気分はぐるぐる (2006年)
MORTIFIED 〜国際エミー賞候補コメディー

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/guruguru/


第20話 遠い宇宙へ〜猛特訓


脚本/Adam Bowen 監督/Paul Moloney

テイラーは家族を無視する作戦を決行する。二度と家族のこと
で悩みたくはないための苦肉の作戦。朝から家族のやることを
見ないよう極力視線を合わせないようにする。父と母は色々と
コミュニケーションを取る中で、母・グレンダは学校で
ハミング治療法なるものの普及を展開しようとしているのを
聞き、結局テイラーは無視できないでいた。
もうこんな暮らし耐えられないと登校中のヘクターに不満を
ぶつける。
学校の放課後、宇宙旅行に関する展示が学校の講堂に設置
されているので見に行くよう担任のパーマー先生から言われ
テイラーはヘクターを誘い見に行く。
月までは約38万kmの距離があると言われ、なるべく家族から
離れた所に住みたいと思っていたテイラーは、妙案を閃く。
自分が宇宙飛行士になり宇宙へと旅立てば、家族の煩わしさ
からは解放されるというもの。早速宇宙飛行士としての訓練
を開始する事になる。

またしても家族のことで頭を抱えるテイラー。
飛行士になればそんな悩みから解放されると思い、一生懸命
訓練するのだが・・・

最初はハミング治療法を学校に持ち込もうとする母。
次には教育に使われるべきハズの資金が、トイレの無駄な
改装に回されるのを知り、選挙戦に打って出て保護者会会長
の座を狙うべく選挙活動を行うことになる。

確かにグレンダの行動は娘にとって煩わしいかもと、今回
は感じるような展開だった。
PTAなどの形で学校の行事に口出ししてくるのは良いとしても
それ以外のことであんまりアクティブな行動をされると流石
に嫌な感じ。

テイラーの取る宇宙飛行士の訓練が可愛らしい。
まるです巻きに包まれるかのような格好で、宇宙飛行士の
気分を味わったり、試作機で飛行を試みようとしてみたり。

まるで他人の事として眺めていたヘクターも最後は自分に
悲劇が降り掛かる展開でなかなか面白いオチ。
ブリタニーがあんまり展開に関わってこなかったのがちょっと
残念。

マーニー・ケネディー (テイラー・フライ) 11歳の女の子
ニコラス・ダン (ヘクター・ガルシア) テイラーの親友。
マイヤ・ミッチェル (ブリタニー・フルーン) 美人の女の子
ルーク・アーセグ (レオン・リポウスキー) テイラーが好意を持つ
デジェイナ・ケイヒル (ライラ・フライ) テイラーの姉
レイチェル・ブレイクリー (グレンダ・フライ) テイラーの母
アンドリュー・ブラックマン (ドン・フライ) テイラーの父
Sally McKenzie (ミスティック・マージ) 母の従姉
Veronica Neave (ロレッタ・フルーン) ブリタニーの母
Peter Kent (マイケル・フルーン) ブリタニーの父

guest
Liz Buchanan (パーマー) 担任の先生
Amanda Dettrick (アンディ・オコーナー) 元宇宙飛行士
Pam Sexton (ヘレナ・ガルシア) ヘクターの母

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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