LAW&ORDER:クリミナル・インテント
Law & Order: Criminal Intent シーズン3





March 28, 2004
第18話 野望を秘めた妻 Ill-bred

脚本/Rene Balcer、Jim Sterling
監督/Steve Shill
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獣医師のモリー・シムズリーブズ担当官に対して出血して
いるのに調べないのかと問い詰める。13才の子にはよくある
ことだとするが、モリーは子宮炎の検査をすべきことを告げる。
信用出来ないのであれば勝手にしてくれという。
ペイジデールはホテルのベッドで話合っていた。計画を気づ
かれたかも・・・とデールは不安そうな顔を見せる。これは
俺たちの夢だとしてなんとかデールは言い聞かせる。
モリーは医師と話したが問題はなかったとデールに話す。
その姿を遠くからマーガレットは観察していた。娘のシェルビー
は学校に遅刻するとして急かすが・・・
デールはマーガレットに対してマクリントックは不調だと話す。

第68回冬期馬術競技会
マーガレットは夫のジェームズと参加していた。
マクリントックに対して馬の状態を尋ねる。最近調子が悪い
みたいねというマーガレットに対して明日の本番までには調子
が戻るさと語る。そんな中、マクリントックに電話がなると
問題が起きたとの連絡が入る。
モリーはパーティーの場で男性紳士から声を掛けられるが、
モリーが獣医師だと知るとスタッフが居るのかと卑下される。

そんな中モリーは厩舎へと向かうと馬が亡くなっていることを
知り驚きの声を上げる中、何者かによって襲われる。現場では
首からかけていた真珠のネックレスがバラバラになる。

ゴーレンとエイムズは現場へとやってくる。
週末の馬術競技会前の金曜日の夜にパーティーが開かれていた
が、その裏で殺害されたのである。夕食後に馬の様子を見に
来たモリーが殺害されたというもの。
馬の死因はネイルガンを頭を押しつけられたものだという。
ゴーレンは被害者の状況から、彼女は馬が倒れているのを知って
一度ひざまずいて助けようとしているであろう事を告げる。
更に現場に落ちている真珠のネックレスだが、ゴーレンは現場
に置いて有る診療バッグの中にも真珠の球が入って居ることを
知る。これは犯人が殺した後にバッグを閉めたのだろうとし、馬
を見ようとしたことを隠しているのだろうという。恐らく
顔見知りによる犯行だと。

亡くなった馬のオーナーであるマクリントックとその調教師で
あるロイ・ダニエルズから話を聞く。自分たちは優勝候補だ
ったこと。マクリントックは歯科医だが、ジャンプレースに
初めて参加したのが半年前にもかかわらず既に5回も優勝して
いる事を知り、優勝に恨み持っている人物がいるのではと疑う
エイムズ。

大会運営者から話を聞く。
競技者の名前がホワイトボードに書き出されていたが、
書き直しがされていることを知るゴーレン。そしてマクリントック
のことを最後に書いている事を知り理由を尋ねると、彼は風邪
を引いていると聞いたからだという。最近異変がなかったか
尋ねると、彼の馬がジャンプせず何度も鞭を使っていたこと
を知る。馬も風邪を引いたのかというエイムズ。
馬の傷を調べると肺出血を起こして鼻に血が出ているという。
これは激しい運動のせいだという医師。蹄の上に注射痕がある
事を告げ、運動能力向上薬が検出されているという。
フロセミドもまた検出されており、激しい利尿剤であることから
ドーピングをした後、競技前に検査をパスする為に利尿剤を
使ったであろう事を知る。ストレスを感じると馬は噛み付くこと
があるのだという。

3月22日(月)・94番桟橋
ダニエルズに話を聞くと、確かに馬の機嫌が悪かった事を聞く。
注射痕について尋ねる中、ゴーレンはあなたの本名はイタブズ
さんですよねと問う。過去、馬に薬物を与えて免許停止になって
いる事を告げ、その事実を当然知っているであろうマクリントック
が雇っていたことで確信犯だという。金曜日の夜、ライバルの馬を
殺してそれを見られたことでマクリントックが焦ってモリーを
殺害したのかと問う。しかしそれを否定するダニエルズは、
馬が我々に噛み付いた時には元気だった事を告げ、噛み付いてきた
のはマディソン家の馬なのだと語る。金曜日の昼間に噛まれた
もので、そうなった馬は厩舎の部屋から引き離すのだという。

ダイナーでリーブス担当官とデールは遭うとそろそろ潮時だ
言われる。しかしデールには明確な目標があるとしてここで
辞める訳にはいかない事を語る。

3月25日(木)・フィンデル牧場
3月29日(月)・スチュワート国際空港
3月31日(水)・ジョーズ・ダイナー
4月29日(日)・ジェームズ・タウンゼントのオフィス
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馬術前の大会でジャンプ競技に出る馬と獣医をしていた
モリー医師が突然殺害される。
競走馬ではドーピングをしていたり、勝つために色々と
工作しているが、調べていく内に馬殺しはあくまで殺人の
為のカモフラージュであることが分かり、狙われたのは
モリー医師だろうと推察。彼女の通話記録や当日殺害に
至る際の関係者のアリバイを尋ねて回ると、一頭の馬・
マライアは競技用ではなく、かつて観光用に使われていた
馬である事を知る。そんな馬が何故何度も海外遠征に
連れて行かれるのか・・・

馬の体内に入れて麻薬の密輸入していた流れと、
夫を馬主の奥さんと浮気させ、妊娠させた挙げ句金を
搾り取ろうとする人物の存在が明らかになる。

意外と単純なトリックで分かりやすく、馬の中でも性格のよい
馬のマライヤが、他の馬のご機嫌取りに使われるということ
と同時にして、今回の麻薬密売の容疑者である男もまた
妻や雇い主の女性から利用されていることが判明するもの。
競馬が好きな人ならば、「当て馬」という言葉は誰もが聞いた
ことがあるだろうけど、当て馬は、繁殖を促し、牝馬を興奮させる
為だけに用意される馬であり、実際の繁殖は種馬の牡馬に
置き換えられるという悲しい運命にある馬のことだ。

二つの異なる流れが有ってり分けて考えなければならない
ものだろうけど、金持ちの居る所には、色んな思惑が
ついて回り、金持ちとしての苦労というのも感じる
ところが有った。

この父親は息子が欲しかったとしていたけど、娘のことに
は殆ど目に入っていなかったのだろうか?

色んな目撃者もいるし状況証拠も掴んでいた状況だった
けど、より明確にするには自白は必至だということで、
容疑者三名に現場に訪れさせて、上手い事囚人のジレンマ
の如く雰囲気を作りつつ、本音を語る機会を与えた様だ。

使用人達が主人達の金を狙うことを考えるも
そういう人物を選ぶことは相当難しいことだろうね。


ロバート・ゴーレン (Vincent D'Onofrio) 天才刑事
アレクサンドラ・エイムズ (Kathryn Erbe) ゴーレンの右腕
ジェームズ・ディーキンス (Jamey Sheridan) 警部
ロン・カーバー (Courtney B. Vance) 検事
エリザベス・ロジャース (Leslie Hendrix) 検視局
--- (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)

ペイジ・ムレン (Dana Eskelson) デイルの妻
デイル・ムレン (Frederick Weller) ペイジの夫
マーガレット・タウンゼンド(Bronwen Booth) 妻
ジェームズ・タウンゼンド (Mark Pinter) 夫
シェルビー・タウンゼンド (Kayla Ny) 娘
Dr.ザッカリー・リーヴス (Drew McVety) 検査官
ロイ・ダニエルズ (Tom Stechschulte) 調教師
ニール・マクリントック (Rufus Collins) 歯科医
モリー・シムス (Tari Signor) 獣医師
ルーク・ブランスフィールド (Doug Barron)
トーマス・フィンデル (John Rue) 牧場主
タマラ・フランクリン (Sally Stewart)
クラレ・マクカーター (Jack Drummond)
フィンチ (Chance Kelly) 捜査官
ラビット・ウィンタース (Jeff Robins) 囚人、ドラッグ
ケッセル (Josh Philip Weinstein)
テディ (Teddy Sears)
パム (Tara Wilson)
ジョー (Kevin Sibley)



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