キッドナップ KID NAPPED http://www.ntv.co.jp/kidnap/

第4話 弾丸は語る

脚本／Michael Pressman
監督／David J. Burke

バージルが撃たれた時の弾丸が腹部に残っていた為に手術を
行うことになる。摘出された弾丸からドラマは進展していく
様な内容だった。

弾丸から容疑者は民間の軍事会社に所属していたことを知る。
ナップに潜入させその情報を盗ませる。

ラティマが機転を利かせて、無理矢理ナップを不審人物に
仕立て上げ相手が証拠を消そうとしたところでその情報を
抑える。まともにコンピュータからデータを盗み出していたの
では一週間はかかる膨大な量のデータだった為に、手っ取り早く
結末を迎えるための行動。

今回は意外と順調に相手の足が付いていく流れだった。

狙撃犯は既にセントラルパークで殺害されており、所持していた
携帯もPDAもデータは消去されていた。しかし腹部にチップを
隠し持っており、そのデータからハバナに一万ドルを送金した
跡だったり、三人の犯人が居ること。そしてブルックリンに
有る会社(シュローダー繊維)であることが分かる。

意外とあっさり足が付くなぁと思っていたら、やはりFBIが突入
した瞬間ドアが爆発。FBIも学習していないね。
でも犯人がシュローダーである事は分かってしまったわけだし
そんなに急ぐこともなかったのにね。
なんだかやたらと犯人側はFBIの動きに精通している。
冒頭でのバージルの手術の件もそうだし、今回の突入のことも
誰かがシュローダーに情報を流していた。やはり内通者がいる
のか。

母親が断酒会ならぬ犯罪者遺族の会に出席。
その動きを察知してマスコミが早くも近づいてくる。
善人のフリしてホント、マスコミの意地汚さがよく表れている
なぁ。

息子・レオポルドの流れも面白かった。有る意味この流れが
一番興味深いかも知れないな。
息子は医者を呼ばねばならない程衰弱。これまで与えられて
きた薬を一切飲まなかったからね。
医者の携帯を盗み出し、それで外部と通信するようだ。
しかし手錠をはめられている状態でベッドの下に落としてしま
った事は致命的か?

父親はマフィアの旧友を殺したのだろうか?
放心状態なのに中国人との取引では一瞬で鋭さが戻ってきていた。
色々とこの父親も焦臭そうだね。
やたらと今回息子をプールで溺れさせてしまった映像が出てきた
けど、今後ドラマに何らかの影響を与えるエピソードなのか?

ナップ (ジェレミー・シフト) 私立探偵
コンラッド・ケイン (ティモシー・ハットン) 父
エリー・ケイン (ダナ・デラニー) 母
レオポルド・ケイン (ウィル・デントン) 息子 'レオ'
ラティマー・キング (デルロイ・リンドー) FBI捜査官

ターナー (Carmen Ejogo)
アンディ・アーチャー (Linus Roache) FBI捜査官
バージル・ハイエス (Mykelti Williamson) 用心棒

シュローダー (Doug Hutchison) 犯人
ロジャー・プライス (Ricky Jay) ケインの弁護士
ベローズ (Robert John Burke)
オットー (Otto Sanchez) 犯人
アトキンス (Michael Mosley) FBI
会計士 (James Urbaniak)
ラリー・ケロッグ (Anthony Rapp) 囚人
ジェームズ・サリバン (Terry Kinney) マフィア

バージル・ハイエス (Mykelti Williamson) 用心棒
ジャッキー・ハイエス (Audra McDonald) バージルの妻
アリス・ケイン (Lydia Jordan) 次女
オードリー・ケイン(Olivia Thirlby) 長女

ロジャー・プライス (Ricky Jay)
モウリーン (Amy Ryan)
マンシーニ (Reed Birney) 民間軍事会社
カントン (Gene Harrison) 誘拐実行犯。撃たれて死ぬ
(Michael McLaughlin) 若い頃のレオ

ミン (Richard Chang) 中国人
ヤン (Chris Chinn) 中国人
コルテス (Shawn Elliott) 医師

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)