気分はぐるぐる (2006年)
MORTIFIED 〜国際エミー賞候補コメディー

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第11話 ワルになれば…
TAYLOR TURNS BAD

脚本/Sam Carroll 監督/Pino Amenta

朝テイラーは父に学校主催の宝くじを売りつける。当たれば
ホットロッド車でデート権を取得できるという。
そんな会話中にフライ家に怒鳴り込んでくる親子がいた。
ライラに影響を受けた娘が犬に悪さをしたというのである。
ライラはトラブルの種であり、ライラは悪い子で私は良い子
だというテイラー。
朝通学するとブリタニーが近づいてくる。彼女はレオンに
ボーリングパーティに招待されたという。未だ声を掛けられて
いないテイラーは寂しい思いをする。そして存在感が足りない
のではないかと考え出す。
しかしテイラーにとって学校は家族から解放される場所であり
彼女の居場所としては最高の場所だった。しかし売店にいくと
そこに母親・グレンダの姿があった。今日は売店での当番の
日だという。グレンダは奢るからチップス菓子を持っていって
いいとテイラーに語る。お金を払わずチップスを懐に入れる
テイラーの姿を見た生徒達が噂をし始める。"テイラーが万引き
した"と。テイラーは意味も分からず注目されている気がして
不思議な感覚に陥る。更に帰宅の途中でレオンからボーリング
パーティーに招待され、良いこと尽くし。テイラーは悪い子の
方が注目されるのだと勘違いし、これからは悪い子路線で行こ
うと考える。

小学校なのに売店が有ってチップス菓子を売っているところが
良いね。私の時には高校でもお菓子は売っておらず、精々
ジュースとか菓子パンくらいだった。

さて今回はテイラーがワルになる話しだ。

相変わらずライラのワルっぷりが発揮された話しだけど、
ライラとグレンダの言い争う姿が凄い。悪態を付いてドアを強く
閉めるライラの行動を真似てテイラーが同様のことをやる
シーンが面白かった。テイラーはライラに恨みが有るのだろうし
こういう所で地味に仕返ししている姿が良いね。

テイラーのワルの姿は、サングラスをかける事、そして
ジュースの缶のポイ捨て。何をやったら良いのか解らないと
いう彼女。ライラという手本があるのにね。
しかし次第にエスカレートし、看板に悪さしたり、ブリタニー
に絵の具を投げつけたり、マクラスキー先生の車にシェイビング
クリームを塗ったり・・・

人が悪さをする心理の中に、自分の存在感の誇示する姿という
のはどうしても切り離せないものなのか。
しかしマクラスキー先生はそれを見抜いていた感じ。

最後、ボウリングパーティーの日に外出禁止を言い渡される
テイラー。悪いことをしても良い事なんて一つもないと悟った
時には時既に遅く、その日はレオンのボーリングパーティー。
抜け出すようライラに唆されていたけど、テイラーの衣装が
ミニのドレスで凄かった。

マーニー・ケネディー (テイラー・フライ) 11歳の女の子
ニコラス・ダン (ヘクター・ガルシア) テイラーの親友。
マイヤ・ミッチェル (ブリタニー・フルーン) 美人の女の子
ルーク・アーセグ (レオン・リポウスキー) テイラーが好意を持つ
デジェイナ・ケイヒル (ライラ・フライ) テイラーの姉
レイチェル・ブレイクリー (グレンダ・フライ) テイラーの母
アンドリュー・ブラックマン (ドン・フライ) テイラーの父
Sally McKenzie (ミスティック・マージ) 母の従姉
Steven Tandy (マクラスキー) 担任の教師
Veronica Neave (ロレッタ・フルーン) ブリタニーの母
Peter Kent (マイケル・フルーン) ブリタニーの父

guest
Gemma Forsyth (ケイティ) 犬にワルさをした娘
Deborah Coulls () ケイティの母親
Shea Mahony (エル)
Taylah Smith (クリスタル)
Joshua Hawke (ルーカス)
Ben Phillips (コーラム)
Sonny Stojanovic (トビィ)
Isaac Scheer (コーレイ)

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