キッドナップ
KID NAPPED

http://www.ntv.co.jp/kidnap/


第13話 終焉
Resolution

脚本/Jason Smilovic 監督/Jeff Bleckner

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ようやくレオポルドの救出に成功したモノの、その代償として
バージルを失う。家族の再会にもその事が頭にあり素直に喜べ
ないでいた。
しかし事件は解決したわけではない。犯人の主犯格はまだ逮捕
されておらず、その動機も分かっていない。更に頭を抱えるべ
き問題の中に、別件で盗まれた多額の金額がこの誘拐事件の
呼び水となっている事。今のところ一番有力なのは、ヴァンス
内務調査官という事なのだが・・・
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いよいよ最終回。
この年末の忙しい時期にきっちり放送した日テレは偉い!
テレビ東京ならば驚かないが、この時期普通なら特別番組編成
になっているハズで放送しないよね。
でも視聴者としてはキッドナップの最終回を年越しして見たくは
無いので実に嬉しい限りだ。

さて最終回で全てが明らかになるのか。

結局エマーソン・ジェーンズとは誰なのかという事に尽きるか。
ナップとラティマが違う角度から同時に真犯人について分かる
という構成が実に見事。
犯人はFBIのアンディだった訳だけど、ピザを忘れた時点で
全てが明らかになった。でもこの展開って明らかにわざとらしい
のでアンディは全てを明かした上でアトキンスを殺そうとして
いたのかな。彼の家の中でケイン家の盗-撮映像が流れている
けど、もうとっくに盗-撮装置って外したのではなかったっけ?

アンディがコンラッドの記者会見に一緒についていくと言った
時点でなんとなくTVに映る彼のことを誰かが見つけるという
展開の青写真が浮かび上がってきた。それを見つけたのは
クレアのお母さんだった。でも一度くらい見かけただけで
顔など覚えているだろうか。

アンディが次々と見張り番やターナーまでも撃ち殺した時は
驚いた。
ナップとラティマが取った策は、一人が時間を稼ぎ一人は
向かいのビルの一室を陣取り狙撃の準備。
全ての事情を話してから亡くなるというのが如何にもドラマ
かな。

ところで最後まで出てこなかったヴァンス捜査官は何処に行っ
たのだろうか。やっぱりアンディに殺されたのか。

最後にシーズン2を臭わせる終わり方をするところがアメリカン
ドラマっぽい演出。シーズン2も製作されると良いな。

ナップ (ジェレミー・シフト) 私立探偵
コンラッド・ケイン (ティモシー・ハットン) 父
エリー・ケイン (ダナ・デラニー) 母
レオポルド・ケイン (ウィル・デントン) 息子 'レオ'
ラティマー・キング (デルロイ・リンドー) FBI捜査官

ターナー (Carmen Ejogo) ナップの助手
アンディ・アーチャー (Linus Roache) FBI捜査官
バージル・ハイエス (Mykelti Williamson) 用心棒

シュローダー (Doug Hutchison) 犯人 ジェームズ・デビエ
ロジャー・プライス (Ricky Jay) ケインの弁護士
ベローズ (Robert John Burke) 犯人
オットー (Otto Sanchez) 犯人
アトキンス (Michael Mosley) FBI
"会計士" (James Urbaniak) 犯人・殺し屋

ジャッキー・ハイエス (Audra McDonald) バージルの妻
アリス・ケイン (Lydia Jordan) 次女
オードリー・ケイン(Olivia Thirlby) 長女
エラ・キング (Susan Kelechi Watson) ラティマーの娘
イボンヌ・ガットマン (Madchen Amick) 犯人

リリー・カルフーン (Alison Bartlett) パイロットの元妻
トリッシュ・キング (Rosalyn Coleman) ラティマの妻
クワメ・キング (Khari Johnson) 息子

クーソ (David Patrick Kelly)
マデリーン (Elizabeth Marvel) 8年前の隣の患者
エールス (Adam Trese) 偽FBI
"オペレータ" (Robert Clohessy) 犯人
クレア・フィリップス (Meghan Rafferty) コンラッドの愛人
リチャード・ジャンセン (Tibor Feldman) レオ執刀医
アニー・フィリップス (Phyllis Somerville) クレアの母
ジェリー (Jason Cottle)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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