気分はぐるぐる (2006年)
MORTIFIED 〜国際エミー賞候補コメディー

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/guruguru/


第12話 自分らしく
BEING ME

脚本/Sam Carroll 監督/Pino Amenta

学校の女性陣には幾つかのグループが存在し、それらは決ま
って独自の暗黙のルールが有る。髪の毛の結び方や服装など。
今度学校主宰でディスクパーティーが開かれることになる。
学校にも張り紙がしてあり、ブリタニーたちはその話題で
盛り上がっていた。どんな服を着ていくのかが女性たちの
話題の中心。流行に遅れまいとして皆密かな闘志を燃やして
いるが、そんなノリにテイラーはイマイチついて行けなかった。
6年生のディスコは一生に一度のイベント。母・グレンダも
テイラーに楽しんで欲しくて当日着ていく服を買いに行こう
と誘うがテイラーは全く乗り気でない。デパートでは服を
購入しにくるブリタニーと遭遇してしまい、彼女は古くなった
服をテイラーにあげると告げる。

自分らしさを貫いたジャンヌ・ダルクを崇拝するテイラー。
今回彼女に話しかけるのは動物ではなく、このジャンヌ・
ダルクだった。

どの国にも他人と比較して落ち込んだり優越感に浸ったりする
ことって有るんですね。
小学生くらいの年齢でも話題の中心は流行の服だったりする
女性の気苦労を垣間見られる話しだった。

テイラーの心情は複雑だ。
他人に合わせることが苦手な彼女。自分らしさを貫きたいと
思いつつもその勇気が無かったり、逆に今の自分を何処か好きに
なれなかったり。
テイラーの名前が嫌で役場まで名前を変えに行く彼女の行動力
に感服する。

小学校にディスコパーティーが有るとは驚きだが、とても可愛
らしい手作りのイベント。アメリカの映画なんかだと高校生が
よく演出するよね。私の大好きな映画「フットルース」でも
そんなパーティーを演出する話しだ。

今回一番意外なのは、あのブリタニーでさえ臆してしまう
程周りの気合いが入ったファッションショーと化すパーティー
だった点か。中身が大事だとするテイラーの発言により
立ち直った彼女。流行を追い掛ける人たちの満たされること
のない欲求に脱帽。

マーニー・ケネディー (テイラー・フライ) 11歳の女の子
ニコラス・ダン (ヘクター・ガルシア) テイラーの親友。
マイヤ・ミッチェル (ブリタニー・フルーン) 美人の女の子
ルーク・アーセグ (レオン・リポウスキー) テイラーが好意を持つ
デジェイナ・ケイヒル (ライラ・フライ) テイラーの姉
レイチェル・ブレイクリー (グレンダ・フライ) テイラーの母
アンドリュー・ブラックマン (ドン・フライ) テイラーの父
Sally McKenzie (ミスティック・マージ) 母の従姉
Steven Tandy (マクラスキー) 担任の教師
Veronica Neave (ロレッタ・フルーン) ブリタニーの母
Peter Kent (マイケル・フルーン) ブリタニーの父

guest
Gemma Forsyth (ケイティ) 犬にワルさをした娘
Deborah Coulls () ケイティの母親
Shea Mahony (エル)
Taylah Smith (クリスタル)
Joshua Hawke (ルーカス)
Ben Phillips (コーラム)
Sonny Stojanovic (トビィ)
Isaac Scheer (コーレイ)

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