン (ヘクター・ガルシア) テイラーの親友。
マイヤ・ミッチェル (ブリタニー・フルーン) 美人の女の子
ルーク・アーセグ (レオン・リポウスキー) テイラーが好意を持つ
デジェイナ・ケイヒル (ライラ・フライ) テイラーの姉
レイチェル・ブレイクリー (グレンダ・フライ) テイラーの母
アンドリュー・ブラックマン (ドン・フライ) テイラーの父
Sally McKenzie (ミスティック・マージ) 母の従姉
Steven Tandy (マクラスキー) 担任の教師
Veronica Neave (ロレッタ・フルーン) ブリタニーの母
Peter Kent (マイケル・フルーン) ブリタニーの父

guest
Andrew Blain () 警察官
Gerry Day (ドン・フライ) "キルトの王様"のドン

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